Zakuraが新たな暗号技術スタックを発表。Zcashのプライベート送金待機時間は3秒から200ミリ秒未満に短縮へ

Zakuraは、暗号資産Zcash(ZEC)のプライベートトランザクションにおける待機時間を大幅に短縮できる新たな暗号技術スタックを発表しました。この技術により、これまで約3秒かかっていた処理時間が200ミリ秒未満へと短縮される見込みです。特にモバイル端末上での証明生成(ゼロ知識証明の計算処理)が従来比で14倍以上高速化されるとされています。プライベートなZEC送金時にユーザーが直面していた最大の遅延要因が解消される点で、決済利便性の向上が期待されます。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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モバイル環境における証明生成の14倍高速化

発表された新たな暗号技術スタックにより、モバイルデバイスにおける証明生成プロセスが従来の14倍以上高速化されます。プライバシー保護機能を備えたブロックチェーンであるZcashでは、送信者や受信者、送金金額などの情報を非公開にしたまま取引の正当性を証明する仕組みが採用されています。この検証用データの作成には端末側で高度な暗号計算が必要とされ、これまでは処理速度の低下につながっていました。今回のスタック導入により計算効率が改善し、処理時間の劇的な短縮が実現されます。

プライベート取引の待機時間短縮とユーザー体験の改善

この技術スタックの適用により、Zcashのプライベートトランザクションにかかる待機時間は、従来の3秒から200ミリ秒未満にまで短縮される可能性があります。取引時の待ち時間は、日常的な支払いやモバイル送金を行うユーザーにとって大きな課題とされていました。ボトルネックとなっていた遅延が取り除かれることで、プライベート送金の利便性が大幅に向上すると見られます。

ポイント

  • ZakuraがZcash向けの新たな暗号技術スタックを発表しました。
  • モバイル端末における証明生成が14倍以上高速化され、端末側の計算負荷が低減されます。
  • プライベートトランザクションの待機時間が3秒から200ミリ秒未満へ短縮される見込みです。
  • 送金時における最大の遅延要因が解消され、実用的な決済手段としての操作性向上が期待される点で注目されます。
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