最近では、家電量販店でもよくみかけるようになったゲーミングPC。
芸能人がゲーミングPCを使用していると公言することも多く、欲しいと思う人多いのではないでしょうか。
ただ、その価格は安いものではないので「高すぎる」「高くて買えない…」と諦めてしまう人も多くいます。
今回Pacific Metaマガジンでは、ゲーミングPCがなぜ高いのかを以下の内容で紹介します。
- ゲーミングPCはなぜ高いのか
- ゲーミングPCはゲームしかできない?
- おすすめゲーミングPC
- ゲーミングPCでゲームのプロになるには?
比較的購入しやすい価格帯のゲーミングPCも紹介します。
ゲーミングPCが高い理由
ゲーミングPCは一般的なパソコンと比較すると映像・ゲームの処理速度が求められます。
パーツの一つ一つが高額
ゲーミングPCで最も重要なグラフィックボード(GPU)は、ゲーム中の映像処理を担当するパーツですが、オンラインゲームなどの高精細な映像を忠実に再現するため、一般的なPCより高性能・高額のものが取り付けられています。
その次に重要となるCPUはパソコンには必須となる脳としての機能を持ち、ゲームの処理速度に関係するパーツです。
GPUと相性が良いものを選べば、性能を最大限に引き出すことが可能ですが、その分CPUの価格も高額となります。
その他にも動画保存に必要なハードディスク(HDD)や、GPUとCPUの稼働により発熱してしまうのを冷やすための冷却装置など、一つ一つのパーツが高額なためゲーミングPCの価格が高くなる理由となっています。
半導体を多く使用している
半導体は、ゲーミングPCの重要なポイントでもある高度な画像処理を行うためには欠かせないパーツです。
ですが、コロナ渦で製造が追いついていないことや他の用途での使用により各業界で半導体の取り合いになっていることが高くなった理由となっています。
「ゲーミングpc」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
高いゲーミングPCを安く買う方法
ゲーミングPCが高い理由は分かったものの、やはりできるだけ価格は抑えたいですよね。
価格相場を見る
ゲーミングPCを購入するうえで1番大切なのは、価格の相場を知ることです。
ある程度の相場を知る事で買い時が分かり、中古品を購入する際の目安・トラブルの防止にもなります。
売れ筋のモデルの平均値から計算すると、デスクトップPCで20.6万円~、ノートPCで14.4万円~。
基本的にゲーミングPCを購入するには10万円以上として予算は用意しておいたほうが無難のようです。
「ゲーミングPC 10万」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
型落ちモデルを狙う
一般的なパソコンと同様、型落ちしたモデルは価格が下がります。
新しいCPUが出た際にもセールで販売され、価格が安くなることもあるので新しいCPUの情報も欠かさずチェックしましょう。
ゲーミングPCはゲーム以外の用途でも使える?
ゲーミングPCは、あくまでグラフィック性能が高いパソコンであり、ゲームに特化しているパソコンという訳ではありません。
そのため、ゲーム以外の用途でも使用することができます。
テレワークの普及により、一般のパソコンではなくあえてゲーミングPCを購入する人も増えており、平日はWordやExcelなどのオフィスソフトを利用し、休日はゲーム配信などを楽しむといった使い方もできるので仕事用としても趣味としても活躍❗
動画配信などは高い映像能力を持ち、動画の容量を圧縮・変換するエンコード時間の短縮はゲーミングPCの得意分野です。
その他にも株取引などで複数台のモニターが必要となる作業でも、ゲーミングPCの出力能力の高さを活かすことができ、マンガ・イラスト制作と言った高スペックな作業でも活躍します。
ゲーミングPCは自作とBTOのどっちが高い?
年数が経ってしまったり、やりたいゲームに対応していないなどといった場合に、新しく店舗で購入するほかにも自分で作る方法と、自分でパーツをカスタムして部品を組み立てもらう(BTO)方法があります。
自作
自作と聞くとゼロから作ると思うかもしれませんが、自分の好きなパーツを組み立てることを言います。
BTOよりも人件費もかからず安価で済むものの、当たり前ですが組み立て方が間違っていれば上手く作動しなくても自己責任。
どんなに高いパーツを使ったとしても、上手く本領を発揮させることができなければ宝の持ち腐れです。
腕に自信があり知識があれば問題なく組み立てることができますが、不安な方は次に説明するBTOを利用する事をオススメします。
BTO
BTOは「Build To Order」の略で、オンライン上で自分の好きなパーツをカスタムし、組み立て後、自宅に配送してくれます。
もちろん、プロが組み立ててくれるので自作のように起動しないといった失敗もなく、もしあったとしても保証がついているので問題はありません。
自作よりは多少高くなってしまうものの、組み立てに必要な技術・時間・保証で差額分の価値は十分あります。
現在はGPUが値上がりしているため、自作の場合でもBTOより高騰となる場合もあるので注意が必要です。
「ゲーミングPC 自作」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
ゲーミングノートPCがデスクトップよりも高い理由
ゲーミングPCにはノート型とデスクトップ型があります。
ゲーミングPCと言えば、デスクトップ型のイメージがあると思いますが最近ではノート型も多く販売されています。
ただ、価格はデスクトップよりも高め。
省スペースで使うことができ、持ち運びできるなどメリットもあるノート型ですが、さまざまなパーツで構成されているゲーミングPC。
そのパーツ全てをコンパクトなサイズに収めることは、デスクトップよりも高額になる要因に。
またコンパクトなため部品同士が近く、発熱しやすいため高性能な冷却装置を使用する必要があるため、デスクトップ型よりも価格が上がってしまいます。
価格別!おすすめゲーミングPC8選
ここからは、価格別のおすすめゲーミングPCを紹介します!
コスパ抜群!低価格ゲーミングPC
ゲーミングPCデビューにぴったり!
高コスパのゲーミングPCを集めました。
G-Tune PL-B
メーカー名 | G-Tune |
製品名 | PL-B |
CPU | Core i5-11400F プロセッサー |
グラフィックボード | GeForce GTX 1650 (GDDR6版) |
ストレージ | 512GB (NVMe) |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
9万8780円~購入できるコスパ抜群のゲーミングPC。
コンパクトなサイズ感ながら、多くのゲームタイトルをプレイ可能。
初めてゲーミングPCを購入する人はもちろん、eスポーツなどの会場への持ち込みにも便利なゲーミングPCです。
ガレリア RM5C-R35
メーカー名 | GALLERIA |
製品名 | RM5C-R35 |
CPU | Core i5-12400 |
グラフィックボード | GeForce RTX 3050 8GB GDDR6 |
ストレージ | 500GB NVMe SSD / HDD 無し |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ガンメタリック塗装で重厚感・高級感のあるデザインのゲーミングPC。
大風量のファンで、大型ながら静音と冷却性能を両立。
両側面に配置したインテークエリアと天板部分の排気口により、壁面に側面を付ける場合も向きを選ばず設置しやすく、コンソールパネルは扱いやすいように45度の傾斜付き。
使いやすさを追求しながらもデザイン性も兼ねた、ゲーミングPCです。
TSUKUMO G-GEAR GA5A-V212/T
メーカー名 | TSUKUMO |
製品名 | G-GEAR GA5A-V212/T |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5600X |
グラフィックボード | AMD Radeon™ RX 6600 XT |
ストレージ | 500GB SSD※ (M.2規格 / NVMe接続) |
メモリ | 16GB (8GBx2枚) DDR4-3200 |
ゲームにも、動画編集などでも高いパフォーマンスを発揮するゲーミングPC。
パワフルなプロセッサーで、ビルの設計やアニメーションの作成などの複雑な作業もストレスフリーに行うことができます。
アーティストやエンジニアも満足できる1台です。
30万超え!ハイスペックゲーミングPC
今までのゲーミングPCで物足りなくなったら、こちらの商品がおすすめ。
どの商品も高機能ながら機能性バツグン❗
快適なプレイをサポートしてくれます。
Dell ALIENWARE AURORA R13 プラチナ
メーカー名 | Dell |
製品名 | ALIENWARE AURORA R13 プラチナ |
CPU | Core™ i7 12700KF |
グラフィックボード | GeForce RTX™ 3080 10GB GDDR6X LHR |
ストレージ | 512GB NVMe M.2 PCIe SSD |
メモリ | 16GB(8GB×2)DDR5, 4400MHz |
FPSも難なくプレイでき、4Kの解像度でも多くのゲームがプレイ可能。
高性能の冷却機能で、長時間のプレイと静音性を両立❗
高値にはなるものの、機能性・デザイン性も納得の1台です。
G-Tune XP-Z-LC
メーカー名 | G-Tune |
製品名 | XP-Z-LC [ Windows 11 ] |
CPU | Core™ i9-11900K プロセッサー |
グラフィックボード | 水冷 GeForce RTX™ 3090 (240mmラジエーター) |
ストレージ | 4TB |
メモリ | 64GB (16GB×4 / デュアルチャネル) |
2つの水冷クーラーで、CPUとGPUを強力冷却❗
最大8K解像度でプレイでき、新しいゲーム体験を実現。
ゲームのプレイだけではなく仕事・普段使いにも適した仕様で、生産性の向上にも役立ちます。
Lenovo Legion T770i(第12世代インテル)
メーカー名 | Lenovo |
製品名 | Legion T770i(第12世代インテル) |
CPU | Core™ i7-12700K |
グラフィックボード | GeForce RTX 3070 LHR 8GB GDDR6 |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe (専用ヒートシンク搭載)+2 TB 7200 rpm |
メモリ | 16 GB DDR5-4800MHz (UDIMM) |
第12世代インテルプロセッサーを搭載したゲーミングPC。
マルチタスクでも優れたゲーム性を発揮し、チャット・録画・ストリーミングなどのバックグラウンドでのタスクもゲームを中断させることはありません。
強化ガラスを使用したサイドパネルで、スタイリッシュなデザインに。
遊び心をくすぐる1台です。
持ち運びも楽々!ゲーミングノートPC
ゲーム環境を持ち運びたい方や、省スペースを実現したい方にはゲーミングノートPCがオススメです!
低価格の初心者向けモデルからハイスペックモデルまでご紹介します。
GALLERIA R-Series RL5C-G50
メーカー名 | ドスパラ |
製品名 | GALLERIA R-Series RL5C-G50 |
CPU | Core i5-11400H |
グラフィックボード | GeForce GTX 1650 |
ストレージ | 512GB NVMe SSD / HDD 無し |
メモリ | 16GB DDR4 SO-DIMM |
ディスプレイ | 15.6インチ 非光沢フルHD液晶 120Hz |
GALLERIAのゲーミングノートPCの中でも低価格なエントリーモデルとしてオススメなのが「R-Series RL5C-G50」です。
通常11万円台で、セール対象になりさらに安くなる時もあります。
薄くて軽いゲーミングノートPCを探している方は検討してみてください。
OMEN 17-ck0037TX エクストリームモデル
メーカー名 | HP |
製品名 | OMEN 17-ck0037TX エクストリームモデル |
CPU | Core i9-11900H |
グラフィックボード | GeForce RTX 3080 Laptop |
ストレージ | 1TB SSD |
メモリ | 32GB (16GB×2) |
ディスプレイ | 17.3インチ ワイド・QHD非光沢・IPSディスプレイ 165Hz |
こちらはOMENシリーズの中で最もハイスペックなゲーミングノートPCです。
ほとんどのデスクトップPCよりもハイスペックなCPU、GPUを搭載しており、ディスプレイも165Hzのリフレッシュレートを誇ります。
外付けディスプレイを買う必要もなく、デスクトップPCを置くスペースがないという方にオススメです。
ゲーミングPCが武器になるプロゲーマーを目指すなら「総合学園 ヒューマンアカデミー」
ゲームのプロを目指すなら、始めたての初心者でもプロ講師による指導でプロゲーマーを目指す「総合学園 ヒューマンアカデミー」がおすすめ❗
1年間で、ゲームスキルはもちろんコミュニケーション能力やメンタル・体調管理についても指導があり、技術以外の部分もサポート。
プロとして世界での活躍も視野に入れ、英語力も身につけます。
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ゲーミングPCが高いことについてのまとめ
今回は、なぜゲーミングPCが高いのかを下記の内容で紹介しました。
- パーツ数が多く、一つ一つが高額なため値段が上がってしまう。
- ゲーミングPCで多く使用されている半導体はコロナ渦の影響と他業界との取り合いで、価格が上昇している。
- 知識があれば自作するという選択肢もある。
- 高額ではあるが、1台で仕事にも趣味にも使える。
- ゲームだけでなく、動画編集やイラストなどの趣味にも活躍する。
最近では、ゲームのプレイ人口も多くなりゲーミングPCについて知りたい人も増えていると思います。
この記事を読んで、ぜひゲーミングPCデビューしていただけると嬉しいです。