数あるGPU(グラフィックボード)の中でも性能と価格のバランスが取れていて人気があるのがGeForce RTX 3070です。
今回Pacific Metaマガジンでは、GeForce RTX 3070搭載ゲーミングPCについてお届けします。
見出しは以下の通りです。
- GeForce RTX 3070の立ち位置を紹介
- GeForce RTX 3070の性能・価格
- GeForce RTX 3070と3070Tiの比較
- GeForce RTX 3070とRadeon RX 6000の比較
- GeForce RTX 3070シリーズ搭載のおすすめグラボ・ゲーミングPC紹介
- ゲーミングPCを取り扱うBTOショップについて紹介
- ゲーミングPCを安く手に入れる方法について
グラボの選び方、ゲーミングPCの選び方なども交えながらお届けします。
GeForce RTX 3070とは
まずはGeForce RTX 3070の概要について記載していきます。
NVIDIAのRTX3000シリーズのミドルランクGPU
GeForce RTX 3070は、GPUの開発メーカーであるNVIDIAが販売している製品です。
RT(リアルタイムトレーシング)機能を搭載したRTX3000シリーズは現在3050~3090まで販売されており、RTX3070はその中間に位置するミドルランクの製品となっています。
最新ゲームでも推奨環境を余裕で満たすことができ、高フレームレート(fps)も出せるので、多くのゲーマーたちに人気があります。
GPU(グラフィックボード)とは
GPUは、PCにおいて映像に関する処理を専門的におこなうパーツです。
ゲーミングPCにおいてはCPUと同じぐらいの重要度を持っています。
性能の良いGPUを使っていれば、画質を上げたりフレームレートを上げたりしても支障無くゲームプレイができるので、ある程度の性能は確保する必要性があります。
ちなみに、GPUにファンやケースなどを付けて販売されているのがグラフィックボードで、普段はGPU≒グラフィックボードという書かれ方をしますが、GPUの開発メーカーとグラフィックボードの販売メーカーは完全に別なので、その点には注意しましょう。
主なGPUメーカー
続いてはGPUの開発メーカーについて、NVIDIAともう一つ有名なAMDについても紹介します。
NVIDIA(エヌビディア)
今回紹介しているGeForceのRTXシリーズを開発しているのがNVIDIAです。
NVIDIAが手掛けるRTXシリーズは、現状ゲーミングPCに搭載されている割合が最も高くポピュラーな製品となっています。
初心者から上級者向けまで幅広いラインナップがあり、ゲーム向けに特化した性能になっているのが特徴的です。
AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイシーズ)
GPUのメーカーとして、もう一つ覚えておきたいのがAMD社です。
CPUも開発しており、そちらもメジャー度が高くなっています。
GPUに関してはNVIDIAに決して見劣りするわけではありませんが、カスタマイズがやや玄人向けでクセが少し強いです。
色々見比べたいという方は、AMD社製のRadeonシリーズもチェックしておくと良いでしょう。
GeForce RTX 3070搭載ゲーミングPCの性能・価格
ここからはいよいよ本題です。
GeForce RTX 3070の性能・価格について見ていきましょう。
GeForce RTX 3070スペック
RTX 3070のスペックを表すと以下のようになります。
CUDAコア数 | 5888 |
ベースクロック | 1.50GHz |
ブーストクロック | 1.73GHz |
メモリサイズ | 8GB |
TDP | 220W |
- CUDAコア数 / ユニット数:多いほど処理を同時に並行しておこなえる
- ベースクロック:処理速度を示す値
- ブーストクロック:負荷が大きくかかったときに引き上げられる限界処理速度
- メモリサイズ:映像処理データを一時的に溜めておける容量。大きいほど処理能力が高い
- TDP:電力消費量の目安になる値。高いほどPCが熱くなりやすく消費電力も大きい
参考に、1つ下のモデルにあたるRTX3060Tiの性能は、CUDAコア数:4864、ベースクロック1.41GHz、メモリサイズ8GBなどとなっています。
前世代最上位モデル並みの性能
RTXシリーズの前世代は2000シリーズと呼ばれるモデルですが、その中での最上位にあたるGeForce RTX 2080Tiの性能は、CUDAコア数:4352、ベースクロック1.35GHz、TDP:250Wなどとなっています。
性能的にはRTX 3070の方が上回っており省電力性能も上がっているため、今からRTX 2000シリーズを購入するメリットはまず無いと言っていいでしょう。
実際、現在のBTOショップではRTX2000シリーズの搭載はほぼおこなわれておりません。
高fpsゲームでも高解像度・高画質
RTX 3070なら、グラフィックボードの推奨環境を満たせないゲームタイトルは無いはずです。
『Apex』や『フォートナイト』といったタイトルなら、fpsと画質・解像度を高いバランスで保ちながら快適に遊べるでしょう。
画質だけを優先すれば4Kに近いレベルにも到達できるはずなので、反応速度が必要無いゲームであれば画質を優先するといった選択も可能です。
入力遅延改善機能
NVIDIA製のグラボにはNVIDIA Reflexという機能があり、マウスを操作してからディスプレイが更新されるまでの速度が改善される入力遅延改善が期待できます。
また、もう一つ「DLSS」という機能では、グラフィック表示にかかる負荷を減らしてfpsを向上させるといった効果が期待できます。
これらの機能をONにするためにはゲームタイトルが対応している必要があるのですが、主要なタイトルには対応していることが多いです。
GPU単品価格相場は10万円前後
値段の相場としては、RTX3070が安くても8万円程度、RTX3070Tiが9万円~となっています。
PC全体の中でもぶっちぎりで高いパーツなので、少しでも値段を抑えて購入したいところです。
GeForce RTX3000シリーズ性能比較表
CUDAコア数 | ベースクロック | TDP | |
RTX3090 | 10496 | 1.40GHz | 350W |
RTX3080 | 8704 | 1.44GHz | 320W |
RTX3070 | 5888 | 1.50GHz | 220W |
RTX3060 | 3584 | 1.32GHz | 170W |
RTX3050 | 2560 | 1.55GHz | 130W |
CUDAコア数を見ると、RTX3070がちょうど中間あたりに位置しているのが分かると思います。
RTX3080に手を伸ばすと一気にCUDAコア数が増えますが、価格と消費電力も上がっていくので注意しましょう。
GeForce RTX 3070はこんな人におすすめ
ここまでの話を総合すると、GeForce RTX 3070は性能と消費電力、価格のバランスが良いGPUと言えます。
性能的にはミドルクラスに位置しており最新ゲームでも快適にプレイ可能で、画質を保ったままでも144fps程度であれば出せるはずなので、動きの速いFPSやアクションジャンルをプレイしても問題ありません。
よほど環境にこだわる人や、配信などの別作業をしながらゲームをする人以外なら困ることは無いでしょう。
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GeForce RTX 3070と3070Tiの違い
RTX3000シリーズには、それぞれ性能を若干引き上げた「Ti」モデルが存在します。
劇的な差はありませんが、RTX 3070と3070Tiの比較をしておきましょう。
性能
RTX 3070 | RTX 3070Ti | |
CUDAコア数 | 5888 | 6144 |
ベースクロック | 1.50GHz | 1.58GHz |
ブーストクロック | 1.73GHz | 1.77GHz |
メモリサイズ | 8GB | 8GB |
TDP | 220W | 290W |
そこまで大きな差ではありませんが、3070Tiの方が全体的に性能が上がっているのが分かります。
消費電力と推奨電源
消費電力は上の表(TDP)に記載した通りで、RTX3070Tiの方がかなり大きいです。
その消費電力を反映して、推奨電源はRTX3070が「650W以上」、RTX3070Tiは「750W以上」となっているので注意しておきましょう。
どちらがおすすめ?
RTX3070Tiは無印よりも性能が上がっている代わりに消費電力も価格も上がっているので、一概にどちらがおすすめとは言えません。
購入後のコスパも考えるならRTX3070が良いですが、消費電力をさほど気にしないのであれば3070Tiを選ぶのがおすすめです。
GeForce RTX 3070とRadeon RX 6000の比較
ライバルとなるAMD社の製品とも比較しておきましょう。
今回は、RTX3070シリーズの対抗モデルとなる「RX 6800」と「RX6700 XT」についてお届けします。
Radeon RX 6800
CUDAコア数にあたるシェーダー数は3,840、ベースクロックは1.815GHz、メモリサイズは16GB、TDPは250Wとなっています。
メモリ性能がずば抜けて高いため4K画質のプレイなどには向いていますが、通常のプレイにおいてはRTX3070と同程度のパフォーマンスに落ち着くことがほとんどです。
価格的にはRTX3070よりやや高めですが、同程度の値段で入手できそうなら選択肢に入れても良いでしょう。
Radeon RX 6700 XT
シェーダー数は2,560、ベースクロックは2.424GHz、メモリサイズは12GB、TDPは230Wなどとなっています。
全体的な性能としてはRTX3070よりも落ち、RTX3060Tiよりはやや高いレベルです。
メモリサイズはやはり大きいので、画質を上げてのゲームプレイやクリエイター作業などに向いているGPUと言えます。
GeForce RTX 3070シリーズのおすすめグラボ
続いては、おすすめのグラフィックボードを各販売メーカーから紹介します。
玄人志向 NVIDIA GeForce RTX3070 GALAKURO GAMINGモデル GG-RTX3070-E8GB/OC/DF/LHR
Amazonでは品薄で高くなっていることも多いですが、玄人志向のグラボは安いことが特徴です。
サポートはあまり手厚くないので、名前通りの玄人向けとなっています。
MSI GeForce RTX 3070 VENTUS 2X 8G OC LHR
MSIは、超メジャーなグラボメーカーの1つとなっています。
取り付けられているファンの性能が良く、静音性・冷却性が高いのが特徴的です。
ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 AMP Holo LHR
ZOTACのグラボは、性能よりも小型化を重視したカスタマイズが多いので、マシンサイズを小さく済ませたいという方におすすめします。
ASUS TUF Gaming NVIDIA GeForce RTX 3070 V2 OCエディション
ASUSはゲーミングPC本体も販売しており、カスタマイズに関する安心感が高いです。
値段はそこそこしますが、信頼性のある製品を多く出しています。
GeForce RTX 3070搭載おすすめゲーミングPC
ここからは、RTX 3070(RTX 3070Ti)を搭載しているおすすめゲーミングPCを紹介します。
デスクトップPC
まずはデスクトップ型より6つ製品をお届けします。
G-Tuneミドルタワー HN-Z-3070Ti(Core™i7-搭載)
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-11700K |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) |
ストレージ | SSD:512GB HDD:2TB |
価格(税込) | 285,780円 |
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」よりオーソドックスな構成のモデルです。
CPUはもちろん、メモリとストレージの容量も多めで30万円を切っているのは嬉しいところですね。
G-Tuneフルタワー EP-A-3070Ti
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 5800X |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) |
ストレージ | SSD:1TB HDD:4TB |
価格(税込) | 307,780円 |
上のモデルと性能的には同程度ですが、ストレージの容量が増えています。
ゲーム以外にクリエイター活動をする方などにおすすめです。
G-Tuneフルタワー PP-Z-3070Ti (プレミアムモデル)[ Windows 11 ](Core™i9搭載)
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i9-12900KF |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) |
ストレージ | SSD:512GB HDD:4TB |
価格(税込) | 389,800円 |
かなり高性能なパーツで固められた構成となっています。
逆にグラフィックボードがやや見劣りするバランスかもしれません。
G-Tuneフルタワー PP-Z-3070Ti [ Windows 11 ]
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-12700KF |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) |
ストレージ | SSD:512GB HDD:4TB |
価格(税込) | 349,800円 |
高いレベルでバランスの取れた構成にまとまっています。
値段などに合わせてグラフィックボード以外の構成は決めていくと良いでしょう。
G-Tuneフルタワー PP-A-3070Ti [ Windows 11 ]
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 5800X |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) |
ストレージ | SSD:1TB HDD:4TB |
価格(税込) | 364,800円 |
CPUのRyzen 7 5800Xは、インテルで言えばCore i7-11700とCore i7-12700の間に位置するような性能です。
ROG Strix GA15(G15DK-R7R3070W11E)
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB HDD:1TB |
価格(税込) | 229,800円 |
今回紹介する中では最安のモデルです。
バランスを考えるとCPUがやや弱いですが、グラフィック性能を重視するのであればおすすめできます。
ノートPC
続けてノートPCから2モデルお届けします。
同じRTX3070でも、ノート用の製品はデスクトップ用に比べて少しパワーを落としてあるので、その点には注意しましょう。
LEVEL-15FR170-i7-TASX[Windows 10 Home]
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-11800H |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | SSD:500GB |
ディスプレイ |
15.6型(非光沢カラー液晶)
フルHD(1920×1080ドット) |
重量 | 約2.02kg |
価格(税込) | 237,980円 |
各パーツの性能がバランス良く、コスパも良い製品です。
重さも約2kgと持ち運びやすくなっています。
Alienware m15 R6
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-11800H |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | SSD:1TB |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD (1920 x 1080) 165Hz |
価格(税込) | 222,736円 |
上のモデルと似た構成ですが、ストレージの容量が大きく値段も安いです。
AlienwareはDELLのゲーミングPCブランドなので、安心感もあります。
GeForce RTX 3070搭載ガレリアゲーミングPC
続いては、ドスパラが展開するゲーミングPCブランドガレリアからおすすめゲーミングPCを4つ紹介します。
ガレリアUL7C-R37
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-11800H |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | SSD:1TB |
ディスプレイ | 15.6インチ 240Hz 非光沢フルHD 液晶 (1920×1080) |
重量 | 約1.96kg |
価格(税込) | 269,980円 |
2kg以下で非常に軽いノート型モデルです。
ディスプレイのリフレッシュレートが240Hzと高いのも特徴となっています。
ガレリアZA7C-R37
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-12700K |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | SSD:1TB |
価格(税込) | 299,979円 |
デスクトップ型においてはかなりバランスの取れたオーソドックスな構成です。
これを基本にしてカスタマイズを考えると良いかもしれません。
ガレリアXA7C-R37
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-12700 |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | SSD:1TB |
価格(税込) | 259,980円 |
1つ上と比べるとCore i7-12700が無印になっている程度の違いですが、上より4万円安い ので、正直こちらのほうがコスパは圧倒的に良いです。
ガレリアXA7C-R37T
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-12700 |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | SSD:1TB |
価格(税込) | 259,980円 |
1つ上のモデルと比較すると、RTX3070無印からTiへ変化して電源も100W増えています。
それで値段は何故か同じなので、電力消費を考えなければこちらの方がお得でしょう。
「ゲーミングPC ガレリア」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
GeForce RTX 3070搭載ゲーミングPCを取り扱うBTOショップ
GeForce RTX 3070搭載のゲーミングPCは、どのBTOショップでもまず扱っているので安心してください。
これから紹介していく各ショップの特徴に応じて使い分けていきましょう。
アーク
カスタマイズ性が高くてやや上級者向けと言えるショップです。
値段はやや高めですがウィークリーセールを開催しているので、そこまでの高さは感じないと思います。
サイコム
カスタマイズ性が非常に高くサポートも手厚いのが特徴的です。
値段は全体的に高めなので、品質や保証にこだわる方へおすすめします。
ストーム
知らない方も多いと思いますが、ストームはコスパに優れているのが特徴です。
カスタマイズ性はあまり高くないですが、品質は良いものが揃っています。
セブン
カスタマイズ性が非常に高く、比較的上級者向けのショップです。
日替わり・週替わりでセールをおこなっていますが、普段はそこまで安いという印象ではありません。
ツクモ
ツクモはメジャーなBTOショップの1つです。
値段・性能・サポート全体的にバランスが取れており、老舗で手堅い印象のBTOショップとなっています。
マウスコンピューター
上でも紹介したG-Tuneブランドを展開するメーカーです。
カスタマイズ性はあまり高くないですが、サポートは非常に良く初心者向けと言えます。
パソコン工房
LEVEL∞などを展開するパソコン工房は、知名度が高く安心感があります。
コスパの良いゲーミングPCが多いので、一度は見ておくと良いでしょう。
フロンティア
フロンティアは、セールの頻度と安さが特徴的です。
カスタマイズの幅はあまりありませんが、気に入った商品があればチャンスです。
GeForce RTX 3070搭載ゲーミングPCを安く手に入れる方法
最後に、グラボを安く手に入れたいと考えている方へ向けて情報をお伝えします。
BTOショップのセール・限定特価販売を利用しよう
ゲーミングPCを買う際は、できる限りセール時期を見計らうようにしましょう。
タイミングが良ければ20万円程度でGeForce RTX 3070搭載のゲーミングPCを買うこともできます。
購入は上で紹介したようなBTOショップがおすすめです。
家電量販店は割高になりやすいうえカスタマイズ性も低いので、あまりおすすめはしません。
中古で購入する際の注意点
中古での購入は新品よりも当然安いですが、リスクも大きいです。
サポート期間が短くパーツの寿命も短くなりやすいため、長期的に考えれば新品で買うよりかえってお金がかかることもあります。
特に初心者の方は、やめておいた方が賢明でしょう。
自作する際の注意点
自作でパーツを揃えても劇的に安くなるわけではないので注意してください。
GPUとCPUは性能差がありすぎると力を上手く発揮できないといった組み合わせの難しさもあるので、十分な知識を得てから挑戦しましょう。
グラボにおいては、電源ユニットから電力を受け取るための補助電源が付いており、そのコネクターには6ピンと8ピンのタイプがあることにも気をつけてください。
RTX3070は多くの場合8ピンなので、電源ユニットをそれ合わせるか変換ケーブルを用意して対応しましょう。
GeForce RTX 3070搭載ゲーミングPCのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、GeForce RTX 3070搭載ゲーミングPCについてお届けしました。
最後に、この記事の内容をまとめます。
- GeForce RTX 3070は、NVIDIA製のミドルランクに位置するGPU
- 性能・価格・消費電力などのバランスが取れており、どのようなゲームでも画質とフレームレートと保ったままプレイを可能にする
- 単体なら10万円程度、搭載のゲーミングPCなら25万円~30万円程度で入手できる
- RTX3070Tiは無印より性能が確実に上がっているが、消費電力もかなり上がっている
- AMD社製のGPUと比較すると、RX 6800とほぼ同程度の性能
- グラボ販売メーカー、ゲーミングPC販売メーカーによっても特色が様々なので、要望に合った製品をじっくり探したい
- 安く買い物をしたいなら焦らずセール時期を狙うのがおすすめ
情報量が多かったかもしれませんが、グラボはゲーミングPCの中でも高いパーツなので、じっくり時間をかけて選んでいきましょう。