米大手証券取引所を運営するナスダック(Nasdaq)は、米国で第3位の規模を持つ代替取引システム(ATS)であるLeveL Marketsを買収すると発表しました。この買収は、トークン化証券領域への参入推進や、従来の取引時間の延長を進める戦略の一環として行われます。金融市場のデジタル化が進む中で、24時間365日取引が可能な「常時稼働型(always-on)」市場の実現に向けた取り組みとして位置づけられています。
ナスダックによるLeveL Marketsの買収決定
米ナスダックは、米国において第3位の規模を誇る代替取引システム(ATS:従来の公設証券取引所以外で株式などの売買仲介を行う電子取引プラットフォーム)であるLeveL Marketsを取得することに合意しました。ナスダックは市場基盤のさらなる拡張を進めており、主要な私設取引システムを取り込むことで取引機能と顧客基盤の強化を図る狙いがあります。
トークン化証券への参入と「常時稼働型」市場の推進
今回の買収背景には、ナスダックが進めるトークン化証券(ブロックチェーン技術を活用して発行・管理されるデジタル化された証券)への進出と、より長い取引時間への対応という事業方針があります。金融市場における「常時稼働型(always-on)」市場への需要が高まる中で、既存の取引システムとデジタル資産インフラの統合を進める足がかりとされています。
ポイント
- 米ナスダックが、米国第3位の代替取引システム(ATS)であるLeveL Marketsを買収することを発表しました。
- 今回の買収は、トークン化証券市場への拡大と取引時間の延長に向けた同社の戦略的取り組みの一環です。
- 伝統的金融機関による「常時稼働型(always-on)」市場の実現を目指す具体的なステップとして注目されます。