オンライン投資プラットフォームを運営するeToroが、米国事業の拡大に向けて証券ブローカーのTradeZeroを買収することが判明しました。一方で、同社の暗号資産関連収益は、2025年第2四半期と比較して約30%減少したことが報告されています。収益構造の変化に対応しつつ米国市場での足場を固める戦略的な動きとして注目されます。
米国市場での強化を狙うTradeZero買収
eToroは米国における事業拡大の一環として、オンライン取引プラットフォームを提供するTradeZeroの買収を発表しました。
TradeZeroは主に米国市場でアクティブトレーダー向けのオンラインブローカーサービスを展開している企業とされています。eToroは買収を通じて、米国でのブローカーインフラの確保やサービス提供のスピード向上を図るものと見られます。
暗号資産収益の減少と事業多角化の動き
買収の動きの一方で発表された同社の業績データでは、暗号資産(仮想通貨)関連の収益が2025年第2四半期と比較して約30%減少したことが明かされました。
暗号資産取引の減速が収益に影響を与えていると見られ、同社が特定の資産クラスへの依存を減らし、米国株式や伝統的金融商品サービス領域での基盤構築を進める可能性があると見られます。
ポイント
- eToroが米国事業の拡大を目的にTradeZeroを買収する点
- 2025年第2四半期と比較して暗号資産関連収益が約30%減少した点
- 暗号資産市場の変動に対し伝統的金融サービスや米国市場の基盤強化を図る動きとして注目される点