ゲームディレクターはゲーム開発を統括する重要な役職です。
それだけ影響力があり責任の重いゲームディレクターは、いったいいくらぐらいの年収になるのでしょうか。
そこで今回eスポでは以下の内容をご紹介していきます。
- ゲームディレクターの平均的な年収はどれくらい?
- ゲームディレクターとして年収を上げる方法
- ゲームディレクターに就職するためにおすすめの専門学校
その他にも雇用形態や年代、地域別での平均年収についてもご紹介していきます❗️
ゲームディレクター以外のゲーム業界における職種の平均年収について知りたいという方はこちらの記事も合わせてご覧ください!
【雇用形態別】ゲームディレクターの平均年収
いきなり本題ですが、ゲームディレクターの平均年収はいくらぐらいなのでしょうか?
正社員の場合と派遣社員の場合を見てみましょう。
正社員
ゲームディレクターの仕事の平均年収は約523万円。日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。
引用元:求人ボックス.com
こちらの引用元のサイトを参考にするとゲームディレクターの平均年収は約523万円と他の職に比べて高い水準にあることが分かります。
月給に換算すると約44万円となり、こうみても責任の重い仕事だけあって、高年収な職と言えるでしょう。
派遣社員
派遣社員では平均時給が1,899円となっています。
引用元:求人ボックス.com
ゲームディレクターの派遣社員での平均的な時給は約1,899円とこちらも他の職に比べて高い傾向にあるのが分かりますね。
【年代別】ゲームディレクターの平均年収
続いてはゲームディレクターの年収を年代別で見てみましょう。
年代別の年収を紹介するにあたって以下の記事を参考にさせていただきました。
引用記事:ゲームプロデューサー・ディレクターの年収まとめ (給料/平均年収/企業名などを集計)
20代前半
20代前半の平均年収は約416万円となっています。
引用元のサイトでは実際にゲームディレクターの方から調査した年収の平均を割り出しているのですが、最高年収が1,000万円と20代前半でも実力次第でかなり稼げるのが分かります。
20代前半はまだ就職して数年という短いキャリアでありながら、年収を400万円以上稼げる可能性があるのは夢がありますね。
20代後半
20代後半の平均年収は約401万円となっています。
調査している人数の関係で20代前半よりも低くはなってしまっていますが、これでも高水準の年収ではないでしょうか。
それほど若い年代であっても実力さえあれば高収入が見込めるということでしょうね。
30代
30代の平均年収は約546万円となっています。
30代となると平均年収は一気に上がっていますね。
この傾向からもキャリアを積んでいけば年収も右肩上がりで上がっていくのが分かります。
40代以上
40代以上の平均年収は約640万円となっています。
40代を超えると平均年収も600万円を上回ってきます。
他の職に比べるとかなり高水準なので、やはりゲームディレクターは稼げる仕事だということが分かりますね。
【地域別】ゲームディレクターの平均年収
続いてはゲームディレクターの年収を地域別に見ていきましょう。
今回は東京、神奈川、大阪の3都市での平均年収を比較していきます。
平均年収を比較するにあたって以下のサイトを参考にしました。
引用元:求人ボックス.com
東京
ゲームディレクターの東京都での平均年収は約523万円となっており神奈川に次いで2番目の高さになっています。
地域で見ると全体的に関東地方の方が収入は高い傾向にあるようです。
神奈川
東京を押さえてゲームディレクターの平均年収が一番高かったのが神奈川県でした。
その平均年収は約530万円となっています。
こちらの神奈川県や東京都は求人の数でも他の都道府県よりも多いのでゲームディレクターになるなら神奈川県や東京都付近がおすすめと言えるでしょう。
大阪
大阪府のゲームディレクターの平均年収は約489万円となっています。
大阪府も大きな都市なので年収は高めかと思いきや、関東地方に比べるとやや年収の水準が下がるのが分かります。
ただ求人の数は多いので大阪でゲームディレクターを目指すのも悪くはないでしょう。
ゲームディレクターとして年収を上げるには?
続いてはゲームディレクターとして年収を上げるにはどうしたらいいのかについて見ていきましょう。
スキルを身につけて社内でキャリアアップする
キャリアアップするにはやはりスキルが必要です。
ゲームディレクターは現場全体をまとめる重要な立場です。
そのためさまざまな幅広い知識を身につけていないと社内でキャリアアップは出来ないでしょう。
実際にスキルを身につけるために開発の案件に実際に取り組むのもいいでしょう。
スキルや経験を活かして転職する
地道に身につけたスキルや経験を活かして大手の会社に転職するという方法もあります。
今よりも上の会社に転職となるとそれに応じたスキル、経験が必要になってくるので今の会社でどれだけ成果を残せるかが重要になってきます。
さらに上を目指すためにまずは今の仕事を全力で取り組みましょう。
下記の記事では「ゲームプランナー 年収」について詳しく解説しています。
ぜひ、こちらの記事もあわせてご覧ください!
ゲームディレクターとして年収をあげるなら転職エージェントがオススメ!
ゲームディレクターとしてスキルアップして年収をあげていきたいのなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
ということでeスポがおすすめする転職エージェントを2つご紹介します。
マイナビクリエイター
最初におすすめするのはマイナビクリエイターです。
マイナビクリエイターはwebやゲーム業界専門の転職エージェントです。
ゲーム業界専門だからこそのノウハウを生かした転職のサポートをしてくれます。
クリエイティブ業界では必須のポートフォリオの作り方や添削など専任のキャリアアドバイザーが無料で行ってくれます。
その他、履歴書や面接の対策など転職にまつわる大事なことをサポートしてくれるのです。
そのためゲームディレクターとして年収アップをしたいのならマイナビクリエイターに登録するのをおすすめします。
マイナビクリエイターについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
G-JOBエージェント
続いて紹介するのがG-JOBエージェントです。
ゲーム業界への転職ならG-JOBエージェント!というくらいゲーム業界に特化した転職エージェントです。
ゲーム求人数は3,400件以上で、業界NO.1を誇ります。
正社員だけでなく、派遣社員や契約社員、アルバイト、フリーランス向けの案件など色々な雇用形態での紹介を受けられるのも特徴です。
ゲームディレクターとしてキャリアアップしたい方やゲームディレクターに転職したい方などにはぜひおすすめの転職エージェントとなっています。
G-JOBエージェントについてもっと詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください!
ゲームディレクターの業務内容
ゲームディレクターはゲームの企画から携わり、制作の際には全てのクリエイターをまとめて指示を出す必要があります。
プロジェクトのスケジュール管理や、スタッフの管理まで全てを担うゲームディレクターの業務内容はゲーム制作の核と言ってもいい重要な仕事と言えるでしょう。
ゲームディレクターに求められる能力
ゲームディレクターには現場をまとめるリーダーシップや納期やスケジュールを管理する管理能力。
その他、さまざまなクリエイターに的確な指示を出すための幅広い知識が必要になってきます。
理系出身が多いと言われているゲーム業界で文系出身でも活躍できるのか、詳しく知りたいという方はこちらの記事も合わせてご覧ください!
ゲームディレクターに就職するなら専門学校!
ゲームディレクターになるには専門学校で学ぶことをおすすめします。
ということで続いてはeスポがゲームディレクターに就職するためにおすすめする専門学校を3つご紹介します。
総合学園ヒューマンアカデミー ゲームカレッジ
最初に紹介するのはゲームの専門学校である総合学園ヒューマンアカデミーゲームカレッジです。
こちらの専門学校はゲームの専門学校と謳っている通り、完全未経験からでもゲーム業界への就職実績も多数あります。
こちらの専門学校では長期のインターシップを実施しているなど、現場で必要になる知識やスキルを得られやすい環境になっています。
しかもそのインターシップ先に学生の7〜8割が就職するなど、就職がしやすい環境にあるとも言えるでしょう。
卒業後即戦力として働いていきたいという方にはこちらの専門学校はとてもおすすめです。
気になった方はぜひ資料請求をしてくださいね。
アミューズメントメディア総合学院
アミューズメントメディア総合学院はゲームプログラマー学科やゲームクリエイター学科などゲーム学科の業界就職率が94%。
アニメーション学科の業界就職率が100%と、高い就職実績を誇るゲームやアニメなどのエンターテイメントの専門学校です。
その中のゲームクリエイター学科では未経験からゲームの開発やゲーム業界へ就職するための専門的な教育を学ぶことができ、ゲームディレクターはもちろんゲームプロデューサーなども目指せる学科となっています。
プロと同じ順序でゲーム開発ができる実習になっているので、就職後もすぐにスキルを活かすことができるでしょう。
こちらのアミューズメントメディア総合学院が気になった方はぜひ資料請求してみてくださいね。
代々木アニメーション学院
最後に紹介するのが代々木アニメーション学院です。
「面白いゲームを作ってみたい!」
「自分が好きなゲームに関わる仕事がしたい!」
という方におすすめの専門学校です。
代々木アニメーション学院の卒業生は声優の「水樹奈々」さんや「中村悠一」さんなどエンタメ業界の名だたるメンバーがいることでも有名ですね。
ゲームディレクターも目指せるゲーム総合科では、ゲームを制作する上で必要になる総合的な能力を伸ばすことを目標に実践で必要なスキルを学べます。
未経験からでも一歩ずつ学べるカリキュラムになっているので、初学者の方でも安心です。
代々木アニメーション学院ならではの就職サポートもあり、卒業後はその道のプロとして活躍できることでしょう。
有名なゲームディレクターの年収はどれくらい?
ゲーム好きであればゲームディレクターとしてさまざまな人を思い浮かべることができるかと思います。
今回はその中からスマブラの生みの親であり、有限会社「ソラ」の代表である桜井政博さんの年収についてみていきます。
全体の給与幅としては359〜839万円と比較的広いため、勤務先や経験・求められるスキルによっても大きな差があると見受けられます。
引用元:求人ボックス
桜井政博さんの詳しい年収は分かりませんでしたが、こちらの記事を参考にすると一般的なゲームディレクターの年収は約359万円から約839万円程度の幅にあるといわれています。
大人気ゲームをいくつも生み出している桜井政博さんはこの年収幅の上の方、もしくはそれ以上の年収を稼いでいる可能性が高いでしょう。
ゲームディレクターの年収についてのまとめ
今回eスポではゲームディレクターの年収について見てきました。
それでは本記事の内容を振り返ってみましょう。
- ゲームディレクターの平均年収は約523万円(正社員)
- ゲームディレクターは東京、神奈川などの関東地方の方が年収の水準が高い
- ゲームディレクターとして年収を上げるにはスキルを身につけてキャリアアップかスキルを活かして転職する
- ゲームディレクターに就職するなら専門学校がおすすめ
ゲームディレクターの年収は他の職種に比べて高い傾向にあることが分かりましたね。
ゲームディレクターは年収の面でもやりがいの面でも夢のある仕事といえるので、気になっている方はぜひ目指してみるのもいいでしょう❗️