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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

米SECがビットコイン急成長に伴う規制の遅れを認め新提案を公表。アドバイザーやファンドの暗号資産カストディ規則を近代化する方針

米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長は、2008年のビットコイン誕生以降における急速な成長に対し、連邦証券規則が十分に追いついていなかったことを認めました。これを受けてSECは、投資アドバイザー(助言者)やファンドによる暗号資産(仮想通貨)のカストディ(保管・管理)方法を近代化するための新たな規制提案を提示しました。長年にわたり規制が市場の発展に遅れをとっていた状況を改善し、運用機関向けの明確な管理枠組みを整える試みとして重要視されます。

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監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

規制の遅れへの言及と市場拡大への対応

SECのポール・アトキンス委員長は、2008年のビットコイン登場以来の急速な拡大に対して、現行の連邦証券規則が歩調を合わせられていなかった事実を認める見解を示しました。暗号資産が金融市場において存在感を高める一方で、適用される規制基準が旧来のままであったことが背景にあると見られます。規制当局トップが公式に遅れを認めた上で対応策を講じたことは、市場環境の変化に規制を適応させる姿勢を示すものと考えられます。

暗号資産カストディ規則の近代化に向けた新提案

規制の遅れに対応する施策として、SECは暗号資産のカストディに関する新提案を公表しました。本提案は、投資アドバイザーや各種ファンドが暗号資産を保管・管理するプロセスを現代の取引環境に合わせて刷新することを主眼としています。

なお、一般にカストディとは顧客の資産を安全に預託・管理する業務を指し、機関投資家やファンドが資産運用を行う上で不可欠な要素とされています。今回の提案を通じて、運用事業者が暗号資産を安全かつ適正に扱える環境を整備し、制度面での不透明さを解消する狙いがあると見られます。

ポイント

  • 米SECのポール・アトキンス委員長が、2008年の誕生以来急速に成長したビットコインに連邦証券規則が追いついていなかったと認めた点
  • 投資アドバイザーやファンドによる暗号資産のカストディ(保管・管理)を近代化するための新たな規制提案が公表された点
  • 過去の規制と市場実態との乖離を是正し、運用機関向けの暗号資産管理ルールを刷新する方針が示された点
  • 機関投資家や運用者がデジタル資産を適切に取り扱うための明確な枠組み整備につながる可能性がある点

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