分散型取引所(DEX)であるOsmosisにおいて、ネイティブトークン「OSMO」の新規発行によるインフレーションを終了する変更が実施されました。これにより、これまで新規トークンの発行によって支えられていたステーキング報酬は、プロトコルが上げる収益を原資とする設計へと移行します。この変更に伴い、ステーキングの年間利回り(APR)は推計で約2パーセントポイント低下する見通しです。あわせて、事前発行されていた約5,190万枚の開発者向けトークンが凍結されます。
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ステーキング報酬の原資をプロトコル収益へ移行
OsmosisはCosmosエコシステムにおける主要な分散型取引所プロトコルとされています。同プロトコルでは、OSMOトークンの新規発行によるインフレーションを停止することが決定されました。
これまではネットワークの新規発行機能を通じてステーキング参加者への報酬が供給されていましたが、今後はプロトコルの実収益から報酬を賄う仕組みへと完全に転換されます。トークン発行による希薄化を止め、ネットワークの利用から生まれる収益とステーカーへの還元を直接結びつける経済構造への移行と見られます。
利回りへの影響と開発者トークンの凍結
今回の仕様変更により、新規発行によって上乗せされていたステーキング年間利回り(APR)から、推計で約2パーセントポイントが減少します。ステーカーにとっては名目利回りの低下となる一方、新規発行による売り圧力や希薄化の影響が排除される形となります。
さらに、事前に発行(プレミント)されていた約5,190万枚の開発者向けトークンを凍結する措置も講じられます。市場への供給量を厳格に管理し、持続可能なトークン設計を目指す方針が明確に反映されたものと見られます。
ポイント
- OsmosisがネイティブトークンOSMOの新規発行(インフレーション)を停止しました。
- ステーキング報酬の原資を新規発行トークンからプロトコルの実収益へと移行させました。
- 新規発行分の停止に伴い、ステーキング年間利回り(APR)は推計で約2パーセントポイント低下する見込みです。
- 事前発行されていた開発者向けトークン約5,190万枚の凍結が実施されます。
- トークンの希薄化に頼るインセンティブ設計から、実際のプロトコル収益に基づいた持続可能なモデルへと転換した点で注目されます。
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