近年、APEXやValorantといったpcゲームが人気を集めています。
一般的なパソコンでプレイできるものもあるのですが、より良い環境でプレイしたいならやはりゲーミングパソコンの購入も視野に入れたいところです✨
ですが周辺機器の購入も必要だったり一般的なpcに比べ高額だったりとなかなかハードルが高く購入に踏み切れていないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回Pacific Metaマガジンでは以下の内容を中心にまとめました。
- ゲーミングpcの値段の相場
- ゲーミングデバイスの値段の目安
- ゲーミングpcを買う際の注意点
- ゲームごとの相性のいいゲーミングpc
ゲーミングPCの値段相場はどれくらい?
ゲーミングpcと一口に言っても価格はピンからキリまであります。
特にゲーミングデバイスは価格の変動が激しく一概に相場を見ることは難しいのですが、1式そろえるのに最低でも14~15万円はかかると考えるといいでしょう。
中には10万円未満で購入できるものもありますが、スペックがあまりにも低いとすぐに買い替えが必要になったり快適にプレイできなかったりします。
高額な分すぐに買い換えられるわけでもないですし、修理にも5万円以上かかってしまう場合もあるので値段だけでなくスペックも加味して慎重に選びましょう❗️
ハイスペックなものであれば大体20~30万円ほどしますがプロゲーマーやストリーマーといった性能重視の方には選ばれる傾向にあります。
ここではゲーミングpcの値段の推移や価格帯ごとの性能差について説明したいと思います。
「ゲーミングpc」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
ゲーミングPCの値段推移
コロナによる流通停止や新パーツ、新世代の発売によりゲーミングpcの値段は近年上昇傾向にあります。
特に2022年2月にIntel第12世代Core iシリーズが登場したことにより価格相場が一気に上昇しました。
ただこちらの第12世代Core iシリーズはミドルスペックでも他メーカーのハイスペックモデルに匹敵するほどの性能を持つので妥当な値上げだといえます。
安いPCでもプレイするには十分な性能
ゲーミングpcの値段は基本的にスペックに比例して高くなります。
なので高額なものに比べ安価なものだと画質が落ちたり動作にカクつきが生じたりします。
マイクラやフォートナイト、LOLなど比較的動作の軽いものであれば安価なものでも十分にプレイ可能ですが、最低限ゲーミングpcとして機能させるなら10万円以上のものを選びましょう。
特にGPUとCPUは妥協せずに選ぶようにしましょう。
具体的にはGPUはGeForce GTX1650もしくはGTX1660、CPUはIntel Corei5もしくはAMD Ryzen5以上あるといいでしょう。
メモリは最低でも8GB以上、動作の重いゲームをプレイするなら16GB以上あると安心です。
SSDは500GBを目安に選びましょう。
中古品は最安値だと4万円台で購入できますが、故障などのリスクを考えるとあまりお勧めはできません。
高いPCでは高クオリティでのプレイが可能
配信者やプロゲーマーとして活動したい場合や動作の重いゲームをプレイしたい場合にはミドルレンジモデル~ハイエンドモデルのものを選びましょう。
ハイスペックpcのメリットとしては動作が軽く重いゲームでも快適にプレイできることはもちろん、動画や3DCGの編集もできたり長く使えるためコスパがよい点があげられます。
特にFPSなど一瞬の反応が重要なゲームでは安定して144fpsを出せる点は大きなメリットになるでしょう。
さらにハイスペックモデルのpcでは4K、8Kの解像度でゲームを楽しむことができ、より臨場感を味わうことができます。
またある程度機械慣れしていて性能にこだわりたいという方にはパーツをそろえて手作りするという方法もあります。
マウスやモニターといった周辺機器も必要
ゲームをプレイするにはpc本体だけではなくマウスやモニターといった周辺機器もそろえる必要があります。
モニター、マウス、マウスパッド、キーボードの4点はpcゲームをプレイするうえで必ずそろえておくべき機器です。
また、ゲーム配信をしたいという場合にはヘッドセット、マイク、キャプチャーボードも必要になります。
長時間ゲームをプレイしたい場合はデスクやゲーミングチェアといったものも用意しておくとより快適になるでしょう。
ほかにもWi-Fi中継機やBluetooth受信機、ヘッドホンなどもあると便利でしょう✨
「ゲーミングチェア」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
https://pacific-meta.co.jp/magazine/gaming-device/16432/ゲーミングPCセットを一式揃えるとどれくらいの値段になる?
快適にpcゲームをプレイするには本体以外に周辺機器も揃える必要があるということがわかりました。
ではフルセット揃えようと思うとどのくらいの値段になるのでしょうか。
ここではデバイスごとの大まかな値段相場を紹介したいと思います。
キーボード
ゲーミングキーボードと普通のキーボードの性能的な差は反応速度と同時押しに対応しているかという点です。
ゲームをしているとしゃがみながらジャンプしたり移動しながらものを拾ったりなど同時押しが必要になる場面が多々ありますので、同時押し対応は欠かせない要素ですよね。
また音ゲーやFPSでは反応の速さが重要になってくるのでキーボード自体の反応速度も重要です。
ゲーミングキーボードは押し心地やデザインの種類が普通のものより豊富ですが、安いものだと3,000円程度、高いものだと3万円ほどで購入できます。
マウス、マウスパッド
ゲーミングマウスと普通のマウスの主な違いは耐久性、センサーの制度が高い点、サイドボタンがある点、DPIを詳細に設定できる点です。
特にセンサーの性能の差は顕著で、具体的にはIPSが高く素早いマウス操作でも遅延がない、1秒あたりにpcに送れる信号の数が多い、リフトオフディスタンスが短くより正確に入力ができるといった違いがあります。
ゲーミングマウスのサイドボタンにはEnterやDelete、ショートカットキーなどのコマンドを割り当てることができ、作業効率を上げることができます。
またゲーミングマウスと一緒にゲーミングマウスパッドも揃えておくといいでしょう。ゲーミングマウスパッドは通常のものに比べサイズが大きく、ずれ防止加工が施されていたりなどマウスのスムーズな操作を補助してくれます。
値段はそれぞれゲーミングマウスは3,000~1万8,000円、ゲーミングマウスパッドは1,000~1万円で購入できます。
モニター
モニターは周辺機器の中でも特に重要です。
ゲーミングモニターと普通のモニターとの大きな違いは表示遅延の少なさ、応答速度、リフレッシュレートの高さです。
ゲーミングpcは応答速度が速いため映像にぶれが生じにくく、リフレッシュレート=一秒間の画面の更新回数が多いためより滑らかに見えます。
この3つの要素はアクションゲームやFPSをプレイするうえで重要な要素なので要チェックです。
またゲーミングモニターには応答速度やリフレッシュレートといった性能面は良いが彩度が低いTNパネル、彩度や画質が良いIPSパネル、黒の表現が美しいが応答速度が遅いVAパネルといったそれぞれ違った特長を持ったパネル形式があります。
ほかにも解像度やモニターサイズ、モニタースタンドにも種類があるので用途や好みに合わせて選びましょう。
値段はサイズなどによって幅がありますが、24インチのものだと1万5,000円~5万円ほどで、高級なものなら10万円以上するものもあります。
「ゲーミングモニター」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
https://pacific-meta.co.jp/magazine/gaming-device/19248/イヤホンやマイク、ヘッドセット
最後にイヤホンやマイク、ヘッドセットといった音響機器について説明したいと思います。
まずはイヤホンについてです。
イヤホンはゲームに集中したりかすかな音を聞き逃さないためにも買うべき機器です。
一般的なイヤホンとの違いは音質がゲーム向きであること、ボイスチャットに対応していること、長時間使用しても疲れにくいことです。
選ぶ際に注目する点としては、有線か無線か、カナル型かインナーイヤー型かといった点です。
有線は無線に比べ充電がいらず遅延が少ないですが、持ち運びをするなら無線のほうが便利かもしれません。
次にゲーミングヘッドセットについてです。
ヘッドセットはイヤホンに比べ遮音性や携帯性は劣っていますがイヤホンより音域が広く、マイク付きのものもあります。
ただ機能的な面では大きな違いはないので好みで選んでも構いません。
ゲーム実況をしたいという方はイヤホン、ヘッドセットとは別にマイクを用意する必要があります。
マイクによってはノイズが目立ってしまったり聞き取りずらくなってしまうのでこだわって選びたいところです。
ゲーミングマイクは通常のものと仕様上の差はほとんどありませんが、タップするだけでミュートの切り替えができるなど配信者にとってありがたい機能がついています。
ゲーミングイヤホン、ヘッドセットは共に大体1万円前後、ゲーミングマイクは3,000~3万円で購入できます。
ゲーミングPCを買う際に気をつけることは?
ここまでゲーミングデバイスの大まかな値段について説明してきましたが、ゲーミングpcを買う際の注意点はあるのでしょうか。
ここではゲーミングpcを買う際に気を付ける点について説明したいと思います。
ゲーミングPC本体以外にかかるお金も含めた予算を決める
周辺機器だけでも良いものをそろえようと思うと10万円以上かかります。
ゲーミングpcを買おうと思うとつい本体を中心に考えてしまいがちですが、周辺機器のことも考えたうえで予算を決めましょう。
モニター増設はハードディスクなどの拡張性を確認する
モニターを増設することで、ゲームのプレイだけでなく仕事などの効率も上げることができます。
モニターを買う際には画質やサイズ、パネル形式など考慮するべき点がたくさんありますが、ハードディスクなどの拡張性も確認しておきましょう。
種類が多いため比較して自分に最適なモデルを選ぶ
ゲーミングpcは非常に種類が多いです。
例えば通常のデスクトップpcだけでなくGALLERIAのRシリーズのようなゲーミングノートパソコンがあったり、Trident 3シリーズのようなコンパクトなデザインのものもあります。
見た目もかっこいいデザインのものが多く惹かれますが、購入する際にはプレイしたいゲームに合ったスペックかやデスクのサイズに合うか、予算に収まるかなども考慮する必要があります。
ゲーム別オススメゲーミングPCとは?
ゲーミングpcにはそれぞれ特徴があり何のゲームをメインにプレイするかによって選び方も変わってきます。
ここではpcゲームの中でも特に人気タイトルであるフォートナイト、APEX、VALORANTの3つについてそれぞれおすすめのゲーミングpcを紹介したいと思います
フォートナイト
必要スペック | 推奨スペック | 推奨スペック(チャプター2以降) | |
OS | Windows 7/8/10 64-bit | Windows 7/8/10 64-bit | Windows 7/8/10 64-bit |
GPU | Intel HD 4000Intel Iris Pro 5200 | Nvidia GTX 960AMD R9 280 | GTX 1080 RX 5700 XT |
CPU | Core i3 3.3GHz | Core i5 3.5GHz | Core i7-8700 Ryzen 7 3700X |
メモリ | 4GB | 8GB | 16GB |
こちらがフォートナイトの公式サイトが発表している必要・推奨スペックです。
フォートナイトはFPSの中では比較的軽いですが、通常のパソコンではスペックが足りないのでゲーミングパソコンの購入をお勧めします。
コストを抑えたいならGALLERIA RM5R-G60SやG-Tune HM-B、高画質、高fpsで遊びたいならGALLERIA XA7C-R37TやG-Tune HL-B-3060Tiなどがおすすめです。
Apex Legends
必要スペック | 推奨スペック | |
GPU | Nvidia GeForce GT 640 Radeon HD 7730 |
Nvidia GeForce GTX 970 AMD Radeon R9 290 |
CPU | Intel Core i3-6400 3.8GHz AMD FX-4350 4.2GHz |
Intel i5 3570T |
OS | Windows 7 64-bit | Windows 7 64-bit |
RAM | 6GB | 8GB |
GPU RAM | 1GB | 8GB |
ストレージ | 22GB以上の空き容量 | 22GB以上の空き容量 |
こちらがAPEX Legendsの公式で発表されている必要スペック、推奨スペックです。
APEXは比較的重いゲームなのである程度高性能なパソコンが必要になります。
コストを抑えたいならG-GEAR GA5J-B221BやGALLERIA RM5R-G60S、高画質高fpsで遊びたいならG-Tune HP-ZやGALLERIA XA7C-R37Tがおすすめです。
VALORANT
必要スペック(30fps) | 推奨スペック(60fps) | ハイエンド(144fps) | |
CPU | Intel Core 2 Duo E8400 | Intel Core i3-4150 | Intel Core i5-4460 3.2GHz |
OS | Windows 7/8/10 64-bit | Windows 7/8/10 64-bit | Windows 7/8/10 64-bit |
グラボ | Intel HD 4000 | GeForce GT 730 | GeForce GTX 1050 Ti |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 10GB | 10GB | 10GB |
こちらがValorantの公式で発表されている必要スペック、推奨スペックです。
Valorantは非常に軽量なゲームなので、必ずしもゲーミングpcがいるというわけではありません。
ですが、ほかのゲームもプレイしたい場合や高画質で楽しみたい場合はゲーミングpcの購入をお勧めします。
コストを抑えたいならGALLERIA UL7C-R37やGALLERIA RM5C-G60S、高画質高fpsで遊びたいならGALLERIA UL7C-R37などがおすすめです。
ゲーミングPCでプロゲーマー、ゲーム実況者を目指すなら総合学園ヒューマンアカデミー
ここまで読んでくれた方の中には、将来プロゲーマーやゲーム実況者を目指している方もいるかと思います。
そこで今回お勧めするのが総合ヒューマンアカデミーです✨
総合ヒューマンアカデミーにはプロゲーマーを目指せるプロプレイヤー専攻、ゲーム実況者を目指せるストリーマー専攻があります。
プロプレイヤー専攻では通常2~3年のところを1年でプロを目指せるカリキュラムが用意されているほか、現役のプロゲーマーから直接指導が受けられます。
ストリーマー専攻ではプロプレイヤー専攻と同様現役で活躍している有名ストリーマーからの直接指導のもと動画配信、映像技術、発声技術を学ぶことができます。
さらに北は札幌、南は那覇まで全国11の校舎があるので地元から通うこともできます。
興味を持ったという方はぜひこちらから資料請求をしてください❗️
ゲーミングPCの値段についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンではゲーミングpcの値段について以下の内容を中心に紹介しました。
- ゲーミングpcの性能はスペックに左右されるので用途に合わせて選ぶ必要がある。
- ゲーミングpcを買う際には周辺機器も揃える必要がある。
- 周辺機器も一般のものに比べ高額だが、ゲームを快適にプレイするためには買うべきである。
- ゲーミングpcを購入する際にはへーどディスクの拡張性や自分が使用したい用途に合っているかに注意したほうが良い。
- ゲームによって推奨スペックが違うのでプレイしたいゲームの推奨スペックに合わせて購入する必要がある。
ゲーミングpcは高くて手を出しづらい、と思っていたかもしれませんが、この記事を通して高額な分快適にゲームができるようになることやゲーミングpcの選び方などがお分かりいただけたかと思います。
自分に合ったゲーミングpcを選んで思いっきりゲームを楽しみましょう❗️