※本サイトは掲載するECサイト等での購入実績に基づいて一部報酬を受領しています
Play to Earnをコンセプトにするブロックチェーンゲームは無数に存在しています。
数多くのタイトルが出たり消えたりを繰り返していく中で、長く安定してプレイし続けられるゲームをプレイしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
今回Pacific Meta マガジンが紹介するのは、ブロックチェーンゲームの黎明期となる2018年から続いているタイトルの1つ、Axie Infinity(アクシーインフィニティ)です。
この記事の内容は以下の通りとなっています。
- ブロックチェーンゲームAxie Infinityの基本情報
- Axie Infinityの特徴・システム
- Axie Infinityで使われている仮想通貨・NFT
- Axie Infinityを始めるまでの流れ
- Axie Infinityをプレイする方法・モード等
- Axie Infinityの稼ぎ方・攻略方法
- Axie Infinityの口コミを紹介
- Axie Infinityは無課金でプレイできる?
e-sportsの種目になるなど、戦略性もあって世界的に有名なタイトルです。
最近の状況なども入れながら紹介するので、ゲームの面白さや稼ぎやすさについて注目しながらご覧ください。
Axie Infinityとは?

ゲーム名(読み方) | Axie Infinity(アクシーインフィニティ) |
ゲームのジャンル | 育成・バトル |
開発チェーン | イーサリアム・Ronin |
ゲーム内トークン | $AXS(ガバナンストークン) $SLP(ゲーム内トークン) |
対応言語 | 英語・日本語 |
運営会社 | SkyMavis(本社:ベトナム) |
対応プラットフォーム | Android、Windows、Mac |
開発段階 | リリース済み(2018年リリース) |
ウェブサイト | https://axieinfinity.com/ |
Medium(ブログ) | https://axieinfinity.medium.com/ |
マーケットプレイス | https://app.axieinfinity.com/marketplace/ |
https://twitter.com/AxieInfinity | |
Telegram | https://t.me/axieinfinity |
Discord | https://discord.com/invite/axie |
YouTube | https://www.youtube.com/@AxieInfinity/featured |
https://www.reddit.com/r/AxieInfinity/ | |
ホワイトペーパー | https://whitepaper.axieinfinity.com/ |
『Axie Infinity』は、2018年にベトナムの企業がサービス開始して以降、フィリピンなど東南アジアを中心に大きな規模で流行りを見せているブロックチェーンゲームです。
バージョンについては初代 → V2 → Originと変遷をたどっており、現在までに度重なる進化を遂げています。
会社の共同創業者にしてCEOのTrung Nguyen(チュン・グエン)は、日本のゲームやマンガといったカルチャーに影響を受けている人物です。
そのため『Axie Infinity』からも日本人に親しみやすいデザイン・システム性を感じることができます。
彼の生い立ちやプロジェクトの立ち上げ経緯などは記事にもされています。
興味があればチェックしてみてください。
NFTゲーム「アクシー・インフィニティ」で革命を起こした天才プログラマー:最も影響力のある人物【2021】 | coindesk JAPAN
話を戻しますが、『Axie Infinity』はキャラクター(モンスター)のかわいさなどもあって日本でも大きな人気となり、200万人以上のユーザー数がいた時期もありました。
2022年8月からは日本語化もされているので、かなりプレイがしやすくなっています。
日本語コミュニティもDiscordなどにあるので、言語についてはほぼ心配いらないでしょう。
プレイ環境について、iOS(iPhone)はテストフライト用のアプリでしかリリースされていない上に、テスターの募集は終了しているので今からだとプレイ不可です。
モバイルアプリではAndroid用にAPKが提供されているのみなので、スマホよりはPCの方がプレイしやすいでしょう。
Axie Infinityの特徴・システム
『Axie Infinity』のゲームは、Axie(アクシー)というモンスターを戦わせる対戦型のシステムです。
プレイヤーは3体のアクシーでパーティを組んで相手のアクシーと戦うことになります。
バトルにおいては単純にアクシー自体を戦わせるのではなく、手持ちのカードを使うことによってアクシーに攻撃・補助などの効果が付与される仕組みとなっています。
1体のアクシーにつき6枚のカードが付随しており、アクシーをゲットすることでそのアクシーが持つカードを使えるようになります。
この後の見出しでは、そのカードゲームのようなバトルシステムや、カードの仕様などについて見ていきましょう。
バトルのイメージ
上の画像で言うと、左側にいるのが味方のアクシー、右側にいるのが敵のアクシーです。
各アクシーにHPのゲージがあるのは分かりやすいと思います。
まず、バトルはターン制なので考える時間は十分あります。
手前に表示されているのはカードの手札で、カード左上に大きく書かれている数字はコストです。
使えるコストの範囲内でカードを使うことで、アクシーに攻撃スキルを使わせたりバフをかけたりすることができます。
カードの種類や効果については、この後少し詳しく見ていきます。
※アップデート等で仕様が変更される可能性はあります
アクシーの配置にも意味があって、先頭(相手側)にいるアクシーが攻撃対象になります。
先頭にはタンク役となる頑丈なアクシーを置いて、回復しながら後衛が攻撃するといった戦い方が可能です。
戦術などの知識をしっかり得てから、ベストな組み合わせで3匹のアクシーを選び出しましょう。
アクシーのステータスについて
アクシー自体のステータスについて、以前はHealth(HPに影響)、Morale(クリティカル率やラストスタンド率に影響)、Skill(コンボ時のダメージボーナスに影響)、Speed(行動順に影響)の4つのステータスがありました。
ただし、新バーションとなる『オリジン(Origin)』では、アクシーのステータスはHPのみになったため、付属しているカードの要素がより重要になりました。
カードを構成する要素について
カードには上の画像のような情報が書かれています。
上でも書いた通り、左上の数字は使用コストです。
コストの右にある数字(60)は、カードの種類によって赤色・緑色・青色で書かれています。
赤色は攻撃、緑色は回復、青色はシールドを表しています。
中央左のマークは「パーツ」を示しています(パーツについては後述)。
上の画像は「目」のパーツであることを表します。
パーツの右にはカードの名前が書かれており、そのすぐ下にはカードの「タイプ」が記載されています。
画像の場合は「Attack」です(タイプについても後述)。
下部にはカードの説明文が書かれており、さらにカードの一番下には「クラス」(こちらも後述)を示すマークが書かれています。
情報量が多いと思いますが、まずは何となく認識できれば大丈夫です。
パーツとタイプ、クラスについては、この後もう少し詳しく紹介します。
カードのパーツについて
カードのパーツは、目(eye)、耳(ears)、背中(back)、角(horn)、口(mouth)、尻尾(tail)の6つに分かれています。
アクシーはそれぞれ上記6つのパーツを持っていて、パーツとカードが対応している仕組みになっています。
1体のアクシーにつき6枚のカードが付属しているようなイメージです。
そのため、パーツ(カード)ごとの強さによってアクシーの価値は変わってきます。
とりわけ「Mystic(ミスティック)」と書かれたパーツを持つアクシーは激レア個体として扱われています。
ミスティックのパーツは、初期に生み出された「オリジン アクシー」と呼ばれる個体のみが持っていて、原則として今後新たに生み出されることはありません。
また、パーツごとに「チャーム」と呼ばれる装備品を付けることもできます(チャームについては後述)。
パーツやチャームの組み合わせによって戦略の幅が爆発的に広がっていきます。
カードのタイプについて
カードの中央、名前の下に書かれているタイプは全9種類です。
カードによっては複数のタイプを持つものも存在します。
Attack | 相手にダメージを与えるカード |
Skill | 味方にバフを与えたり、相手にデバフを与えたりする |
Secret | 相手には使用が分からず、次のターンに効果が付与される |
Banish | 使用した場合、バトルが終了するまで自分のデッキから取り除く |
Innate | このカードが手札にある状態でバトルを開始する |
Retain | このカードはターン終了時に破棄されず手札に戻る |
Power | バトル中は効果が持続する |
Ethereal | ターン終了時に手札にある場合は破棄される |
Unplayable | バトル中は使用できない |
まずは9タイプの特性を覚えて使い分けできるようになりましょう。
敵を倒すためにはAttackが不可欠ですが、InnateやRetainなどはうまく使えばかなり強力な効果となります。
カードのクラスについて
カードのクラスとしては、アクア、ビースト、バード、バグ、プラント、レプタイル、ダーン、メカ、ダスク、ニュートラルが存在します。
ビーストは単体攻撃が得意、バードは全体攻撃・連続攻撃が得意などの特徴がそれぞれあります。
時々によってトレンドはありますが、自分のやりたいコンセプトによってアクシーの選び方を変えていくのが大事です。
過去作ではクラスによる相性がありましたが、新バーション『オリジン(Origin)』になってからは撤廃されてしまったので、クラスを統一することのリスクはさほど高くありません。
1ターンに2体以上のアクシーで同じクラスのカードを使うことでチェインが発動するといったシステムもあるので、クラスの統一については積極的に検討していきましょう。
Axie Infinityの仮想通貨・NFT
続いては『Axie Infinity』で入手できる仮想通貨(トークン)やNFTについて紹介します。
仮想通貨(トークン)について
『Axie Infinity』に導入されているトークンは2種類、Axie Infinity Shards(AXS)とSmooth Love Potion(SLP)です。
2025年、2030年の価格予測をしているサイトなどもあるので、参考にしながら情報を収集してきましょう。
AXS(ガバナンストークン)
コントラクトアドレス:0xbb0e17ef65f82ab018d8edd776e8dd940327b28b
参考:Axie Infinity(AXS)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
AXSは『Axie Infinity』のガバナンストークンです。
供給上限は2億7000万枚と決められています。
主にステーキングをした際の報酬や、プレイヤー同士の対戦で上位に入った際の報酬などで獲得することが可能です。
入手方法が限定的なのでゲーム内では簡単にゲットできませんが、その分だけ価格が安定して値崩れは起こしにくくなっています。
それでも全盛期に比べれば価格が20分の1程度になっていますが、直近でも上昇しているタイミングはあります。
SLP(ゲーム内トークン)
コントラクトアドレス:0xCC8Fa225D80b9c7D42F96e9570156c65D6cAAa25
参考:Smooth Love Potion(SLP)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
SLPは『Axie Infinity』のゲーム内トークンで、発行枚数は無制限です。
1人用のストーリーモードをクリアするなど、ゲームをプレイすれば誰でもある程度獲得できるトークンですが、発行枚数が定められていないため、日を追うごとに流通量が増え続けていて価格が下落しやすい傾向にあります。
ただ、2022年4月にはトークン価格の下落を防ぐためにSLPの供給量を減らす方針を打ち出しました。
デイリークエストで簡単に獲得できた50SLPの削減などをおこなっています。
今でも『Axie Infinity』がなぜ稼げるのかと言えば、こういった施策としていることによって価格推移が下げ止まりをしていて価格が安定していることも一因として挙げられます。
価格が落ちてくれば参入のハードルは少しずつ下がっていくので、これから参入しようとしている方にとっては悪いことばかりではないでしょうが、仮想通貨としては一定の価格を維持し続けた方が健全で長続きしやすいでしょう。
NFTについて
『Axie Infinity』でNFTになっているのは、バトルで使うアクシーのほか、Accessory(アクセサリー)、Land(土地)、Item(ランドアイテム)、Rune(ルーン)、Charm(チャーム)などがあります。
これらのNFTは公式マーケットプレイスなどで購入することが可能です。
アクセサリーについてはアクシーの見た目を変えられるだけの装飾品ですが、他のNFTについてはプレイに影響する機能を持っています。
一つずつ特徴を詳しく見ていきましょう。
Axie(アクシー)
アクシーやカードの内容については上で説明した通りです。
パーティが組める3体セットで、前衛・中衛・後衛それぞれに適したアクシーを組み合わせた編成を考えて購入するようにしましょう。
値段はピンキリで、高いものでは日本円で数百万以上するレア個体もいますが、安いものではで数百円から買うことができます。
ただ、最小限の投資ではバトルで勝つことが難しいので、現実的には1万円程度かけることを覚悟した方が良いでしょう。
Land(ランド)およびItem(ランドアイテム)
こちらは「Homeland」モードで利用できる土地と付属アイテムです。
Homelandモードについては下でも説明しますが、『どうぶつの森』のような雰囲気で他のモードとは全く違うシステムとなっています。
土地を開拓していき畑を耕すといった行動ができますが、プレイに必要な土地の購入には1,500ドル程度かかるため、始めるまでのハードルはかなり高いです。
ランドアイテムは土地に配置できるアイテムとなっており、見た目以外の効果がきちんとあるものもあります。
Homelandモードに興味があればチェックしておきましょう。
Rune(ルーン)
ルーンは、アクシーに装備させることができるアクセサリーです。
クラスが設定されていて、一致しているアクシーにしか装備できないので注意しましょう。
レア度がコモン < レア < エピック < ミスティックの4段階あり、付与されている能力の強さの目安になります。
特にPvPバトルで勝つためには必須に近いアイテムなので、確認しておきましょう。
Charm(チャーム)
こちらもアクシーに付ける装飾品ですが、ルーンとは違ってパーツ(カード)ごとに装備できるようになっています。
一体のアクシーにつき6個付けられるという点以外は、ルーンと似ています。
クラスが一致しなければ装備できないのも共通で、レア度も存在しています。
ただ、ルーンと違う点は「ポテンシャルポイント」という装備コストがチャームごとに決められているところです。
アクシーの持つポイントを上回って装備することはできません。
アクシー側のポイントについては、パーツのクラスが統一されているとボーナスが入るなどして、個別に異なってきます。
全パーツ分のチャームを揃えるのは大変ですが、こちらもルーンと同じく極力手に入れておきたいNFTです。
Axie Infinityの始め方
基本的な流れは他のブロックチェーンゲームと同じですが、専用ウォレットが使われている点には注意しましょう。
そのあたりも含めて、ゲームを始めるまでの準備・流れを順番に説明していきます。
仮想通貨ウォレットを準備する
ゲームをプレイするためには、MetaMaskとRonin Walletの2つを導入しておきましょう。
どちらもGoogle Chromeの拡張機能としてインストールすることが可能です。
まず、『Axie Infinity』ではイーサリアムのサイドチェーンであるRoninネットワークが利用されており、それに伴って専用ウォレットである「Ronin Wallet」の利用が必須となっています。
さらに、仮想通貨を購入する購入する過程で「MetaMask(メタマスク)」など別のウォレットを導入する必要もあります。
MetaMaskの導入については以下の記事でも詳しく説明しているので、未導入の方はチェックしてみてください。


Ronin Walletについては、Chromeに拡張機能として追加した後にアカウントを作成する必要があります。
Axieの公式サイトからダウンロードすることもできます。
Welcome to Axie Infinity (skymavis.com)
導入する際には「シードフレーズ(Seed Phrase)」と呼ばれる文字列を保管することになりますが、これは絶対に外へ漏らさないようにしましょう。
仮想通貨取引所を開設する
仮想通貨取引所については、イーサリアムが購入できればどこでも大丈夫です。
まだ取引所を開設していないなら、国内の取引所でCoincheck(コインチェック)などをおすすめします。
購入したイーサリアムは一度MetaMaskに入れてから、Ronin Walletのアドレスに向けてWETHに変換してから送金する必要があります。
送金には手数料がかかるので注意してください。
公式サイトからBridgeで変換させることもできます。
Ronin Bridge (roninchain.com)
ゲームを開始までのやり方
『Axie Infinity』のプレイを開始するまでの流れは以下の通りです。
- マーケットプレイスでアクシーを3体購入する(任意)
- 公式サイトからアプリケーションをインストールする
- アカウント作成をおこなって『Axie Infinity』に登録する
- チュートリアルをおこなう
- 本プレイ開始
チュートリアルまで終わらせれば無料のアクシーが3体もらえますが、もらったアクシーで他のプレイヤーに勝つのは至難の業です。
公式マーケットプレイスでの値段は1,000円程度からなので、軽くプレイしたら有料アクシーの購入を検討しましょう。
購入方法としてはOpenSeaなど外部のマーケットプレイスを利用してもOKです。
公式サイトではトップページからPLAY FOR FREEの文字をクリックして、OSに合ったファイルをダウンロードしましょう。
ID(メールアドレス)とパスワードを決めてアカウント作成・ログインをおこなった後は入門のチュートリアルが始まります。
プレイヤー名は後から変更することも可能です。
ここまで終われば各ゲームモードをプレイすることができます。
モードについてはこの後の見出しで説明します。
Axie Infinityをプレイする方法、遊び方
ここからは『Axie Infinity』のプレイモードなどについて説明します。
基本的には「アドベンチャーモード」→「アリーナモード」の順に挑戦して、お金と時間に余裕のある人は「Homelandモード」のプレイを検討するという流れが良いでしょう。
ある程度の強さでテンプレ編成を揃えられれば一気に勝てるようになるはずなので、まずは強いアクシーを3体揃えて、得意の戦術を作り上げることを目標にしたいです。
ただ、強力なカードはナーフされる可能性もあるので注意しましょう。
『Axie Infinity』のプレイモードについて
現状でプレイできるモードは大きく分けて以下の3種類です。
- アドベンチャーモード
- アリーナモード
- Homelandモード
各モードの内容について詳しく説明していきます。
アドベンチャーモード
アドベンチャーモードは『Axie Infinity』をプレイし始めた初心者が最初に取りかかるべき1人用のモードです。
システムとしては敵が配置されているステージをクリアしていく形式になっています。
バトルはCPUが相手なので難易度はそれほどでもありません。
ここである程度コツをつかんでから他のモードへ挑戦すると良いでしょう。
ちなみに、アドベンチャーモードにはレベルの概念があります。
アクシーの経験値(EXP)を稼いでレベル上げをすることでステージ(Ruin)の攻略がしやすくなるので、コツコツプレイし続ければ少しずつ攻略範囲が広がるでしょう。
バトルする度に「エナジー」という行動力を消費するため、1日にプレイできる量は限られています。
アリーナモード
普段から『Axie Infinity』をプレイしている人にとっては、アリーナモードが一番馴染みのあるモードでしょう。
こちらはPvP(対人戦)をおこなうモードで、勝つごとにSLPをゲットできます。
さらにランキングで上位に入れば貴重なAXSトークンをゲットすることも可能です。
トップ1,000あたりまでいけば報酬もかなり豪華になります。
アリーナモードのランキングはシーズン制になっていて期間は2ヶ月です。
過去バージョンではシーズン21まで実施された後、2023年3月現在は新バージョンの『オリジン』にてシーズン3までが実施されています。
こちらのモードもエナジーを消費するため、0になったらエナジー回復を待つ必要があります。
Homelandモード
Homelandは、2023年2月にアルファ版のシーズン1が開始されたばかりのモードです。
始めるためには土地(Land NFT)の購入が必須で、値段が高いので参入するハードルはかなり高めとなっています。
こちらはバトルモードではないので、まったりと土地を切り開いたり農作物を収穫したりしながら3Dモデルのフィールドが楽しめます。
収益面については、決められた目標を達成したり様々な項目でランキングに入ったりすることで報酬をゲットすることが可能です。
ちなみにこのモードでのアクシーは、ダンジョンへ派遣してアイテムをゲットさせたり、建設の作業員として使ったりすることができます。
現状ではアクシーを他のモードと行き来させることはできず、別の個体を使用します。
他の人が開拓している土地を見に行くことも可能で、ゆくゆくはメタバース的なコンテンツに育っていきそうなモードです。
アクシーのブリードについて
アドベンチャーモードやアリーナモードの話に戻りますが、アクシー2体を交配させて新しいアクシーを誕生させるブリードをすることが可能です。
基本的には親の遺伝子特性を受け継いだ子供が誕生しますが、突然変異で全く新しい個体が誕生する場合もあり、どのような能力を持ったアクシーが生まれるかは予想がつきません。
ブリードをするにはSLPトークンとAXSトークンを消費するため中級者以上向けですが、手持ちよりもさらに強いアクシーを作り出せる可能性もあるので、積極的に利用していきたいところです。
アクシーを繁殖・売却させてマーケットプレイスで利益を出すためにブリードしている人も数多くいます。
強いカードを持っていても、自分の編成に合わないようなアクシーが生まれた場合には売却を検討していきましょう。
トークンの値段が下がったタイミングで購入して、上がったタイミングで売却するといった売り方の工夫もポイントになります。
スカラーシップ制度について
スカラーシップは、アクシーを貸し出して代わりにゲームをプレイしてもらう制度です。
「制度」とは書きましたがゲーム内のシステムとして実装されているわけではなく、ユーザー同士が個別に規約と条件を決めて契約書を交わす形での運用になります。
オーナー(マネージャー)側は専用のサブアカウントを作って、そこにアクシーを3体送り込んだ後、サブアカウントの情報をスカラーに教えて、毎月のノルマをこなしてもらうというのが基本的な流れです。
利益の配分は契約によって変わりますが、スカラー/オーナーの利益が50/50や70/30などで募集されているのを見かけます。
スカラーには日本人も当然いますが、流行しているフィリピンでは参加者がさらに多いと思われます。
スカラーの募集や参加希望などはDiscordやTwitterなどでよくやり取りされています。
課金したくないという方は、スカラーになることで無料プレイが可能です。
ただ、作業量や利益の配分で揉めることの無いように注意しましょう。
逆に、手持ちのアクシーが増えてきたらオーナーになって貸し出すことも検討したいです。
管理は大変ですが、上手く行けば不労所得が作り出せます。
利益を得た場合の税金や確定申告についてはよく確認した上で利用しましょう。
Axie Infinityの稼ぎ方
『Axie Infinity』における稼ぎ方は以下の通りです。
- アドベンチャーモードをクリアする
- アリーナモードで他のプレイヤーに勝利する
- Homelandモードで土地を発展させる
- アクシーなどNFTの売買をおこなう
- スカラーシップでアクシーをレンタルする
- AXSトークンのステーキングをおこなう
- 仮想通貨(トークン)の売買をおこなう
1~5については、これまでの見出しで説明してきた部分です。
AXSトークンのステーキングについてはRoninネットワークのページでおこなえます。
ここではLANDのステーキングをすることも可能です。
AXS Staking Dashboard (axieinfinity.com)
7については、ゲームと直接関係はありませんが仮想通貨の売買で利益をあげることもできます。
アクシー内での売上と組み合わせるとより効果が出やすいでしょう。
アドベンチャーモードにおける稼ぎ方
アドベンチャーモードについては周回プレイで繰り返しSLPを稼ぐことができます。
基本的にはステージを進めるほど稼げるSLPが大きくなるので、攻略済みの範囲で獲得量が最大のステージを毎日周回することになるでしょう。
エナジーが限られているので無限に回り続けることはできませんが、アクシーのレベル上げも兼ねてできる限りプレイするようにしましょう。
アリーナモードにおける注意点
アリーナモードでは、プレイヤーにランクとMMR(マッチメイキングレート)というものが設定されます。
アップデートによって随時条件は変わりますが、これらが一定以上にならないとSLPを稼ぐことができません。
まずはSLPを稼げるラインまでランク・レートを上げることを目標にしていきましょう。
ランクについて
ランクは以下のようにアップしていきます(名称の後にそれぞれⅠ~IVまで存在)。
Egg → Chick → Hare → Boar → Wolf → Bear → Tiger → Dragon → Challenger
Egg(卵)から始めて、現状ではBoar(ボア)以上にならないとSLPが獲得できない仕様です。
ランクが上がれば強い相手とマッチングするようになりますが、勝った際の報酬は徐々に上がっていきます。
負け続けたり、プレイしないでいるとランクは下がってしまうので注意してください。
MMR(マッチメイキングレート)について
レートによって勝利時にいくら稼げるかは以下の通りです。
※アップデートで変更される可能性があります
MMR | 獲得SLP |
0~999 | 1SLP |
1000~1099 | 3SLP |
1100~1299 | 5SLP |
1300~1499 | 6SLP |
1500~1799 | 8SLP |
1800~1999 | 10SLP |
2000~2499 | 12SLP |
2500~ | 14SLP |
過去には800未満だとSLPが全く入らなくなったタイミングもあって、レートによって稼げる / 稼げない大きく変わってきます。
Axie Infinityの口コミ・評判
この見出しでは『Axie Infinity』をプレイしている方の感想や評価などについてTwitterから紹介します。
ポジティブな意見とネガティブな意見に分けて紹介するので、参考にしてみてください。
Axie Infinityのポジティブな評判
コツコツやってベアーまで来た
勝てると楽しいし負けると悔しい
なかなか息の長いコンテンツだよね
#AxieInfinity #AxieOrigins引用:Twitter
2023年2月14日
Axieinfinityはオワコン?
いえ、全くもってそんなことないです
1ヶ月半のシーズン期間で 私が得た賞金は230AXS
2/23時点の時価計算で 328210円
こんなに稼げるBCG他にないです
全盛期から一回下火になっても存続する楽しめて稼げるBCGは
Axieinfinity
#Axieinfinity #AxieOrigins #BCG引用:Twitter
2023年2月23日
アクシーHomelandようやくレベル6~~!!(*’ω’*)
もはや誰もやってないのかな?ってくらい話題にならないが、俺は毎日ガンガンやってる
新しいレベルに上がって建物を研究してアップグレードできるところが最高に気持ち良い!
#AxieHomeland #axieinfinity #axie引用:Twitter
2023年3月14日
ゲームシステムが面白いという意見がかなり多く見られます。
チームの構成を考えるのにハマっている方がたくさんいました。
また、収益面を見てもまだ儲かるという声は強いです。
これだけ歴史のあるタイトルですが、きちんと続いているのは評価されるべきでしょう。
Homelandは参入するまでのハードルが高くプレイヤー数は多くないですが、土地を買えればチャンスは大きいはずです。
Axie Infinityのネガティブな評判
ウルトラ今更だけど #AxieInfinity 撤退します
アクシーには3㍉くらい入れて、回収は0.5㍉くらいかな
ただ、この回収した0.5㍉をどこに投資したかと言うと #STEPN だったんだなぁ。
アクシーがなかったら多分STEPNにも出会ってなかっただろうし。
ありがとうございました引用:Twitter
2022年7月30日
今日スカラーシップ撤退した。
トークン価格の下落でスカラーさんのやる気も無くなってしまったし、
何しろ月末になると全員分の領収書とか作る方が手間だと思ったからね、
この回収したアクシーちゃんたちどーしよ…。
売っても損するだけだしなー…
#AxieInfinity引用:Twitter
2022年5月3日
【賛否両論】 今後、チャレンジャーは1日5戦しないとランクが低下するように!?
毎日1時間ぐらいは必要になるため、忙しい社会人にはかなり痛いアップデートです。
海外と日本では余暇に対する感覚が違うのはあると思いますが、
個人的には厳しい #AxieOrigins #AxieInfinity引用:Twitter
2023年3月4日
当然、撤退している方も数多く存在します。
ピークに比べれば稼げるトークンの量は減っていて、軌道に乗るまでは苦労するかもしれません。
ただ、一度SLPを稼げるところまで到達すれば、そこから先は原資を回収できる可能性が高まっていくはずです。
時間と費用をどこにかけるのか、しっかり考えることが大事になるでしょう。
Axie Infinityでのハッキング被害と復旧について
全てのブロックチェーンゲームに存在するリスクですが、『Axie Infinity』では2022年3月にハッキング被害が発生しました。
この見出しでは、被害状況や復旧・補償内容等について説明します。
ハッキング被害の概要について
『Axie Infinity』で利用しているRonin Networkから、秘密鍵のハッキングによって2022年3月23日に大量の仮想通貨が流出しました。
イーサリアムが当時の金額で約720億円、USDTが約31億円流出しており、金額的にもかなり大きいハッキングとなっています。
そこから発覚までにはしばらく時間がかかり、判明したのが2022年3月29日です。
Roninブリッジの稼働を停止させて復旧・メンテナンス作業を開始しましたが、初動が遅くなってしまったことは大きなマイナスでした。
復旧までの流れやユーザーへの補償について
Ronin Networkは大きな打撃を受けたものの、そこからの対応はおおむね高評価となりました。
同じ年の6月にはRoninブリッジが再開し、ハッキングを受けた全額はいまだに回収できていませんが、被害に遭ったユーザーに対しては全額を補償することを発表しています。
さらに、大手仮想通貨取引所のBinanceから復旧作業の援助を取り付けられたこともあり、資金調達を受けることもできました。
再度ハッキングされるリスクが無いわけではありませんが、『Axie Infinity』の運営に対しては評価が高まったと言ってもいい出来事となっています。
Axie Infinityのよくある質問と答え(FAQ)
ここまでに紹介しきれなかったFAQを、この見出しでまとめて紹介します。
公式のDiscordがヘルプデスクの窓口となっているので、解決しないことは問い合わせをしてみましょう。
Axie Infinityは無課金でプレイできる?
最初に無料アクシーが3体もらえるため、初期費用をかけずに無課金でプレイすることも可能です。
ただ、無料でもらったアクシーではアドベンチャーモードでさえ勝つことは非常に難しいので、マーケットプレイスでの購入を検討した方が良いでしょう。
どうしても課金するのが怖ければ、スカラーシップを利用してレンタルするのがおすすめです。
複数アカウントの運用はNG?
1人で2つ,3つとアカウントを運用するのは、『Axie Infinity』のルールでは禁止事項でBANされる行為です。
具体的には同じ端末で複数のアカウントを利用するのがアウトですが、別の端末であればセーフとされています。
特に、スカラーシップのオーナー・スカラーになる際はアカウントをBANされないように注意しましょう。
オーナーの場合
スカラー用に作ったアカウントはスカラーに操作させ、自分でプレイしないこと。
スカラーの場合
原則はスカラーの掛け持ちをしないこと。
掛け持ちする場合には必ず使用端末を分けること。
年齢制限はあるの?
『Axie Infinity』のプレイ可能年齢は18歳以上です。
ただし、仮想通貨取引所の登録が基本的には20歳以上なので、実質20歳以上が年齢制限となります。
Axie Infinityの最新情報(2023年4月時点)
✨👀ミスティックアクシーGiveaway👀✨
RONのステーキング開始とRoninゲーム第一弾の発表を記念して、ミスティックアクシーのプレゼント企画を実施します!🎁
ルナシア全土で1,376体しかないミスティックアクシー。ミスティックパーツは独特で、その希少性はスマートコントラクトで保証されています pic.twitter.com/n1VFc37Tav
— Axie Infinity Japan | #AxieOrigins🇯🇵 (@AxieJPOfficial) March 31, 2023
最新情報はTwitter等をチェックしましょう。
2023年3月末には、ミスティックアクシーのGiveawayが告知されました。
最近では『Axie Infinity』以外にもRoninネットワークで作られたゲームがリリースされ始めているので、AXSやRONといった仮想通貨が盛り上がっていく可能性があります。
ちなみに、RONの価格等は以下の通りに推移しています。
Ronin(RON)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
今後のロードマップはホワイトペーパー内に記載があり、アップデートも続いているので将来性にも期待が持てそうです。
以前はサーバーがダウンすることも多かったですが、2022年の後半あたりからはだいぶ減った様子です。
Axie Infinityについてのまとめ
今回Pacific Meta マガジンでは、Axie Infinityについて紹介しました。
この記事のポイントを改めて整理します。
- 『Axie Infinity』は2018年から長期にわたって続いているブロックチェーンゲーム
- アクシーと呼ばれるモンスター3体を編成して戦うゲームで、カードゲームのようなシステムが特徴的
- アクシーに付随しているカードには「パーツ」「タイプ」「クラス」といった要素がある
- 実装されているトークンは「AXS」および「SLP」
- NFTにはアクシーの他に「ランド」「ルーン」「チャーム」などがある
- ゲームを始めるには専用ウォレット「Ronin Wallet」や仮想通貨のイーサリアムを用意する必要がある
- 「アドベンチャーモード」は初心者向け、「アリーナモード」は中級者以上向け、「Homelandモード」は資金に余裕のある人向けのモード
- 無料で始めることもできるが、有料アクシーでないとバトルに勝つことは難しいので、無課金でプレイしたいならスカラーシップの利用を検討したい
- アリーナモードでは、一定以上までランクやレートを上げないと、トークンを効率良く稼ぐことができない
ゲームの更新情報やセールのニュースなどは公式TwitterやDiscordを確認しましょう。
そのほか、ブログやnoteなどにも攻略情報が多く出てきますし、配信をしているYouTuberも数多くいます。
アリーナモードで勝ちを狙うなら、カード一覧や最強カードを探すためのティア表などが載っている以下のようなサイトを参考にするのも有効です。
Axie Infinity Card Tier List | AxieZone
監修者:Pacific Metaマガジン編集部
Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。