米FinCENがアジア拠点の暗号資産詐欺に127億ドルを関連付け。月間報告額は平均18%増加

米財務省の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)は、アジアの拠点で運営されている暗号資産詐欺に約127億ドルが関連していることを明らかにしました。FinCENのデータによると、関連する月間の報告額は平均18%増加しています。さらに、これらの詐欺拠点は従来の東南アジア地域を越えて拡大していると見られています。巨額の不正活動の実態が示されたことで、暗号資産を扱う金融機関や事業者における監視体制の重要性が改めて浮き彫りとなっています。

監修:ブロックチェーン総研編集部

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127億ドル規模に達する暗号資産詐欺と月間報告額の急増

米国の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN:金融取引の情報を分析してマネーロンダリングなどの金融犯罪を防止・調査する米財務省の機関)は、アジアの複合施設(拠点)から展開されている暗号資産詐欺に、約127億ドルが関連していると報告しました。公表された分析によると、関連する金融活動の報告額は月平均で18%増加しています。金融機関から寄せられる不審な取引の報告規模が急速に膨らんでおり、暗号資産を利用した詐欺被害の拡大傾向が顕著に現れています。

東南アジアを越えて広がる詐欺拠点の拡散

詐欺の実行拠点となっている施設は、現在東南アジアの枠組みを越えて他地域へ広がっていると見られています。これまで東南アジア地域を中心に形成されていたとされる詐欺組織の拠点が、地理的な広がりを見せている可能性があります。暗号資産を用いた組織的な不正取引が広域化していることから、各国の事業者や法執行機関にとって、国境をまたぐ資金移動への検知体制の強化が重要な課題となっています。

ポイント

  • 米FinCENがアジアの拠点で運営される暗号資産詐欺に約127億ドルが関連していると特定した点
  • 関連する月間の報告金額が平均18%のペースで増加しており、不正取引の急拡大が示されている点
  • 詐欺拠点が東南アジアを越えて他地域へと拡大していると見られ、グローバルな監視体制の整備が急務とされる点
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