日本のアニメは子供だけでなく、大人でも楽しめるストーリーや魅力的なキャラクターが多く、海外でも大きな人気を呼んでいます。
アニメは子供が見るものという先入観をとっぱらった日本のアニメは、質の高いアニメーターの手によって支えられています。
そんなアニメーターを目指している人には、ぜひ英語も同時に学んでいただくのをおすすめしたいと思います。
そこで今回eスポではアニメーターと英語について以下の内容でご紹介していきます。
- そもそもアニメーターって?
- アニメーターに英語力は必要なのか
- アニメーターの英語力が高いことによるメリットについて
- アニメーターの英語力はどれぐらいあればいい?
その他にもアニメーターに転職する際に利用したい転職エージェントについてもご紹介します。
アニメーターとは?
そもそもアニメーターってどんな仕事をする人たちなのでしょうか?
アニメーターには大きく分けて2種類に分類されます。
それは主に原画マンと動画マンと呼ばれ、アニメの原画を描く工程が原画マン。
原画と原画を繋いで動画にするのが動画マンです。
ちなみにアニメの重要な鍵となる原画を描くことを英語でkey Animation(キーアニメーション)といいます。
簡単に言うと、普段私たちがアニメ制作でイメージする何枚も絵を描いてパラパラ漫画のように動画にする仕事をしている人たちのことをアニメーターと呼ぶわけですね。
もともとアニメはアニメーション(animation)の英語を略した和製英語です。
そんなアニメを作る人を英語で「animator(アニメーター)」というわけです。
「アニメーター 仕事」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
アニメーターに英語は必要?
ずばりアニメーターに英語は必要なのかというと、日本のアニメ業界で英語が必要な機会は現状まだ少ないです。
しかしジブリ作品をはじめ、日本でも歴代興行収入を塗り替えた「鬼滅の刃」など、海外に展開している作品がどんどんと増えていますよね。
そういった最新のトレンドや技術を海外から取り入れるためには英語力はあるに越したことはありません。
アニメの海外展開はどんどん広がっていくので、今後のことを考えて英語を今のうちから学んでおくのをおすすめします。
アニメーターが英語を学ぶ3つのメリット
では実際にアニメーターが英語を学ぶメリットを3つ挙げてみたので、それぞれ詳しく解説していきます。
SNSを通じて海外のアニメファンと交流できる
今は日本で作られたアニメ作品の感想を、SNSを駆使すれば海外からでも簡単に手に入れることができる環境となりました。
先ほど挙げた「鬼滅の刃」以外にも女性向けソーシャルゲームなど海外に人気の作品は多くあります。
英語ができることで海外のアニメファンと交流ができたり、海外の声を取り入れることでアニメ制作の質も上げることができます。
このことからもアニメーターに英語を学ぶメリットは大きいと言えるのではないでしょうか。
アクセスできる情報量が格段に増える
英語ができると海外のアニメ作品を見ることができるというメリットもあります。
海外のアニメとなると日本とはまた違う技術が使われており、見るだけでも勉強になるでしょう。
その他海外の文献を読むことができたり、海外で今流行ってるトレンドの技術をいち早く取り入れることができます。
このように英語ができるというだけで、他のアニメーターとの大きな差別化にも繋がります。
海外での活躍の機会が増える
英語ができることによって海外にまで仕事の幅を広げることができます。
具体的な例を挙げると、日本のアニメの海外版を出す際や海外アニメのCGを担当するなど、英語ができないと担当できない仕事があります。
英語ができるとそんな仕事のチャンスを掴みにいくことができ、自身のスキルアップにも繋がるでしょう。
アニメーターの英語力はどのくらい必要?
では実際にアニメーターにあるといい英語力ってどれほどのものでしょうか?
英語ができるといっても英語の勉強には終わりがないので、一つの英語学習の目標として参考にしてみてください。
会話なら中学卒業程度、単語は高校卒業程度が必要
英語で会話をできるようになるには中学校卒業程度の文法は最低限抑えておく必要があります。
わかりやすく言えば英検3級ぐらいが目安でしょうか。
単語で言えば高校卒業程度(TOEIC600以上)の単語力があれば会話は比較的できるようになるでしょう。
このことからも必ずしも、英語をものすごく勉強して極めないといけない。というわけではないことが分かりますね。
文法の勉強にはこちらの問題集を、
単語の勉強にはこちらの問題集がおすすめです。
発音は完璧でなくてはいけない?
アニメーターとして英語を話す際にネックになるのが発音の問題です。
日本人はネイティブな発音ができないと恥ずかしさを感じることから英語を喋るのに尻込みしてしまう人が多いです。
しかし拙い発音であったとしても基礎的な文法力と単語力があればネイティブにも十分伝わります。
なので英語を話す上でいちばん大事なのは滑らかな発音ではなく、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢だということを覚えておきましょう。
英語が使えるアニメーターは転職にも有利!
英語が使えるアニメーターは他のアニメーターと比べて差別化され需要がとても高いです。
そこでアニメーターに転職する際に利用したいおすすめの転職エージェントを2つご紹介します。
マイナビクリエイター
マイナビクリエイターはマイナビがを提供する、ITやWeb業界といったクリエイティブ職に特化した転職サービスです。
マイナビクリエイターのエージェントは実際にその分野に精通しており、現場のこともよく把握しています。
そのため、転職に関するあらゆる面で徹底的なサポートを受けられます。
アニメーターというクリエイティブな職に転職を考えている人は申し込みも全て無料なのでぜひ利用してみるのをおすすめします。
G-JOBエージェント
G-JOBエージェントはゲーム業界に特化した転職エージェントです。
実際に3年以上ゲーム業界で働いていた経験豊富なコンサルタントがサポートしてくれるので、ゲーム業界に転職したい人にはとても心強い転職サービスです。
さまざまな雇用形態で検索もできるので、自分のライフバランスにあった仕事を探すことこができるでしょう。
「G-JOBエージェント」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
「アニメーター 転職」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
アニメーターに英語は必要?のまとめ
今回eスポではアニメーターに英語は必要なのか?ということについてご紹介してきました。
最後に今回の内容を振り返ってみましょう。
- アニメーターに英語は必須ではないがあると他のアニメーターと差別化になって有利
- アニメーターが英語を学ぶことで海外の仕事に繋がることがある
- アニメーターの英語力は中学卒業程度の文法力と高校卒業程度の単語力が必要
アニメーターにとって英語力はなくても問題ありません。
しかしアニメーターとしてさらにスキルアップしたい場合は英語ができると仕事の幅が広がるので学ぶ価値は大いにあるでしょう。
ぜひ向上心の高い人は英語も頑張って勉強してみてくださいね!