ゲーム開発のプログラミングを担当し、面白いゲームを開発するために尽力するゲームプログラマー。
今回Pacific Metaマガジンでは、ゲームプログラマーには英語が必要かどうかについて以下の内容を中心にご紹介します。
- ゲームプログラマーの仕事内容
- ゲームプログラマーに英語が必要かどうか
- ゲームプログラマーが英語を習得することで得られるメリット
- ゲームプログラマーとして取得しておきたい英語の資格・スキル
ゲームプログラマーの英語の必要性について詳しく掘り下げていくので、ぜひ最後までご覧ください。
ゲームプログラマーの仕事内容は?
ゲームプログラマーは、設計書や企画書、仕様書をもとにゲームのプログラミングを行う職業です❗️
キャラクターの細かい動きや背景の流れ、効果音など、システム通りに動くようプログラミング言語を用いて構築していきます。
どんなに面白いゲームが考案できたとしても、それを実現できなければ意味がありません。
ゲームプログラマーはプロデューサーやディレクター、クライアントの要望に沿ってゲームを作り出すという重要な役割を担っています。
他のゲームプログラマーやスタッフと協力してゲームを作っていきます。
ゲームプログラマーに英語は必要?
ゲームプログラマーにとって、英語は絶対に必要という訳ではありません。
現在は既に使い方が広く周知されている優秀なソフトや本が多くありますし、海外製品も翻訳されているものがほとんどです。
当然日本の会社に勤めれば仕事のやり取りも日本語で行われるため、英語を話せなくても仕事は進められます。
基本的には、プログラミング言語を習得していることが必要条件です。
ただ、仕事の幅を広げるうえで英語を習得しておくことをおすすめします✨
英語が分かれば、まだ日本になじみのない海外の優秀なソフトの使い方もすぐに分かります。
海外の人とのコミュニケーションもスムーズに取れるでしょう。
そもそもプログラミング言語は全て英語で作られています。
丸暗記してしまえばいいと思うかもしれませんが、意味を理解していなければ本当に言語を習得できたとは言えません。
そして、プログラミングに関する最新情報は海外から発信される傾向があります。
いち早く情報をキャッチし、自分のものにするためにも英語を勉強しておいて損はありません。
「ゲームプログラマー 勉強」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
ゲームプログラマーが英語を習得するメリット
ゲームプログラマーが英語を習得するメリットを3つ紹介します❗️
使えるソフトの幅が増える
日本で広く使われているソフトは、使い方に関して日本語の説明や本、サイトなどが展開されています。
一方、海外で開発されたばかりのソフトは、まだ使い方を知らない日本人が多く説明も基本的には英語です。
英語が分かればそういった情報を素早くキャッチして、いちいち翻訳しなくても使い方が分かります。
今まで使っていたソフトにはない機能がついていたり、より効率よく仕事を進められたりするととても便利です。
まだ日本になじみがないソフトでも、使い方が広まる前に自分で使うことができるのです。
そうして使えるソフトの幅が広がっていけば、仕事ができるゲームプログラマーへと近づいていけるでしょう。
応募できる求人が増える
求人によっては、応募条件に英語必須という記載があるものも存在します。
ゲーム会社によっては海外進出を狙っていたり、既にその事業を展開したりしているケースもあります。
そのため、もとから英語が分かる・話せるゲームプログラマーを募集しているという訳です。
また、必須でなくても英語が分かる人が歓迎されることも少なくありません。
ゲームプログラマーとしてもっと別の仕事をしたいと思って転職する場合、英語ができることは採用に有利な条件となり得るのです。
フリーランスで働いていたとしても、同様に受注される仕事の幅を広げることができます。
年収が上がることに繋がる
英語が分かると仕事の幅が広がることは述べました。
そして、仕事の幅が広がるとその功績を認められ、さらに大きなプロジェクトを任されることに繋がっていくでしょう。
そうしてどんどん自分のスキルがアップし、また功績を作って大きな仕事に携われる可能性が広がっていきます。
外国人のクライアントやスタッフと適切にコミュニケーションも取れるようになります。
また、海外ユーザーの意見を反映させることで、日本人だけでなく世界に通用するゲームの開発が可能です。
貴重な意見の発信者となることで、また社内での地位が向上することが予想されます。
そうやってチャンスを自分のものにしていけば、より大きな会社で働けたり重要なポジションについたりして、年収がアップするしていくことが十分考えられます。
ゲームプログラマーが英語を勉強する方法
ゲームプログラマーが英語を勉強する方法はいくつかあります。
主なものは以下の通りです。
- 独学
- 英語教室
- 留学
今は本や参考書を買わなくても、動画やアプリで勉強ができる時代です。
上手く取り入れれば自宅に居ながら英語力を身に着けられるでしょう。
ただ、自分で何から勉強すれば良いか分からないという人は、英語教室や英会話スクールに通ってください。
基礎からしっかり勉強することで、プログラミングに関係する以外の英語も理解できるようになります。
実際に話す能力を身に着けたい場合、留学という手もあります。
海外に行くことで外国人がどのように英語を話しているかがより分かりやすくなり、また英語を話さなければ人とコミュニケーションが取れないことから英語力を鍛えていける可能性が高いです。
時間やお金をどの程度かけるか考え、自分にあったものを選んでください。
ゲームプログラマーにおすすめな英語の資格・スキル
ゲームプログラマーが取得するべき英語の資格・スキルを3つ紹介します❗️
TOEIC
国際コミュニケーション英語能力テスト通称TOEICは、ゲーム業界に限らずビジネスシーンで最もポピュラーな英語の試験です。
聞き取りと読解の2つの形式てテストが行われ、自分が獲得した点数が開示されます。
何点で合格というものではなく、点数によって英語力がランク分けされます。
点数が高ければ高いほど英語力が高い証明になるため、英語ができるアピールがしたいのであれば700点、広く英語で仕事を展開していくことためには800点を狙っていきましょう。
TOEFL
TOEFLは「外国語としての英語のテスト」と言われています。
英語圏へ留学や進学、就職する人へ向けて英語能力を測定する目的で実施されています。
国内だけでなく海外で活躍するゲームプログラマーを目指すのであれば、TOEFLも受験しておくのがおすすめです。
アメリカの大学進学が可能と言われているのが80点のラインです。
まずはその点数を目指して勉強に励んでください。
IELTS
英語運用能力評価試験であるIELTS。
リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つの試験を実施して、英語圏における仕事や生活をするために必要な英語力を測定します。
0~9の10段階で評価されるシステムになっていて、高い英語力がある人は7以上のスコアがつけられます。
優秀さを示すために取得を目指してみてはいかがでしょうか。
「ゲームプログラマー 資格」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
https://pacific-meta.co.jp/magazine/game-jobs/47211/英語ができるゲームプログラマーは海外で活躍できる
英語ができるゲームプログラマーになれば、海外進出も目指せます。
多種多様なゲームが各国で開発されている昨今、ゲーム制作に関して日本だけに留まりたくないと思う方もいるでしょう。
ゲーム制作は海外で行われることが多く、また新しいプログラミングソフトは英語で開発されます。
そういったことを踏まえ、自分のキャリアを伸ばし将来性・今後の需要を重視して海外で活躍できるゲームプログラマーを目指してください。
ゲームプログラマに転職するなら人材エージェント
ゲームプログラマーに転職するなら、人材エージェントを利用することをおすすめします。
マイナビクリエイター
Web・ゲーム・IT業界に特化した人材エージェントであるマイナビクリエイター。
1人ひとりに専任のキャリアアドバイザーがついて、履歴書や面接、ポートフォリオ作成に関するアドバイスが受けられます。
ゲーム業界の専門家が丁寧に教えてくれるので、転職活動を有利に進めていける点が魅力的です。
また、自分の希望やスキルを伝えることでそれを汲んだ求人を紹介してくれます。
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不安や悩みにいつも寄り添い共に解決へと導いてくれるため、初めて転職する方も安心して取り組めます。
各種セミナーや説明会なども頻繁に行われているので、まずは登録してみることをおすすめします。
G-JOBエージェント
ゲーム業界の求人に特化したG-JOBエージェントは、ゲーム企業の求人数がとても豊富です。
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より良い適した条件やキャリアアップを叶える求人を提供してくれます。
社内にゲーム開発部署があり、最新の情報が入りやすい点が特徴的です。
どのような人材が求められているかをリアルタイムで把握できる魅力的な人材エージェントなので、ぜひ登録してみてください。
レバテッククリエイター
レバテッククリエイターはフリーランスのための人材エージェントです。
企業とクリエイターの間に立ち、双方にとって利益をもたらすようなマッチングを実現してくれます。
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また、フリーランスとして一定期間働いた後仕事がない期間が生まれないよう、契約満了月の前月にきちんと継続・終了の意向を聞き取ってくれます。
フリーランスにとって不安材料である福利厚生の面ですが、レバテッククリエイターではお得なパッケージが利用できるので安心してください。
まずは登録して実際にどのようなサービスがあるのか確かめてみてはいかがでしょうか?
「ゲームプログラマー 転職」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
ゲームプログラマーに英語は必要なのかまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、ゲームプログラマーに英語は必要なのかについて以下の内容を中心にご紹介しました。
- ゲームプログラマーに英語は必須ではない
- ただ、英語ができることで仕事の幅が広がり、ゲームプログラマーとしてレベルアップできる
- TOEIC・TOEFL・IELTSといった試験を受け、自分の英語力を示すことが重要である
- 英語ができればゲームプログラマーとしての海外進出が望める
ゲームプログラマーは英語ができなくてもなることができます。
ただ、スムーズに仕事を進めたり自分のできる仕事を増やしたりするうえで、英語は欠かせないスキルになってきます。
しっかり勉強して英語力を身に着けておくことで、自分にも所属する企業にも大きなメリットがあるでしょう。
優秀なゲームプログラマーを目指し、英語を勉強することをおすすめします。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。