ビットコインを自社の財務資産として保有するMetaplanetが、新たな社債「BitBonds」を発表しました。同社は130万ドル規模の私募債販売を実施し、初回となる「BitBonds」の提供を開始しています。本社債は最大で年率4.3%の利息が設定されている一方で、投資家は発行体の信用リスクやビットコインに連動するリスクを負う仕組みとなっています。
130万ドル規模の私募債「BitBonds」の発表
ビットコインをトレジャリー資産(財務資産)として蓄積する企業であるMetaplanetは、130万ドル(約2億円)規模の私募債販売を通じて、同社初となる社債「BitBonds」を発表しました。この取り組みは、同社が実施した無担保社債の発行および販売によるものです。
本社債では、投資家に対して最大で年率4.3%の利息(年間クーポンレート)が提供されます。なお、Metaplanetは日本の東京証券取引所に上場しており、ビットコインを積極的に財務資産へ組み入れる企業として知られています。
投資家が負う信用およびバランスシートリスク
今回発表された初回の「BitBonds」は無担保社債(unsecured bonds)であるため、投資家はMetaplanet自身の信用リスクに直接晒されることになります。
さらに、Metaplanetの貸借対照表(バランスシート)はビットコインを大量に保有する構造となっているため、投資家は同社の信用リスクに加えて、ビットコイン価格の変動に連動するバランスシート上のリスクも負うことになります。暗号資産を財務戦略の中心に置く企業による独自の債券発行モデルとして、リスクとリターンの両面において市場関係者の関心を集める可能性があります。
ポイント
- Metaplanetが130万ドルの私募債販売を通じて初となる社債「BitBonds」を発表しました。
- 本社債は無担保で発行され、投資家に対して最大年率4.3%の利息が設定されています。
- 投資家はMetaplanet自身の信用リスクと同社のビットコイン連動型バランスシートリスクの双方を負う仕組みです。
- ビットコインを財務の軸とする企業による新たな資金調達手法として、その運用や市場への影響の観点から注目されます。