Harmonyで攻撃者が40億ONEトークンを不正発行した疑い。トークン価格は26%下落

ブロックチェーンプロジェクトのHarmony(ハーモニー)において、攻撃者により約40億トークンの不正発行が行われた疑いが浮上しました。この事態を受けて同プロトコルの暗号資産「ONE」の価格は26%下落しました。Harmonyはアジア時間の午前に、資金凍結に向けて暗号資産取引所と連携しているほか、ソフトウェアの修正を準備中であると発表しました。トークン供給量やエコシステムの信頼性に直結するセキュリティインシデントとして重要視されています。

不正発行の発生と価格への影響

レイヤー1ブロックチェーンプロトコルとされるHarmonyにおいて、攻撃者が約40億トークンのONEを不正に発行(暗号資産を新規作成する「ミント」)した疑いが判明しました。この発生を受けてネイティブトークンであるONEの価格は26%急落しました。暗号資産の急激な大量発行は供給過多や売り圧力を招き、ネットワークの経済モデルや市場からの信頼に直接的な悪影響を及ぼすため、ブロックチェーン業界における重大なセキュリティ上の脅威とみなされています。

取引所連携とソフトウェア修正による対応

Harmonyはアジア時間の午前に公式発表を行い、流出した資金や関連アドレスの資金を遮断・凍結するため、外部の暗号資産取引所と協力して対応にあたっていることを明らかにしました。さらに、不正発行をもたらした技術的な脆弱性を解決するため、ネットワークに対するソフトウェアの修正(バグ修正用のパッチ)の準備を進めています。中央集権型取引所との連携による流出防止策と、根本的なプロトコル修正の両面から復旧作業が進められている状況です。

ポイント

  • 攻撃者によって約40億ONEトークンが不正に発行された疑いが浮上しました。
  • 発表を受けて暗号資産ONEの価格が26%下落し、市場に影響を与えています。
  • Harmonyは被害の拡大を防ぐため、暗号資産取引所と協力して資金凍結を進めています。
  • 根本的な解決に向けてソフトウェア修正(パッチ)の準備を表明している点が注目されます。
ブロックチェーン総研Blockchain Research Institute
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監修者:Pacific Metaマガジン編集部

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