資産運用会社のハッシュデックスは、米ナスダックとCMEが算出する指数に連動する仮想通貨ETF「NCIQ」に、無期限先物取引所ハイパーリキッドのトークンであるHYPEを初めて組み入れました。HYPEの組入比率は3.3%となり、構成銘柄の中で5番目の規模となっています。今回の銘柄追加に伴い、ビットコインの構成比率は従来の78%から74.6%に低下した一方、ソラナの比率は3.2%から3.7%に上昇しました。米国の規制対象となっている分散投資型ETFにおいて、新たな暗号資産が採用された事例として注目されます。
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NCIQの構成銘柄変更とポートフォリオの最新比率

NCIQは、米ナスダックとCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)が算出する指数に連動し、複数の仮想通貨に対して時価総額加重方式で分散投資を行う規制対象のETFです。
今回のHYPEの新規組み入れにより、指数の構成比率に変動が生じました。9月2日時点における構成銘柄の比率は以下の通りとなっています。
- ビットコイン:74.6%(組み入れ前の78%から低下)
- イーサリアム:11.7%
- リップル:5.2%
- ソラナ:3.7%(組み入れ前の3.2%から上昇)
- ハイパーリキッド:3.3%(新規組み入れにより第5位)
最大比率を占めるビットコインのシェアが約3.4ポイント低下した一方で、ソラナのシェアが拡大し、新たに無期限先物取引所関連のトークンが組み込まれる形となりました。
ETFを運用するハッシュデックスの実績と提携関係
NCIQの運用を担当するハッシュデックスは、仮想通貨指数に連動した金融商品の運用において実績を持つ2018年設立の資産運用会社です。
同社は2020年に米ナスダックおよびCMEとの間で指数算出に関する提携を締結しました。その後、2021年には世界初となる仮想通貨ETF「HNCI」の上場を実現させています。こうした提携と実績を基盤として、規制に準拠した指数連動型の金融商品の展開を継続して進めています。
ポイント
- 資産運用会社ハッシュデックスのETF「NCIQ」に、無期限先物取引所ハイパーリキッドのHYPEが初採用されました。米ナスダックとCMEが算出する規制対象の指数連動商品に新銘柄が組み入れられた点で注目されます。
- HYPEの組入比率は3.3%となり、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ソラナに次ぐ5番目の構成銘柄となりました。
- HYPEの採用に伴い、ビットコインの構成比率は78%から74.6%に低下し、ソラナは3.2%から3.7%へ上昇しました。主要銘柄の集中度が変化し、分散投資の構成比率に直接的な影響を与えた点で重要です。
- 運用元のハッシュデックスは2021年に世界初の仮想通貨ETFを上場させており、ナスダックやCMEと連携した実績を持つ運用会社によるポートフォリオ更新である点も信頼性の観点から評価されます。