ウォーキングやランニングなど、身体を動かすことでトークンを稼ぐことができるMove to Earn(M2E)プロジェクト。
STEPNの成功を受け、様々なプロジェクトが展開されていますね。
そんな中、新しいM2Eプロジェクトとして注目されるのがTRACER(トレーサー)です。
今回Pacific Meta マガジンでは、TRACERについて以下の内容をお伝えします。
- TRACERの基本情報
- TRACERはどんなゲーム?
- TRACERの始め方・遊び方
- TRACERで稼ぐ方法
- TRACERの評判・口コミ
- TRACERは無課金でプレイできる?
TRACERのゲームモデルで特徴的な部分についても紹介しています。
TRACERの基本情報
リリース日 | 未定(2023年1月現在 パブリックベータ中) |
対応デバイス | iOS/Android |
ブロックチェーン | Polygon/NEAR |
使用トークン | TRC(インゲームトークン) HLT(ガバナンストークン) |
対応言語 | 英語・韓国語 |
公式サイト | TRACER | The Most Sustainable M&E on Web3 |
TRACER(@Official_Tracer) | |
Discord | TRACER |
Telegram | TRACER_Official_EN |
Mediu | TRACER |
TRACER official(@tracer_nft) |
TRACER(トレーサー)は、韓国発のMove-to-Earn(M2E)をモデルとしたブロックチェーンゲーム(BCG)です。
ウォーキングやジョギング、ランニングなど、プレイヤーが実際に現実世界を移動することで報酬を獲得できます。
TRACERのプレイには、3Dグラフィックで表現されたNFTシューズを使用します。
シューズは全部で4つのパーツに分かれており、それぞれに独自のステータスが設定されているのが特徴です。
ブロックチェーンは、PolygonとNEARの2種類に対応。
NEARでは初となるM2Eプロジェクトとしても話題になりました。
プロジェクト発表から注目度は高く、クローズドベータ時には1万個のシューズNFTが1秒で完売。
OpenSeaの販売量ランキングでも1位になった実績を持っています。
2023年1月現在はパブリックベータの段階であり、正式リリースの時期は未定です。
TRACERの仕組み
TRACERのゲームモデルについて紹介します?
2つのマルチブロックチェーンに対応
TRACERは、以下の2つのブロックチェーンに対応しています。
- Polygon(MATIC)
- NEAR(NEAR Protocol)
これまでNFTではETH(イーサリアム)が主要な通貨として使用されてきました。
しかし、規模が大きくなったことによるガス代高騰の流れを受け、近年注目されているのが上記のような脱ETHの銘柄です。
TRACERは、NEARでは初となるNFTベースのM2Eプロジェクト。
NEARを運営する「NEAR Foundation」から正式に支援を受けています。
ブロックチェーン運営がオフィシャルパートナーということからも、期待度・完成度が高いプロジェクトということがわかりますね❗️
4つのパーツから構成されるNFTシューズ
TRACERのNFTシューズは、4つのパーツから構成されてはじめて一つのシューズとして機能するのが特徴です。
TRACERのシューズパーツ・ステータス | |
BODY(本体) | MAGIC(魔力):魔力が高いほどTierシステムの獲得ポイントが増加 |
LACES(靴紐) | EFFICIENCY(効率):効率が高いほどTRCの獲得量が増加 |
GEAR(装備) | 幸運が高いほどラッキーボックスの入手確率が増加 |
SOLE(靴底) | 耐久性が高いほどシューズの耐久力が増加 |
パーツにはそれぞれステータスが設定されており、レア度やレベルによって数値が変化します。
効率よくTRCトークンを獲得するには、ステータスの高いパーツを組み合わせることが重要です。
ブリーディングシステムの撤廃
TRACERでは、ゲーム内でのブリーディング要素を採用していません。
ブリーディング(繁殖)とは、2つ以上のNFTアイテムを合成して新しいNFTを生成することです。
多くのBCGで採用され人気の高いシステムですが、市場にNFTが過剰供給されることでトークンの価値が下がってしまう危険性が指摘されています。
TRACERはブリーディングシステムを導入する予定がないこと、将来的に導入しても最小限に抑えることを宣言しています。
TRACERの遊び方
ここからは、TRACERの始め方から序盤のゲームフローを解説します。
これからTRACERを始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね❗️
TRACERの始め方
TRACERはiOS/Androidのデバイスでのプレイが可能です。
2023年1月現在、OBT(オープンベータテスト)アプリが各アプリストアで配信中です。
TRACERのアカウントを作成する
TRACERのアカウント登録は以下のステップで行います。
- iOS App StoreまたはGoogle Play StoreでTRACERアプリをダウンロード
- アプリを起動して「Start Tracer」をタップ
- 携帯電話番号を入力(国番号(日本)は+81)
- SMSで受け取った認証コードを入力
- ユーザー名を入力して登録完了
ウォレットを作成する
アカウントが登録できたら、ウォレットを作成しましょう。
ウォレットはアプリ内のインベントリタブから作成が可能です。
外部マーケットプレイスでNFTを購入したり、トークンの出入金をするにはウォレットが必要になります。
TRACERを継続してプレイするのであれば、早めに作成しておきましょう。
注意点として、ウォレット作成時に設定する6桁のパスワードと12単語で構成されるシークレットフレーズは忘れないように管理しておく必要があります。
特に、シークレットフレーズはパスワードがわからなくなった場合にウォレットを復元するためのとても重要なコードです。
第3者の目に触れないよう、大切に保管しておいてください。
TRACERの遊び方
アカウントの登録が完了したら、早速TRACERアプリを起動してエクササイズをスタートしてみましょう❗️
基本的なゲームフローは以下の通りです。
- 仮想通貨取引所からNEARをTRACERウォレットに送金
- ゲーム内マーケットプレイスでNFTシューズ・パーツを購入
- NFTシューズを装着してウォーキング・ランニングをする
- 報酬(TRC)を受け取る
報酬の獲得効率は使用しているNFTシューズのステータスに依存します。
初期投資をして高ステータスのシューズを入手することで、効率よくTRCを稼ぐことができますよ。
無課金の場合は、NFTシューズを所持せずにゲームをスタートすることになります。
やることは変わりませんが、報酬の獲得効率はNFTシューズ使用時に比べて低くなってしまうことを覚えておきましょう。
TRACERの稼ぎ方
ここからはTRACERの稼ぎ方について解説していきます?
Move to Earn(M2E)で稼ぐ
TRACERの稼ぎ方で基本となるのは、歩いたり走ったりして稼ぐMove to Earn(M2E)です。
NFTシューズを装備した状態で運動すれば、報酬としてトークンを獲得できます。
得られる報酬は装備しているNFTシューズのステータスに依存するため、稼いだトークンを使ってシューズを購入・強化し、より高い報酬を目指すといったサイクルが重要です。
また、TRACERにはゲームのスタミナにあたるSPARKという要素があり、SPARKがない状態で運動しても報酬を受け取ることができません。
所持しているシューズ数に応じて最大SPARK数が変わってくるため、最大効率で稼ぎたいのであればシューズの購入を検討しましょう。
無課金の方はベアフットモードを利用すれば、NFTシューズがなくてもプレイすることが可です。
効率は下がりますが、広告動画を視聴することで報酬を受け取ることができますよ。
シューズをNFTマーケットプレイスで販売する
TRACERのNFTシューズやパーツ、アクセサリは、NFTマーケットプレイスでの売買が可能です。
出品したNFTが購入されると、設定したNEARまたはMATICを受け取ることができます。
2023年1月現在、OpenSeaにおける「TRACER OFFICIAL NFT」コレクションには10,000アイテム以上が登録されており、total volumeは442 ETH、floor priceは74.9 MATICとなっています。
TRACERの口コミ・評判
ここからは、TwitterでのTRACERに関する口コミ・評判を紹介します?
めちゃくちゃかっこいい~~
でざいん最高!引用:Twitter
TRACER のOBTも始まったよ
ついに自分の靴が使える…
真っ白のシューズで毎日頑張ります引用:Twitter
面白そうなM2E
スニーカーが3Dでこれから流行りそうな予感引用:Twitter
引退準備します。
今アプリを起動して歩いてきたのですが、私の住む地域で冬のM2Eは、無理ゲーだと実感しました。
雪も降っており、冷たい北風がボーボー
そして、寒い引用:Twitter
Twitter上ではスニーカーの3Dモデルの評判がよく期待している方が多いという印象を受けました。
OBTのタイミングなので、モチベーションの高いプレイヤーが多いようですね。
先行のM2Eの問題点をよく研究して設計されているという意見もあります。
他のM2Eプロジェクトと平行してプレイ中という方もおり、今後の盛り上がりにも期待できるのではないでしょうか❗️
TRACERは無課金でプレイ可能?
?[ Public Beta Events! ]?
With the support of TRACERs,
TRACER has finally opened its Public Beta ?We are hosting some events to return the love and valuable gifts are prepared♥️♥️
First is a Gleam event in the link below
http://bit.ly/OBT_event引用:Twitter
TRACERはFree to Play(F2P)を謳っており、無課金でのプレイが可能です。
無課金だとNFTシューズを所持していない状態でのスタートになりますが、M2Eや広告動画の視聴で報酬(トークン)を受け取ることが可能。
初期投資なしでプレイできるので参入のハードルは低いといえますね。
また、TRACERでは「T-Raffle」という抽選イベントが定期的に開催されています。
この抽選では、当選者は4種のシューズパーツを定価で購入する権利を獲得します。
しかし、シューズ未所持者しか参加することはできません。
普段は高騰してしまっているNFTシューズを格安で購入できるイベントであり、無課金でもNFTシューズを手に入れるチャンスが用意されているのは嬉しいですね。
気になっているという方は、まずはお試しに軽くプレイしてみてはいかがでしょうか❗️
TRACERについてのまとめ
今回Pacific Meta マガジンでは、TRACERについて以下の内容をお伝えしました。
- TRACERはマルチブロックチェーンに対応したM2Eプロジェクト
- ブロックチェーン運営チームがオフィシャルパートナーで今後の発展に期待
- TRACERは完全無課金でゲームを始めることができる
- TRACERのシューズNFTは4つのパーツで構成される合成・分解が可能なコンポーザブルNFT
- 2023年1月現在はパブリックベータテストの段階
TRACERは初期投資なしでもプレイすることができ、誰でも気軽に参入できるのがメリットです。
健康的な生活と持続可能性に焦点が当てられており、長く楽しみたいという方におすすめのプロジェクトとなっています。
2023年はアチーブメントシステムやチーム協力モードの実装も予定されており、さらなる発展が期待されるTRACER。
興味のある方は、正式リリースの前にいち早く始めてみてはいかがでしょうか❗️