ポケモンのようなかわいいモンスターを捕獲し、戦わせるゲーム「Blockchain Monster Hunt」!
大人気ブロックチェーンゲームの「Axie Infinity」に似た雰囲気のゲームで、リリースされてからかなりの盛り上がりを見せています。
しかし、「詐欺なんじゃないの?」「聞いたことない……」と思う方も少なくないでしょう。
そこで今回Ludasでは、以下の内容を紹介していきます!
- BCMHの基本情報
- スクショ付きの始め方
- BCMHの遊び方と稼ぎ方
- モンスターの選び方
Blockchain Monster Huntの基本情報
運営会社 | BCM Innovation Ltd. |
リリース日 | 2021年9月23日 |
デバイス | PCブラウザ |
Blockchain Monster Huntは、GPS連動の実際に歩いてポケモンを探すアプリ「ポケモンGO」に影響されたPlay-to-Earnのブロックチェーンゲームです。
2021年9月23日にベータ版をリリースし、9月29日にはホワイトリスト向けにIDOを開催。
10月に行われた2回目のIDOでは、トークンが30秒以内に完売したとのことでした。
現在(2022年7月)Twitterのフォロワー数は9万人を超えており、多くの方に期待されているようです。
Blockchain Monster Huntの仕組み
ここからは、Blockchain Monster Huntの特徴を解説していきます。
Axie Infinityとは違った魅力があるので、ぜひ読んでみてください!
完全にブロックチェーン
Blockchain Monster Huntは、完全にブロックチェーン上で動いているところが大きな特徴です。
例えば、STEPNなどの大人気ブロックチェーンゲームはアプリ内に独自のウォレットがありますよね。
簡単に作れるところが特徴で、今も多くのゲームに採用されている形式です。
しかし、独自のウォレットはブロックチェーン上に作られたものではなく、あくまでアプリ内にあるもの……。
以前より「これでは全てがブロックチェーン上にあるとは言えないのでは?」「せっかくのブロックチェーンのセキュリティの高さを活かせていない」などの声が上がっていました。
そこでBlockchain Monster Huntは全てをブロックチェーン上に構築することにしたのです!
そのため、本ゲームではアプリ内ウォレットが存在しません。
ユーザーはMetamaskなどのウォレットを別に用意する必要がありますが、その分セキュリティの高さが特徴です。
公式も「entirely on the blockchain(全てがブロックチェーン上にある)」というところを大きく宣伝しています。
モンスターを捕獲できる
同じくポケモンに影響を受けたAxie Infinityでは、Axieというモンスターを取引で手に入れることはできても、捕まえることはできませんでした。
どちらかと言えばバトルが主なゲーム内容で、ポケモンの醍醐味である捕獲や育成はできません。
しかしBlockchain Monster Huntなら購入したモンスターでフィールドに現れるモンスターを捕獲することが可能!
捕獲したら売りに出したり、育成したりして好きに扱うことができます。
Blockchain Monster Huntを始める方法・準備
Blockchain Monster Huntを始めるには、まずNFTのモンスターを購入しなければなりません。
購入するために必要なものは以下の通りです。
- 国内取引所の口座
- 海外取引所の口座
- 暗号資産ウォレット
開設方法についてはURLからご確認ください。
それでは順番に解説していきます。
$BCMCを購入
NFTを購入するために必要な$BCMCは、今のところ日本の取引所で直接購入することはできません。
そのため、
日本の取引所でビットコインなどを購入→海外取引所に送金→$BCMCを購入→ウォレットに送金
という流れで購入する必要があります。
加えて、この1つ1つの段階で必要となるのが手数料です。
そのためPolygonブロックチェーンなら$MATIC、イーサリアムなら$ETHも手数料として持っておかなければなりません。
または、他の暗号資産を持っている方はスワップして入手するのもおすすめです。
私はMetamaskウォレットでスワップして入手しました!
マーケットでモンスターを購入
好みのモンスターを選んで、「BUY」のボタンをクリックします。
私は今回、このトウモロコシのようなモンスターを購入しました!
価格は79$BCMC(約158円)。
購入して「Play」のタブから戻るとモンスターが追加されているので、Monsters Bagにモンスターを移動しましょう!
モンスターをクリックすると「ADD(追加)」と表示されるので、クリックします。
その他アイテムなどを装備し、完了したら「I’m ready!」のボタンをクリックします。ここでも再度手数料が発生するため、Metamaskから支払って完了。
私が行った時は数円でした。
「Enter Multiverse」をクリックしてゲーム開始です!
ちなみに、ここからモンスターの編成やアバターを変えるなどの変更を行う場合、もう一度ガス代が必要となるためご注意ください。
モンスターの選び方
しかし、始めようにも様々な項目があってどのモンスターを選んでいいか分かりませんよね。
モンスターを選ぶ基準は人によって異なります。
これから解説する項目を確認してから購入してみてくださいね。
グループ
モンスターには4つのグループがあります。
特定のグループにあるモンスターは高値の傾向にあるため、取引目的の方にはチェックしていただきたい項目です!
一覧はこちらから確認できます。
グループ名 | 種族数 | 説明 |
GENESIS | 22 | 最初に販売されたモンスター。世界に16,500体しか存在しない。 |
CHAIN MASCOT | 6 | ブロックチェーンをシンボルとしたモンスター。攻撃力が非常に高い。 |
WILD | 500 | 狩りでゲットできるモンスター。 |
ARTIFICIAL | 不明 | WILDかGENESISのモンスターを繁殖させると稀に生まれる。レア。 |
マーケットプレイスで確認すると、CHAIN MASCOTが一番高値で売りに出されていました。
世界にたった6体しかいないため、そもそもマーケットプレイスで見かけることすら稀かもしれません!
WILDの出現率
WILDとは、ポケモンのようにフィールドで捕まえることが可能なモンスターのこと。
そのため、WILDモンスターの中でもフィールドへの出現率が存在します。
あまり出現しないモンスターはレアとされ、価格が高い傾向にあるようです!
Genus | レアリティ | 出現率 |
1-8 | Common | 1時間に数回 |
9-16 | Uncommon | 1日に数回 |
17-24 | Rare | 数日に1回 |
25-32 | Epic | 2~5週間に1回 |
33-40 | Legendary | 7~14ヶ月に1回 |
同じCommonでも1のモンスターと8のモンスターではちょっとだけ出現率が異なる様子。
40ともなると、数ヶ月に1度しか現れないようですね!
エレメンタルタイプ
モンスターのタイプは全部で10種類!
主要なエレメンタルタイプは各モンスターにつき1つです。
- Earth(地球)
- Electric(電気)
- Water(水)
- Fire(炎)
- Ice(氷)
- Wind(風)
- Dark(闇)
- Light(光)
- Spirit(霊)
- Neutral(中立)
なお、各タイプには強い・弱いタイプが存在しています。
敵のタイプが自身のタイプよりも強い場合、通常の攻撃力よりも2倍の攻撃を受けることになるので確認が必要です。
例えば、Earthタイプのモンスターを所持している場合、バトルではElectricとLightのモンスターに強く、WindとWaterのモンスターに弱いようです。
しかし野生のモンスターを捕獲するゲームでは、EarthはElectricに強く、Windに弱い以外のことは書いてありません。
少々ややこしいので、ゲーム中はこの表を見ながらプレイすることをおすすめします。
その他の項目
その他の項目については以下の通り。
Special AttackとSpecial Defenceに関する説明がなかったため省いていますが、恐らくそのモンスターよりも弱いタイプのモンスターと戦った際の攻撃力&防御力だと思われます。
- Battle Power:統計的な強さ
- Perfection:完成率。ここが高いモンスターは同じレベルの他のモンスターよりも強い。
- Reward Factor:各バトルでのドロップ率に関係する項目。
- Born Chain:生まれたブロックチェーン。バトルで関係してくる。
- HP:体力
- Attack:攻撃力
- Defense:守備力
- Speed:速さ
初心者は、とりあえずBattle Powerをチェックしておけば問題ないでしょう!
Blockchain Monster Huntの遊び方
モンスターを入手したら、次はいよいよゲームプレイです!
Blockchain Monster Huntでは主に「バトル」と「捕獲」、そして「育成」を楽しむことができます。
私のようにポケモンが好きな方はきっと好きなゲームだと感じました!
モンスターとバトル
バトルのゲームでは、最低1体のモンスターが必要です。
まずは1体あればなんとかなるため、必ず購入しておきましょう!
ここからはバトルまでの流れから様々な要素の解説を行っていきます。
フィールドを選ぶ
Blockchain Monster Huntには6つのフィールドが存在します。
最初にユーザーがスポーンするのはHEARTWOODです。
他の箇所の名前は以下の通り!
- HEARTWOOD
- GRANDSAVAN
- MOLTENROCK
- WINTERFORT
- WESTVILLE
- GURUISLAND
それぞれ登場するモンスターに違いがあり、HEARTWOOD以外のマップではかなり強力なモンスターばかりがそろっています。
購入したモンスターのレベルに合わせて選んでみてくださいね。
モンスターを見つける
まずはフィールドにいるモンスターを見つけます。
頭の上に剣のマークが付いているモンスターが、戦うことのできるモンスターです。
逆に、頭の上に「!」と付いているモンスターは戦うことができません。
最初のバトルでは、自身のモンスターのエレメンタルタイプに有利なタイプのモンスターを探すことをおすすめします!
戦う
いざ戦う前に、「保険に入ってください」という画面が表示されます。
これはいわばモンスターの生命保険のこと。
実は、バトルでモンスターが負けてしまった場合、5%の確率でバーン(消滅)させられてしまうという恐ろしいシステムが存在します。
つまり5%の確率でせっかく購入したモンスターが手元から永遠に消えてしまうということですね……。
しかし、保険に入ろうにも最初はゲーム内通貨「エナジー」を所持していません。
バトルでエナジーを稼ぐ必要があるので、最初は絶対に勝てるモンスターを選んでくださいね。
ステータスは戦う前に確認することができます。
「BATTLE」のボタンを押すとバトル開始です。
交互に攻撃を行い、最後までHPが残っていた方が勝ち!
残りのHPが同じ&10ターンが過ぎた場合は最初に攻撃を開始した方の勝利です。
また、各バトルにつきモンスターのエネルギーが200消費されます。
これは自動的に回復しますが、エナジーを使って早く回復することも可能です。
捕獲
バトルでたくさんのモンスターを倒し、エナジーを入手したらモンスターを捕獲できるようになります!
挑戦するにはCatch Priceと書いてある量のエナジーが必要なのですが、この時必要なエナジー量はレアリティが高ければ高いほど多くなる傾向にあるようです。
捕獲に成功しなくてもエナジーは消費されてしまうため、エナジー集めが重要になってきます。
しかも、捕獲できるモンスターは所持しているモンスターよりも弱いタイプの個体のみ。
つまりEarthタイプのモンスターを所持している場合、Electricのモンスターしか捕まえることができません。
また、エナジーは$BCMCを交換することでも入手可能!
1$BCMCあたり1,000エナジーを得ることができるようです。
ただ、$BCMCでエナジーを入手して捕獲できるかも分からないモンスター捕獲に使うなら、普通に購入した方がいいかもしれません。
プレイヤーとバトル
モンスターだけでなく、他のプレイヤーとバトルすることもできます!
モンスター同士のバトルとは違い、最低3体以上のモンスターが必要です。
やり方はカンタンで、戦いたい相手をクリックし、ボタンをクリックするだけ!
合計3ラウンドあり、どちらかが2回勝ったらバトル終了です。
持っているモンスターのタイプだけが表示されるので、自身のモンスターと照らし合わせる必要があります。
アイテムを入手
バトルやマーケットプレイスでは、モンスターを強化するアイテムを手に入れることができます。
PvPモードとPvEモードの両方で使用でき、手数料を支払わずに装備・解除が可能です。
バフアイテムには画像のように2つの効果があります。
- Break:相手モンスターの防御力を無視
- Block:ダメージの25%のみを受ける
- Absorb:ダメージを回復に変える
- Dodge:攻撃をかわす
Attackのアイテムは攻撃力アップに加えて、防御力の無視をするという効果があるようですね。
同じアイテムでもレアなものは体力を20%増加してくれるとのことで、レアリティもチェックする必要があります。
これ以外にも、今後ゲーム内で使えるアイテムは増えるようです!
Blockchain Monster Huntの稼ぎ方
具体的にこのゲームからはどのように稼ぐことができるのかについて解説します。
ほとんどの方法でNFTか$BCMCが必要なので、無課金で稼ぐことはできなさそうです。
モンスターを取引
捕獲・購入したモンスターを売ることで利益を上げる方法です。
先述した通り、モンスターを戦わせるには最低1体のモンスターが必要となります。
また、モンスターを捕獲するのに必要なエナジーは10,000〜30,000。
1回のバトルで得られるエナジーは大体20〜100程度なので、2体目の入手までにかなり時間がかかります。
しかし、苦労して捕獲しても、Commonのモンスターは最低価格約120円なので、そこまで大きな利益にはなりません……。
レアなモンスターならもう少し利益になりますが、大きく稼ぐことは難しいでしょう。
アイテムを取引
まれに、モンスターとのバトルでミステリーボックスをドロップすることがあります。
ボックスの中には$BCMCやエナジー、ゲーム内アイテム、さらにはチェーンマスコットのモンスターを得ることができます。
チェーンマスコットはかなり高額で取引されるため、当たればかなりの利益になるでしょう。
なお、他のアイテムのドロップ率は以下の通りです。
- チェーンマスコット:3%
- Commonのアイテム:30%
- Uncommonのアイテム:15%
- Rareのアイテム:10%
- Epicのアイテム:6%
- 50$BCMC:10%
- 70$BCMC:6%
- 50,000エナジー:10%
- 70,000エナジー:6%
- 100,000エナジー:4%
Commonのアイテムの確率が一番高いようですね。
アイテムもマーケットプレイスで売ることができるので、ちょっとした利益になるかもしれません。
NFTステーキング
フィールドで捕まえたモンスターをステーキングに出すことで一定の収益を得る方法です。
そもそもStakeとは「賭ける」という意味の英単語ですよね。
NFTのステーキングもそのままの意味で、NFTをネットワークに預ける(賭ける)代わりに報酬をもらうというシステムのこと。
期間は数カ月から数年にも上り、その間NFTは使うことができません。
Blockchain Monster Huntの場合、報酬は「WILD」か「GENESIS」かで変化します。
2022年5月のものでは、WILDのプールで、月に1,000万エナジーを得ているようです!
ただし、一部は永久にバーンされるとのこと……。
預けたNFTは永遠に消滅してしまうというリスクもあるということなので、預けるモンスターは選ぶことをおすすめします。
GEMマイニング
マイニングという名前ではありますが、これはいわば宝くじのようなシステムです。
例えば直近のGEMマイニング「BCMC POLYGON GEM 47」では、プレイヤーは20,000エナジーを支払い、当選結果を待ちます。
当選額は1人参加するごとに4$BCMCずつ増え、当選者はその額を全てもらうことができるのです!
通常の宝くじでは10人に当選額が配られたりしますが、GEMマイニングでは1人が全てもらえるという仕組みということですね。
その当選確率は、なんと0.1%。
当選しなかった場合、自分よりも後に参加した5人から2,000エナジーずつ受け取ることができたり、後に参加した人が預けたプールから25%が均等に配られたりして、参加費を回収することも可能です。
そのためには早めに参加することが大切なので、GEMマイニングに参加するつもりなら、ぜひ最初に参加できるようがんばってみてください!
Blockchain Monster Huntの評判・口コミ
ユーザーの口コミはどのようになっているのでしょうか?
twitterで調査したところ、そもそも日本語のツイートが少ない印象でした!
高評価のツイート
$BCMC キャラデザしっかりしてるし、11月前半ゲームローンチだし、一応メタバース所属っぽいから結構期待してる。この状況下でも上昇目線でいい感じ!
引用:Twitter
P2E銘柄のBlockchain Monster Huntのホワイトリストやってます! モンスターと戦ったりするゲームです。 ブロックが生成されるとモンスターが生成されるというブロックチェーンらしいゲームとなっていて面白いです。
引用:Twitter
BCMHのベータ版プレイ中だけど、 アバターとモンスターがかわいい!
引用:Twitter
かわいいという声も見られましたね。
私も正直Axieよりかわいいなと思いました!
低評価のツイート
#BlockchainMonsterHunt 最初分からずに高レベに挑んで蹂躙された。。
引用:Twitter
Blockchain Monster Hunt始めてみたけど あまりよくわからないし稼ぎ方よくわからなかったから保留
引用:Twitter
よく分からないといった声が多いようでした。
確かに何の説明もなく突然ゲームが始まるので、本記事のような解説を読んでおく必要があるかもしれません。
Blockchain Monster Huntは無課金で遊べる?
Blockchain Monster Huntは無課金ではプレイできません。
捕獲やバトルでは最低1体、他のプレイヤーとのバトルでは最低3体のモンスターが必要です。
モンスターはフィールドで捕まえることも可能ですが、捕まえるには一定のゲーム内通貨「エナジー」が必要となります。
エナジーはモンスターとのバトルでも入手できるので、まずは1体購入し、そこから捕獲などで増やしていくことも可能です!
2022年7月時点で最安のモンスターは約120円。
そのため、結論としては「完全な無課金ではプレイできないものの、かなり安く始めることができる」となります!
Blockchain Monster Huntについてまとめ
Blockchain Monster Huntに関する解説は以上となります。
モンスターはかわいく、ユーザー数もTwitterのフォロワー数も問題ありませんでしたね。
今後もまだまだ機能が増えていくようなので、今のうちに始めてみるといいかもしれません。
今回Ludasでは、以下の内容を紹介しました。
- 半年前にリリースされたポケモンのようなゲーム
- 育成・捕獲・PvE/PvPバトルが楽しめる
- モンスターを売りに出すことで稼げる
- フィールドも広く、モンスターがたくさん
フィールドやアバターはポケモンのようになっており、やりごたえがありました。
今ならモンスターも1体約120円~始められます。
ぜひこの機会にプレイしてみてください!