グラフィックデザイナーは、ポスター・書籍・商品パッケージ・CDジャケットなどのデザインを制作するクリエイター。
デザイナー業の中でもポピュラーなグラフィックデザイナーは、実はフリーランスとして働く方も多い職業となっています。
しかし実際にフリーランスのグラフィックデザイナーとして働くには、一体どういった方法があるのでしょうか?
今回Pacific Metaマガジンでは、グラフィックデザイナーについて以下の内容を紹介していきます。
- フリーランスのグラフィックデザイナーになるまでの具体的な手順・方法
- 未経験からグラフィックデザイナーになる方法
- グラフィックデザイナーを募集しているエージェントサイト一覧
- フリーランスのグラフィックデザイナーの平均年収について
- グラフィックデザイナーの独学におすすめの書籍
また記事の最後では、グラフィックデザイナーを目指している方におすすめの専門教育機関ついても詳しくご紹介しています。
フリーランスのグラフィックデザイナーになるには?
フリーランスのグラフィックデザイナーになるには、具体的にはどういった方法があるのでしょうか?ここでは、その具体的な手順についてご紹介していきます❗️
デザイン会社や広告制作会社で経験を積む
フリーランスとして本格的に活動を始めるには、その前段階としてデザイン会社・広告制作会社で経験を積んでおくことが大切です?
グラフィックデザイナーにはデザインスキルは勿論のこと、チームで制作するコミュニケーション能力・プレゼン能力など様々な知識・技術が必要とされています。
こうした業界に必要とされている諸々の知識・技術を身につけるには、やはりデザイン会社や広告制作会社で実務を経験することが一番の近道です。
そのためフリーランスとして仕事を始めて行きたい方も、まずはデザイン会社・広告制作会社で経験を積むようにしていきましょう✨
デザイン会社・広告制作会社での活動は人脈づくり・実績づくりにもなる点もポイントですね。
人脈や実績があればフリーランスとしてスムーズに案件を獲得していくことができ、より安定した活動が可能です。
独立する
デザイン会社・広告制作会社にしばらく勤務し経験を積んだ後は、独立を志していきましょう。
フリーランスとして独立する上では、事前準備が必ず必要となってきます。
まずはクライアントを見つけるために、自身の実績・活動を明記したWebサイトを開設したり、SNS上で発信するなど、営業活動をおこなっていきましょう✨
クライアントを確保しておくことで、独立後の収入の大幅な減少をある程度防ぐことができます?
また仕事環境の整備も重要なポイントです。
自宅をオフィスとする場合には、業務に使用するパソコン等はもちろんですが、長時間の作業でも腰を痛めない椅子・机を用意するなど、働きやすい環境づくりをおこなっていきましょう。
働きにくい環境では業務効率が落ち、思ったような収入を得ることが出来なくなってしまいます。
このほか事前準備には、開業届けの提出・確定申告の準備などがあります。
こうした手続きについてもしっかりと準備し、フリーランスとして安定した収入を得ることができる環境を整えていきましょう。
未経験からフリーランスのグラフィックデザイナーの目指し方
ここでは未経験からフリーランスのグラフィックデザイナーを目指す方法についてご紹介していきます❗️
講座やスクール、独学で勉強する
まずはグラフィックデザイナーに必要な専門知識・技術を身につけていく必要があります。
グラフィックデザイナーを目指す方向けの指導をおこなっている、講座・スクールなどもあるため、まずはこうした場所へ通い、専門知識・技術を養っていきましょう✨
また現在はグラフィックデザイナー向けの書籍も多く出版されています。
こうした書籍を通して、独学でグラフィックデザイナーの専門知識・技術を身につけることも効果的です。
ポートフォリオを作成する
フリーランスとして仕事を獲得するには、自身のこれまでの成果・実績を相手に伝えることができるポートフォリオの作成が重要です。
クライアント側はフリーランスの方に仕事を依頼する上で、なによりもその人の能力やこれまでの実績を知りたいと考えています?
これまでの自身の経歴・実績、作成してきたデザインの一覧などをポートフォリオとしてまとめていきましょう。
まだ未経験でポートフォリオに書く実績がないという方は、まずはこうしたポートフォリオに書くことができる実績づくりをおこなっていくことが大切です。
デザイン関係のコンペへの参加など積極的に実績づくりをおこない、良いポートフォリオを作成することができれば、フリーランスとして上手く仕事を獲得していくことができます✨
仕事を獲得する
実際にフリーランスとして活動するために、クライアントを見つけ、仕事を獲得していきましょう。
人脈や、Web・SNS上の発信などをおこなっても、上手くクライアントが見つからないという方は、クラウドソーシングサイトを利用するのもおすすめです。
「クラウドワークス」・「Lancers」といったクラウドソーシングサイトでは、グラフィックデザイナー向けの案件も多く掲載しており、こちらを利用することでも仕事をスムーズに獲得することができます?
クライアントを見つけることができないという方は、こうしたクラウドソーシングサイトについても上手く活用していきましょう。
またフリーランスのクリエイターをサポートする、エージェントサイトの活用もおすすめです。
「レバテッククリエイター」などのエージェントサイトは企業とフリーランサーの方の仲介に立ち、コーディネーターの方が希望に沿った案件を提案してくれます。
こうした便利なサービスについても、しっかり活用していきましょう✨
フリーランスのグラフィックデザイナーにおすすめのエージェント
ここからはグラフィックデザイナーを募集しているエージェントサイトについて、いくつかご紹介していきます❗️
レバテッククリエイター
レバテッククリエイターはIT・Web業界クリエイター向けの求人紹介エージェントサービスです。
保有案件は業界トップクラスとなっており、グラフィックデザイナーの方向けの案件についても豊富に取り扱いしています✨
企業からの信頼も厚く、高単価の案件を多く取り扱っている点も大きな魅力となっています。
「レバテッククリエイター」についてより詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
Workship
WorkshipはIT・Web系の案件を豊富に取り扱っている、デザイナー・エンジニア・ディレクターを対象とした求人紹介サービスです?
Workshipの案件は、週3日・土日のみ・副業としてなど、柔軟な働き方が可能な案件が豊富な点が魅力となっています。
こちらは2018年に新たに開始されたサービスとなっており、まだ案件数が少ないという点に注意しましょう。
クラウドテック
クラウドテックは株式会社クラウドワークスの提供する、フリーランスエージェントサイトです。
提携企業は14万社以上と業界トップクラスの数を誇り、案件数の豊富さが魅力となっています。
クラウドテックは他エージェントサイトと比べると、報酬の低い案件が多いという点に注意しましょう?
ギークスジョブ
ギークスジョブはギークス株式会社が提供している、エンジニア・デザイナー・ディレクター向けのフリーランスエージェントサイトです。
こちらはフリーランスの方に寄り添った、サポート体制が充実している点が魅力となっています。
フリーランサー1人に3人のサポーターが対応するため、丁寧で素早い対応を受けることができます。
また「フリノベ」というフリーランスの方に向けた福利厚生サービスも利用することが可能です?
こちらは未経験の場合、受けることができる案件が少ない点、リモートワーク可能な案件が少ない点に注意していきましょう。
フリーランスのグラフィックデザイナーの年収はいくら?
フリーランスのグラフィックデザイナーの平均年収は300万円〜1000万円以上となっています。
フリーランスの場合には、個人のスキル・実績によって年収が増減しやすく、バイト程度の収入しか得られない方もいれば、1000万円以上稼ぐ方も居ます?
正社員のグラフィックデザイナーの平均年収は約424万円程度です。
またグラフィックデザイナーの年収で最も大きな割合を占めているのが、359〜414万円の水準となっており、日本全体の平均年収と比較して少し低めとなっている点に注意しましょう。
グラフィックデザイナーは、収入面には少し困難がありそうですね。
年収の幅は304〜743万円となっており、勤める企業や個人のスキル・実績によっても収入に大きな差が出てきます。
グラフィックデザイナーとして年収を上げるには、より条件の良い企業への転職や、スキルアップを目指していくことが大切です。
フリーランスのグラフィックデザイナーの独学におすすめの本
ここではグラフィックデザイナーの独学におすすめの本について、いくつか簡単にご紹介させていただきます❗️
なるほどデザイン
なるほどデザインは、デザイナーの方が作業時に考えている基礎的な構成の仕方・ルール・プロセスなどを、図解・イラスト・写真を通して分かりやすく解説した本です。
全くデザインに触れてこなかった人でも、面白く分かりやすい内容となっています✨
こちらはデザイン分野の仕事がどういったものなのか知りたいという方への入門書としておすすめです。
あるあるデザイン
あるあるデザインは、デザイナーの方がよく使う手法について、作例とともに紹介するレイアウトフレーズ集です?
現役デザイナーの方がよく利用しているデザイン技法について、さっと目を通すことができる内容で、自身のデザインのバリエーションを増やすのに効果的となっています。
ロゴデザインの教科書
ロゴデザインの教科書は、ロゴデザインの優れた例を550点以上収録し、それらの基本構造や、そのロゴの形に至った経緯を解説する一冊です。
魅力的なロゴデザインの例を豊富に知ることができ、アイデアのインスピレーションを受けることができます✨
こちらはロゴデザインの技術をもっと高めたいという方におすすめです。
フリーランスのグラフィックデザイナーになるなら代々木アニメーション学院!
フリーランスのグラフィックデザイナーを目指している方は、代々木アニメーション学院への入学もおすすめです。
代々木アニメーション学院はアニメ・声優・マンガ・イラスト・ゲームといった、最新のエンタメコンテンツに関わるクリエイター育成をおこなっている専門教育機関です。
デザインに関わる学科が多く、こうした学科を選択することでデザイン分野の知識・技術をしっかりと学ぶことができます✨
講師陣にはデザイン業界で実際に活躍している方も在籍しており、実践的な知識を身につけやすい環境が整えられています。
グラフィックデザイナーを目指しているという方は、こうした代々木アニメーション学院への入学もぜひ検討していきましょう❗️
興味のある方は、ぜひ無料で出来る資料請求をしてみてください!
「代々木アニメーション学院」についてより詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
フリーランスのグラフィックデザイナーについてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、フリーランスのグラフィックデザイナーとしてキャリアを始める方法など、以下の内容をご紹介してきました!
- フリーランスのグラフィックデザイナーになるには企業で経験を積んだあと独立する
- 未経験からグラフィックデザイナーを目指すなら講座やスクールを活用して専門知識を身につける
- グラフィックデザイナー募集サイトはレバテッククリエイター・Workship・クラウドテックなど
- フリーランスのグラフィックデザイナーの平均年収は平均年収は300万円〜1000万円以上
- グラフィックデザイナーの独学にはあるあるデザイン・ロゴデザインの教科書などがおすすめ
- グラフィックデザイナーを目指すなら代々木アニメーション学院への入学もおすすめ
フリーランスのグラフィックデザイナーは1000万円以上の年収を得る方もいる、夢のある職業です✨
しかし一方では、高収入を得るには個人の能力・実績が必要と、実力が重視される職業でもあるため、停滞せずにスキルアップを目指していくことが大切ですね。
今回ご紹介した内容が皆さまの参考になっていれば幸いです。