歩く・走るといったMove to earnをコンセプトにするブロックチェーンゲームは多数登場しています。
ただ「トークンを稼ぐためには時速◯km~◯kmの間でなければいけない」などの条件が付いていることも多く、自分のペースでプレイできないことを不満に感じている方もいるのではないでしょうか。
今回Pacific Meta マガジンが紹介するのは、移動距離によってトークンを稼げるMove to earnアプリ、Stepwatchです。
この記事の内容は以下の通りとなっています。
- ブロックチェーンゲームStepwatchの概要
- Stepwatchのゲームプレイにおける流れ
- Stepwatchの遊び方について
- Stepwatchでのお金の稼ぎ方
- Stepwatchの口コミを紹介
- Stepwatchは無課金でも稼げる?
トークンの獲得に移動速度は関係無いので、マイペースにプレイを続けられるはずです。
ブロックチェーンゲーム『Stepwatch』とは?
How to get started StepWatch?
1. Download the StepWatch app.
2. Register an account on the app's start screen.
3. Connect your wallet or skip this step.
4. Buy NFT Watch or use free version Watch
Experience the app and start exercising. pic.twitter.com/fNvSAzFnrS— Sprint I Ex-Stepwatch I M2E (@stepwatchglobal) October 31, 2022
運営会社 | SPLABS |
リリース日 | 正式リリース未定(2022年12月2日現在βテスト中) |
対応デバイス | スマホアプリ(iOS、Android) |
公式サイト | Homepage | Stepwatch |
公式ブログ | StepWatch Global – Medium |
英語:Stepwatch Global(@stepwatchglobal) 日本語:HDLabs_StepWatch_JP(@StepWatch_JP) |
|
Discord | Stepwatch Global Community |
Telegram | Contact @StepWatchAnnounements |
ホワイトペーパー | StepWatch Overview – Stepwatch English (gitbook.io) |
『Stepwatch』は、移動した距離に応じてトークンが稼げる韓国産のブロックチェーンゲームです。
正式版のアプリがいつから展開されるかは不明ですが、βテスト版が展開されている現時点でもトークンを稼ぐことは可能です。
ゲームプレイはスマホアプリからおこなうことができ、スマートウォッチとの連動など手間のかかる付随作業は必要ありません。
言語は基本的に英語ですが、公式サイトなどのコンテンツは日本語表示にすることも可能です。
ただ、日本語のTwitterアカウントは英語版に比べて少し情報が少ないので、できるだけ英語版を確認するのが良いでしょう。
Stepwatchの仕組み・システム
移動距離によってトークンを獲得するのが『Stepwatch』の基本システムですが、もう少し突っ込んでゲームシステムを見ていきましょう。
また、使用されているトークンの種類についても説明していきます。
ゲームシステムについて
ここでは『Stepwatch』に搭載されているモードや、プレイに必要なNFTの仕様について紹介していきます。
プレイできるモード
1人で淡々とプレイするソロモード以外にも、『Stepwatch』にはいくつかのモードが用意されています。
1つ目はミッションモードです。
こちらは、宝探しや他のユーザーを追跡するといった内容がミッションになっており、達成することでトークンが追加でもらえるなどの報酬が受け取れます。
他には、SNSで写真を共有するなどの要素も存在します。
2つ目はチームモードです。
これは、参加メンバー全員が100m以内の距離を保って運動するモードとなっています。
一緒に運動する人数を揃えるのは大変ですが、参加人数と所持しているNFTの合計によりボーナスが発生します。
さらに、今後はPvPモードも実装される予定(詳細は不明)です。
腕時計型NFTの仕組みについて
『Stepwatch』をプレイするにあたっては、腕時計型NFTを事前に所持しておく必要があります。
NFTはレア度によってトークン獲得の有効距離が決まっており、一番低いもので500m(無料NFTかコモン)、高いものでは3kmまで移動距離に応じたトークンが獲得可能です。
また、NFTには「Speed」「Quick」「Luck」「Carry」という4つのステータスがあり、レベル上げをして強化することができます。
- Speed:パフォーマンスバー(スタミナ)が溜まりやすくなる
- Quick:腕時計NFTの修理コストが節約できる
- Luck:アイテムがドロップする確率を上げる
- Carry:報酬(トークン)をもらえる量が増加する
各ステータスを伸ばすことで、獲得できるトークンの量が増えたり劣化のスピードが抑えられたりするので、効率良くトークンを獲得するためにはチェックしておきたい要素です。
使用されているトークンについて
『Stepwatch』で使用されているトークン(仮想通貨)は、基本的にSWEとSWPの2種類です。
- SWE:発行枚数が無制限のゲーム内トークン
- SWP:発行枚数に制限があるユーティリティトークン
SWPは上場しており、Polygonチェーンで展開されています。
また、ゲームで手に入れたSWEは、アプリを通してスワップしてSWPにすることが可能です。
さらに、SWPのステーキングではSWLDという特殊なトークンが入手できます。
SWLDは、Landと呼ばれる土地の購入に必要なトークンです。
Stepwatchの始め方・遊び方
続いて、『Stepwatch』を開始するまでの流れと、腕時計型NFTを入手するまでの流れについて説明します。
特にブロックチェーンゲームをあまりプレイしたことが無い人は、しっかり確認しておきましょう。
ゲームを開始するまでの流れ
冒頭の運営Twitterにも記載されている内容ですが、ゲーム開始までの流れは以下の通りです。
- StepWatch アプリをダウンロードする
- アプリのスタート画面でアカウントを登録をする
- ウォレットを接続する
- 腕時計型NFTを購入するか、無料版の腕時計を使用する
ブロックチェーンゲームとしては非常にシンプルな流れとなっています。
まだウォレットを導入していないという方は、先にMetaMask(メタマスク)などを導入しておきましょう。
NFTを入手するまでの流れ
腕時計型NFTの買い方ですが、公式のマーケットプレイスで入手できます。
NFTは仮想通貨のBNBかSWPで購入できますが、手っ取り早くを入手したいならBNBでの購入がおすすめです。
下準備としては、国内と海外の仮想通貨取引所への登録が必要で、登録後の手順は以下の通りです。
- 国内の仮想通貨取引所で任意の仮想通貨を購入する
- 購入した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所へ送金する
- 送金した仮想通貨をBNBと交換する
- BNBをMetaMaskへ送金する
- NFTをBNBで購入する
海外の仮想通貨取引所としては、BNBが購入できるところでBinance(バイナンス)が便利でしょう。
SWPを購入するなら、Gate.io(ゲートアイオー)やKucoin(クーコイン)、MEXC Global(メックスシーグローバル)などに取り扱いがあります。
コントラクトアドレスは公式サイトに記載があるので、確認しておきましょう。
Stepwatchでの稼ぎ方
『Stepwatch』での稼ぎ方は以下の通りです。
- 運動(長い距離を移動)してトークンを稼ぐ
- NFTの売却をする
- SWPトークンやNFTのステーキングをおこなう
シンプルなゲームシステムなので大した攻略要素はありませんが、レア度の高いNFTを使用することによって、より効率的にトークンを稼ぐことができます。
また、SWPトークンを使って装備スロットを拡張することで、同時に複数のNFTを利用するといったやり方も可能です。
資金に余裕がある方は試してみましょう。
長い間運動しないとNFTの耐久度が落ちてしまう「AFK(Away From Keyboard)」というペナルティが発生するため、1日にまとめて長い距離を移動するよりも毎日運動する習慣を付けておく方が良いでしょう。
複数のNFTをフュージョン(ミント)させることで新しいNFTを作り出すこともできます。
フュージョンを使ってNFTの性能を上げてからプレイする、あるいは売却価格を上げて手放すといった手法も有効です。
ステーキングについては、利用することでトークンやNFTを定期的にゲットすることができます。
トークンの売買自体で利益を得ることもできるので、換金する際はチャートで値段をチェックするようにしましょう。
Stepwatchの評判・口コミ
この見出しでは『Stepwatch』の評判についてTwitterのつぶやきよりいくつか紹介します。
ポジティブな意見 / ネガティブな意見に分けて紹介するので、どちらのツイートもバランス良く参考にしましょう。
Stepwatchについてポジティブな意見
朝早く起きたのでウォッチ!
原資回収終わってるから毎日の散歩で夕飯代が浮く
初期投資は大きくが一番やね
#StepWatch引用:Twitter
ブロックチェーンゲームと言えば利益が気になるところだと思いますが、原資回収できたという声もありました。
スロットを拡張してNFTを同時利用するなどして、しっかり初期投資をした方が長期的には有利になるようです。
Stepwatchについてネガティブな意見
ローンチから1日も休まず、やっと100万達成した‥なんか虚しい。
達成感はあるけどお金にならないんじゃね
皆さんどんな感じ?
#stepwatch #SWE #未来はあるのか引用:Twitter
こちらは100万SWEを貯めた方のツイートですが、SWE → SWP → 換金のレートが低くて稼げないという意見がありました。
最終的な利益は仮想通貨のチャートに左右されてくるので、値動きについては随時チェックするようにしましょう。
Stepwatchについて中立意見
いいところ
・上場強すぎ
・消化が簡単
・販売手数料かからない
・固定枚数の獲得で楽悪いとこ
・通貨の消費がすくない (レベル上げすぎで稼ぎが増えすぎなくて良いのか?今後の消費イベント等に期待)
・各国への展開が薄い?
・慣れればなんてことはないが、獲得通貨の移動がちょい面倒引用:Twitter
最後に、良いところと悪いところをまとめたツイートを紹介します。
良いところとしては手軽に少しずつ稼げるなど、悪いところとしては出金までの手続きが面倒などの内容が挙げられています。
Stepwatchは無課金でプレイしても稼げる?
結論から言うと『Stepwatch』を無料でプレイすることはほとんどできません。
一応無料時計はありますが、それを使ってプレイしても修理費用はかかるため結局SWPトークンを用意する必要があり、使い方が限られます。
獲得できるトークンも非常に少ないので、無課金ではお試しでプレイできるだけと割り切ったほうが良いでしょう。
ブロックチェーンゲーム『Stepwatch』についてのまとめ
今回Pacific Meta マガジンでは、移動距離でトークンを稼げるブロックチェーンゲーム、Stepwatchについて紹介しました。
この記事のポイントを改めて整理します。
- 『Stepwatch』は、β版が展開中の韓国産Move to earnゲーム
- ソロでひたすら歩く以外にも、ミッションをクリアするモードや仲間と歩くチームモードなどがある
- 使用されているトークンは、ゲーム内トークンの「SWE」とユーティリティトークンの「SWP」、Landと呼ばれる土地の購入に必要な「SWLD」
- プレイヤーはアカウント登録をした後、腕時計型のNFTを購入してからプレイを開始する
- 腕時計NFTはSWPもしくはBNBを使って購入できる
- 効率良く稼ぐなら、複数のNFTを使いつつ毎日欠かさず運動するといったやり方が必要
- 稼ぐことが目的なら、無課金ではなくある程度まとまった初期投資をした方が良い
日本語でもある程度の情報は発信されているので、日本人でも入っていきやすいはずです。
また、運動する時間や動く速さを気にする必要が無いので、他のアプリと並行してプレイする人にとっては組み合わせやすいのではないでしょうか。