ステーブルコイン対応の
資金管理システム(TMS)開発
銀行口座とウォレットの残高をまとめて管理し、資金の移動・支払・運用をステーブルコインとトークン化資産で行う資金管理システムを開発します。

実装可能な機能
必要な機能を選定して組み合わせます。最初は必要最低限に開発し、後から機能を足していく進め方も可能です。
グループ資金の可視化
銀行APIとブロックチェーンから、全拠点の口座とウォレットの残高を集め、通貨別・地域別に円換算で表示します。
資金予測とシナリオ分析
入出金の予定から13週先までの残高を予測し、為替や回収遅延などの前提を変えたときの影響を試算します。
資金の自動集中
子会社の残高が基準を超えたときに、ステーブルコインで統括会社や本社の口座へ自動で集めます。
一括支払と条件連動支払
会計システムの支払データを取り込み、検収と照合の条件がそろった支払をステーブルコインで実行します。
余剰資金の短期運用
余剰資金をトークン化MMFで運用し、支払の当日に即時償還して支払原資に充てます。
運転資本の改善
早期支払割引の提案や、売掛債権のトークン化による期日前の資金化に対応します。
為替・金利リスクの管理
通貨別のリスク額と為替予約のカバー率を表示し、社内ルールを下回った場合に通知します。
照合と仕訳の自動作成
入出金と請求書を突き合わせ、会計仕訳を自動で作成します。オンチェーンの取引はトランザクションの記録で照合します。
銀行口座と手数料の管理
口座と署名権限者の一覧、使われていない口座、銀行手数料を管理します。
権限と内部統制
役割ごとの承認上限、職務分離のチェック、送金先の登録変更の二重承認を設定します。
ウォレットと鍵の管理
MPCによる鍵の分割管理と、送金先のアドレスの事前登録で、不正な送金を防ぎます。
監査ログとレポート
全ての操作と承認を記録し、監査向けの資料と経営会議向けのレポートを自動で作成します。
ステーブルコインで資金管理を行う利点
24時間365日の即時送金
銀行の営業時間や海外送金の中継銀行を待たずに、グループ内の資金移動と取引先への支払を数秒から数分で完了できます。
照合作業の削減
送金ごとのトランザクションの記録を会計データに残すため、着金と請求を1対1で突き合わせられます。
運用しながらの支払
待機資金をトークン化MMFで運用し、支払の当日に即時償還して充当できます。支払に備えて利息の付かない預金を積み上げる必要が小さくなります。
画面のイメージ
海外に子会社を持つ事業会社を想定したデモの画面です。
グループ資金の全体像
資金の総額と構成、本日の支払の充当元、地域別の資金ポジション、対応が必要な事項を一つの画面で確認できます。

基準にもとづく資金の自動集中
子会社ごとに留保する残高を決め、超えた分をステーブルコインで統括会社へ集めるルールを管理します。

会計システムと連動した支払
検収と照合の条件ごとに、自動で実行する支払と承認が必要な支払を分け、実行前の安全確認の結果を表示します。

トークン化MMFでの運用
保有する運用資産の利回りと換金性を一覧にし、余剰資金の運用案を提示します。

入出金の照合
自動で一致しなかった入出金について、差額の推定原因と対応を表示します。

職務分離のチェック
申請と承認の権限が同じ担当者に集まっていないかを確認し、見直しの申請につなげます。

画面はデモであり、社名と金額は架空です。画面と機能は、貴社の業務と既存システムに合わせて設計します。
想定するユースケース
海外子会社を含むグループ資金の管理
国や通貨の異なる子会社の残高を一つの画面で把握し、余剰資金を統括会社や本社へ集めます。
国内取引先への一括支払
会計システムの買掛金データを取り込み、多数の取引先への支払を日本円ステーブルコインと銀行振込で実行します。
海外取引先への支払
米ドルやユーロのステーブルコインで、海外の取引先へ即時に支払い、海外送金の手数料と日数を抑えます。
余剰資金の短期運用
資金予測にもとづいて必要な残高を差し引き、余剰をトークン化MMFで運用します。
グループ内の債権債務の相殺
グループ会社間の債権債務を相殺(ネッティング)し、決済の件数と金額を減らします。
開発の進め方
要件定義
対象の会社と口座、既存システム、承認の規程、規制上の論点
画面とシステムの設計
画面の流れ、会計システムと銀行APIとの接続、鍵の管理方式
試作と検証
一部の拠点と取引での検証
本番の開発
開発、セキュリティ監査、リリース
運用と
機能拡張
ブロックチェーンの検討でよくいただくご相談
検討の入り口でつまずく論点はどの企業もほぼ共通です。
ブロックチェーンが自社のどの業務に関係するのか分からない
ステーブルコイン決済・実物資産のトークン化・NFT活用と選択肢が多く、自社との接点を絞り込めない。
何から検討を始めればいいか分からない
ニュースで動向は追っているものの、社内で最初に動かすべき論点が定まらずにいる。
経営層へ説明できる材料がない
市場の実態や改正資金決済法など規制の要点について投資判断に足る整理ができていない。
PoCから先へ進めない
検証はしたものの、暗号資産の会計処理やウォレット・カストディ体制の論点が残り本番に踏み切れずにいる。
支援実績
300件以上のブロックチェーンプロジェクトを41ヵ国で支援してきました。
Pacific Metaの支援体制
ブロックチェーンと金融の知識を持つコンサルタントとエンジニアが、要件定義から開発・運用までを一貫して支援します。
Shota Iwasaki
東京大学在学中に株式会社終活ねっとを設立し、2018年にDMM.comへ売却。2020年に「Forbes 30 under 30 Asia」に選出。
Kazuhito Azechi
創業期の株式会社Luupで事業部立ち上げとマネジメントを経験。Pacific Metaを共同創業し、コンサルティング事業を統括。
Shohei Matsumoto
Web3特化ファンドを持つSkyland Venturesでキャピタリストとして投資を担当。トークン設計と事業開発のコンサルティングを担う。
Kousei Sho
ByteDance本社でグローバルブランディングを担当後、BCG Digital Venturesを経て現在は海外事業を統括。
Ken Iida
2012年にKenpal株式会社を創業し、エンタープライズ・公共など幅広い領域の受託開発を統括。特許取得プロダクトの4カ国実証も主導。
Masato Nunome
SIerとベトナム開発拠点のPMを経て、CryptoGamesでエンタープライズ部門責任者。国内ブロックチェーン事業の黎明期から複数企業の実装を支援。
Tsuyoshi Suzuki
東邦銀行で銀行実務を経験後、ベリトランス・楽天・TISなどで決済サービスの新規事業とアライアンスを一貫して推進。伝統金融と決済領域の事業開発が専門。
Hideyuki Akagawa
東京大学大学院で修士号を取得後、シンシズモ株式会社を創業。ETHGlobal主催の国際ハッカソンで1st-Prizeを獲得。
Natsuki Yamaguchi
2018年の国内ブロックチェーン黎明期から一貫して開発に従事。CryptoGamesで複数サービスの設計・開発を統括し、セキュリティ責任者を兼任。
Tomoki Yamaguchi
マクロ分析の知見を活かしたオンチェーン分析が専門。主要チェーンのトランザクション解析で捜査機関・交換所の調査業務を支援。