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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

Kalshiが10億ドルを調達。評価額は400億ドル、非スポーツ年間売上換算は10億ドル超に

米予測市場プラットフォームのKalshiが、企業評価額400億ドルで10億ドルの資金調達を実施しました。同社ではスポーツ分野以外の市場における年間換算売上高(売上ランレート)が10億ドルを突破したとされています。今回の資金調達は、NBAやS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスとの提携拡大を進める一方で、スポーツ関連契約に関する法的課題への対応が続く中で行われました。従来のスポーツ予測にとどまらず、金融や実体経済に関わるイベント取引プラットフォームとしての規模拡大が進んでいる点で重要視されています。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

評価額400億ドルでの調達と非スポーツ収益の成長

Kalshiは、評価額400億ドルを基盤として10億ドルの資金を調達しました。同社は米国で規制に準拠したイベント契約(実世界の出来事の結果を対象にしたデリバティブ取引)を提供するプラットフォームとして知られています。

今回の調達における大きな要因の一つとして、スポーツ関連以外の取引市場における年間換算売上高が10億ドルを超えた点が挙げられます。予測市場は選挙やスポーツの結果を対象とする取引が注目されやすい傾向にありますが、Kalshiにおいてはスポーツ以外の多様な指標やイベントを対象とした取引が拡大し、収益の柱として成長している状況が示されています。

大手組織との提携拡大と直面する法規制の課題

資金調達を進める一方で、Kalshiは外部パートナーシップの拡大を加速させています。同社は全米バスケットボール協会(NBA)との関係を深めているほか、金融指数の大手プロバイダーであるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスとの提携も進めています。これにより、伝統的なスポーツ組織や主要な金融ベンチマークとの接続が強まり、プラットフォーム上の契約の種類や信頼性の拡充が図られています。

その一方で、同社はスポーツ関連契約の取り扱いを巡る法的な課題にも直面しています。提供するスポーツ契約が連邦規制のデリバティブに該当するのか、あるいは各州の賭博規制の対象となるのかについて法的な論争が生じており、事業拡大と並行して規制面での適法性を巡る対応が求められています。

ポイント

  • Kalshiが企業評価額400億ドルで10億ドルの資金調達を完了した点で注目されます。
  • スポーツ関連以外の市場における年間換算売上高が10億ドルを突破し、収益基盤の多様化が進んでいる点で評価されています。
  • NBAやS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスとの提携拡大を通じ、伝統的な金融およびスポーツ領域との連携を加速させている点が挙げられます。
  • 事業を拡大する一方で、スポーツ契約を巡る法的な課題や規制管轄の論争を抱えている点が今後のビジネス環境において注視されます。

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