自分の描いたイラストを売るイラストレーター。
イラストを描くことが好きな方はイラストを描くことを本業にしたいという方は少なくないでしょう。
イラストレーターとして生きていける人はほんの一握りの人だと思っていませんか?
ですが、本業としては厳しいかもしれませんが本業を別にして副業としてイラストレーターをするという道があります。
今回Pacific Metaマガジンでは副業としてイラストレーターで稼ぐ方法について以下の内容を紹介していきます。
- 副業イラストレーターの始め方
- 副業イラストレーターの稼ぎ方
- 副業での平均的な収入額
- 登録しておいたほうがいいサイト
- イラストレーターのメリットデメリット
- 転職するならマイナビクリエイター
- 確定申告が必要か
この他にもどんなイラストツールを使用したらいいかなどについて説明します。
副業イラストレーターの始め方は?
イラストレーターを副業として始める場合は、まず自分のイラストを人に知ってもらう必要があります。
そのために、SNSやホームページなどを作り、イラストを載せて宣伝しましょう。
その際に、名前や概要欄に「お仕事受付中です!ご連絡はこちらへお願いします」などの文章を書いていておきましょう。
メールアドレスや電話番号など連絡先は必ず載せてください。
また、得意なイラストジャンルや納期目安なども記載しておくといいでしょう。
SNSやホームページのイラストは定期的に更新し、常に新しいイラストを掲載することをオススメします。
発注者が現在どのようなイラストを描いているかを把握でき、依頼を頼みやすくなります。
他にも、クラウドソーシングサイトなどで募集されている案件に応募するという始め方もあります。
SNSの活動と違い自分からイラストを欲している方を探し依頼を取る方法なので仕事を取るという点では優れています。
イラストレーターの具体的な仕事内容はこちらの記事を確認してください。
副業イラストレーターを始める時に必要なものはある?
副業でイラストレーターをはじめる場合に必要なものは以下の通りです。
- パソコン・タブレット
- インターネット環境
- Adobe IllustraterやPhotoshop、CLIP STUDIOなどのデザインソフト
イラストの作成はもちろんですが、仕事の連絡や応募などはパソコン・タブレットを使って行うことがほとんどです。
「スマホではだめなの?」という疑問もあると思いますが、イラストデータは容量が大きく、スマホでは対応できないことがあります。
また、現在のイラストレーターはデジタルでイラストを描く人がほとんどです。
発注者もネットワーク通信を介したデータ納品を前提としていることが多いのでネットワーク環境は整えましょう。
仕事としてイラストを描く場合は、発注者の要望に応えられるようにソフトウェアをそろえることが求められます。
こちらの記事にイラストレーターになる方法をまとめてありますので併せて読んでください。
副業イラストレーターになるには画力も必要!
イラストレーターを名乗るのには画力が必要です。
日ごろから趣味でイラストを描いている方も、これからイラストを描き始める方も画力を上げるよう活動しましょう。
画力を上げるための活動の例をリストであげています。
- 上手な人のイラストを真似して良い所を探す
- 沢山イラストを描く
- 企業が必要としているイラストの特徴を探す
- SNSなどにアップロードし、人に見てもらう
- 人体構造などの理論を学ぶ
画力上達の方法は色々ありますが、毎日継続して上手くなろうとすることが大事です。
地道にイラストを描き続ければ、一か月後、半年後には上達するので、あきらめずに頑張りましょう。
イラストレーターとしての画力を上げたい方はこちらも参考にしてください。
副業のイラストレーターはどうやって稼ぐの?
副業イラストレーターが稼ぐには、大きく分けて発注されたイラストを納品して報酬をもらう方法と、オリジナルグッズなどを販売して収入を得る方法があります。
LINEスタンプを販売して稼ぐ
LINEスタンプは個人でも上げることが出来ます。
審査などがありますがそこを通れば後は印税という形で自分が関与しなくても収益が出ます。
公務員の方や薬剤師、看護師の方など常にネットを触れないという方は、納期が自分で設定できるLINEスタンプなどで収益を得る方法がいいでしょう。
仕事をクラウドソーシングで受注して稼ぐ
イラストレーターで副業をする場合一番わかりやすい方法としてクラウドソーシングサイトに登録し依頼を受けてイラストを描くという方法があります。
依頼が取れた場合確実にお金が入るのでおススメですが依頼を受ける形なのでしっかり依頼完了日などを把握するしなくてはならないのでスケジュール管理などが少し不便になります。
画像サイトに登録して稼ぐ
これは少しマイナーな方法ですが画像サイトに登録し自分のイラストをダウンロードサイトに挙げて収益を得る方法があります。
この方法は初心者の方は少し難しい方法だと思うのでイラストの腕に自信があり方のみしてみることをお勧めします。
親族や知人から仕事を受注して稼ぐ
近場で済ます場合親族や知人にイラストの仕事を依頼してもらいそのイラストを描いてお金をもらうという方法があります。
関係が近い人なので依頼直はしてもらいやすい反面契約等がうやむやになってしまう場合が多くありますのでその辺りをしっかり管理する必要があります。
バイトを副業にして稼ぐ
この方法はイラストレーターの求人に出している会社にバイトとして雇ってもらうという方法です。
この方法だとバイトなのでちゃんと仕事時間と休憩時間など仕事のメリハリがつきお金をしっかり稼ぐことが出来ます。
しっかり本業をしている方は確定申告などの問題が発生しますのでその辺りをしっかり考えてから受けるといいでしょう。
イラストレーターの副業はどれくらいの収入になる?
イラストレーターを副業とした場合の収入は月2~5万ほどです。
この差はイラストの上手さやイラストに費やす時間などで左右されますが大きく変わることはありません。
単価を上げるには、こまめな連絡や依頼主の意図を汲むコミュニケーション能力などが必要になります。
画力だけではなく、社会人としての能力も上げていきましょう。
イラストレーターの副業の相場価格はどれくらいなの?
イラスト1枚の相場ですがサイズの小さいイラストは2000~5000円、サイズが大きい絵や細かい指示がある場合2万円~5万円ほどと考えましょう。
依頼を受ける場合単価が少なすぎると描く時間と収入があまりに釣り合わずモチベーションが下がってしまいます。
単価を下げすぎず、自分の考えている金額以下を指定された場合には仕事を断ることも大切です。
イラストレーターの今後の需要は?
イラストレーターという職業が今後も必要とされるのか?
こちらの記事で詳しく解説しています。
イラストレーターの副業を始める時に登録したいオススメの無料サイト
副業で案件を獲得するためにクラウドソーシングサービスに登録しておくことをお勧めします。
クラウドソーシングサービスでは毎日多くの方が数多くの仕事を受発注していますので毎朝確認することを日課にして仕事を探すといいでしょう。
おすすめのクラウドソーシングサービスは
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
- イラストAC
- LINEスタンプ
などがあります。
一つ一つの単価で選ぶならココナラやランサーズ、ダウンロードの収益を選ぶならLINEスタンプがおすすめです。
副業のイラストレーターのメリットとデメリットは?
イラストレーターを副業にする場合のメリット・デメリットを理解し自分に向いているかを再確認しましょう。
副業のイラストレーターにはどんなメリットがある?
イラストレーターのメリットは自分のスキルが仕事に生かせるのでやりがいを感じる場面が多い事です。
そしてイラストレーターを目指す方はおそらく絵を描くことが好きな方が多いと思いますので自分の好きなことでお金を稼ぐ楽しさがあります。
副業のイラストレーターのデメリットや注意点
デメリットとしては単価を自分で決める場合がありますのであまりに低く見積もると収入があまり入らず副業をする意味がなくなります。
副業としてする以上やはりお金の工程は大切なので自分の中の線引きをしっかり持って依頼を受けるといいでしょう。
イラストレーターの副業には「Illustrator」などのツール・アプリが必須?
イラストの仕事をするにあたりAdobe Illustratorなどの有名なツールは出来る限り使用してください。
理由としては依頼を受ける際「このツールを使用してイラストを描いてください」といった指示がある場合が多いからです。
よく使われるツールは以下の通りです。
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop
- CLIP STUDIO
使えるツールを増やすというのは副業をするにあたって有利に働くので、できれば持っておきましょう。
イラストレーターは副業と本業ならどちらで仕事をするのが良い?
イラストレーターは副業か本業かどちらが良いかは、人によります。
ただし、イラストレーター以外の仕事を現在している人は、副業からはじめて軌道に乗ったら本業にすることをおすすめします。
もし本業にする場合稼いでいる額によっては会社として開業届を出さないと税金などの問題に触れる場合があります。
イラストレーターとは多くが在宅などで働くため仕事とプライベートの境界線があやふやなので自分で切り替えをしなくてはなりません。
なので自分に甘い方や時間の管理が苦手な方はイラストレーターを本業にするというのは難しいです。
イラストレーターに転職するならマイナビクリエイター
イラストレーターに転職したいという方はマイナビクリエイターというサービスがおすす目です。
マイナビクリエイターとはweb関係専門の転職支援サービスのことです。
就職だけではなく、副業でイラストレーター案件もあるようです。
ネット関係の仕事に転職する方のために今の業界の知識や転職する際の会社の選び方や面接の案内、どのような実績が必要かなどを詳しく説明してもらえます。
ネット関係の仕事は嘘か本当かの基準がわかりにくい世界という部分もあるので、その業界で働いている方からの意見は本当に貴重です。
マイナビクリエイターの評判を知りたい方はこちらの記事も参考にしてください!
イラストレーターの副業をしていることが本業の勤務先にばれることはある?
副業をしていると本業の勤務先にばれてしまう場合がありますがイラストレーターも例外ではありません。
しかし副業が禁止の会社に勤めている会社員の方でイラストレーターの活動をしている方は多いと思います。
他の副業と違いイラストレータの活動はばれにくくすることはできます。
簡単に言えばペンネームを勤務先の方などに言わずに活動すればいいのです。
ペンネームは自分にあまり関係のないワードを使うとより見つかる心配はなくなります。
副業でイラストレーターをする時の住民税などの税金対策
どの副業もそうですが稼ぎすぎると確定申告が必要になってしまいます。
そのため自分がどの程度稼いでいるのかを把握しておく必要があります。
年収が2,000万円以下で副業で稼いだお金が年間20万円以下の人は確定申告をする必要はありませんが超えてしまうと必要になります。
イラストレーターの副業についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは「副業としてイラストレータで稼ぐ方法」として下記の内容を紹介しました。
- イラストレーターを始める際にはSNSにイラストを上げるかクラウドソーシングに登録する。
- 稼ぐためにはクラウドソーシングで依頼を探すかSNSでイラストを見た方から依頼を受けるという2つが主な活動になります。
- 収入は月20,000~50,000円ほど。
- 転職する際はマイナビクリエイターを使用すると快適に転職が出来る可能性がある。
イラストレーターは基本的に自分で行動して仕事を取ることが大切です。
いろんな方の依頼を受けたり依頼を貰い人間関係を広げていくとその分仕事の幅が広がりその結果収入が多くなります。
会社と違い自ら活動し仕事を貰えた時の感動は計り知れないので気になっている方はぜひ副業イラストレーターを目指してみてはいかがでしょうか。