プロゲーマーやストリーマー、ゲーム実況者の多くが使用するゲーミングPC。
最新のゲームを快適にプレイするためにゲーミングPCの購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし初心者にとっては訳のわからない専門用語や高額な価格設定など、ハードルが高い買い物でもありますよね…。
今回Pacific MetaマガジンではゲーミングPC初心者の方に向けて以下の内容を中心にお伝えします。
- ゲーミングPCとは?できることや種類について
- ゲーミングPCのオススメモデル10選・人気ブランドを紹介
- ゲーミングPCの購入時に気をつけたいポイント
- ゲーミングPCの相場・寿命について
この記事をご覧になれば、ご自身がやりたいことにゲーミングPCが必要なのかどうかの判断材料にもなると思います。
オススメのゲーミングPCやメーカーについても紹介していますので、皆さんのゲームライフの助けになれば幸いです❗
ゲーミングPCとは?
ゲーミングPCとは3Dグラフィックスを多用した高い処理能力を必要とするゲームを快適に遊ぶことのできるPCのことです。
一般的なパソコンはインターネットの閲覧やメール機能、文章・表作成のオフィスソフトの使用などを用途としており、ゲームをすることを主目的として設計されているわけではありません。
もちろん普通のパソコンであってもゲームの要求スペックを満たしていれば、そのゲームをプレイすることは可能です。
しかし、最新のゲーム、特に3Dグラフィックスを多用したゲームではクオリティーに比例して要求スペックも高く、満足にプレイすることは難しいと言えるでしょう。
一方でゲーミングPCはゲームをプレイすることを主目的として設計されているため、3Dグラフィックスをスムーズに描写できる高性能なパーツを搭載しています。
処理速度が早いため、FPSや格闘ゲームなど”一瞬の判断が勝敗を分けるゲーム”であっても快適にプレイすることが可能です。
もちろんゲーミングPCの高い処理能力はゲーム以外の様々な作業であっても大きく役立ちます。
ゲームをするためだけのPCと誤解されがちですが、高性能で仕事にも使えるPCであることを理解しておきましょう。
「ゲーミングpc」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
ゲーミングPCで出来ることとは?
ここからはゲーミングPCで出来ることをご紹介していきます?
ゲームを高いクオリティで遊ぶことができる
PCだけでなくPS4やSwitchなどのマルチプラットフォームで遊ぶことのできるタイトルの場合、PC版が最もハイクオリティであることがほとんどです。
PC版ではグラフィックや解像度の設定を細かく変更することができ、最高設定の要求スペックをみたすことのできるPCであればそのゲームの魅力を最大限に引き出すことができます。
また、フレームレート値(fps)を高く設定できるため、家庭用ゲーム機や通常モデルのPCと比べてよりなめらかで快適な動作が可能です。
フレームレートが高いほどプレイヤーの反応も早くなるため、競技性の高いゲームなどでは有利にプレイすることができます。
その他にもPC版であればユーザーによるMOD(Modification)が配布されているゲームもあり、より楽しみ方の幅を広げることができるのも大きな魅力ですね❗
クリエイティブな作業に向いている
動画・画像編集や音楽制作、3Dグラフィックス制作などのクリエイティブな作業もゲーミングPCの得意とするところです。
一般的なPCと比べて処理速度が早いため、一定の性能を必要とするこれらの作業もストレスなく実行することができます。
より専門的な3DCG製作やCADを使った業務にはワークステーションモデルと呼ばれるPCが使用されますが、近年ではゲーミングPCの性能が大幅に向上してきていることもあり、ゲーミングPCを仕事用として使用するケースも多くなっているようです。
一般的な使用にも
ゲーミングPCは簡単に言ってしまえば高性能なPCということなので通常モデルのPCができる作業は問題なく行うことができます。
演算処理能力が高くメモリの増設も可能なため、複数の作業を同時に行うマルチタスクにも問題なく対応することができるでしょう。
ゲーミングPCの種類とは?
ゲーミングPCには大きく分けて自作PCとBTOの選択肢があります。
自作PCは自分でパーツをひとつひとつ選ぶことができるため自由度は高いですが、PCパーツについての知識が必要であり初心者にはオススメできません。
BTOは”Build To Order”の略称であり、PCメーカーやBTOショップが受注を受けて生産するタイプのPCのことを指します。
BTOはモデルによって基本的なパーツ構成が決められてはいるものの、購入時のオーダーによってカスタマイズすることも可能です。
ここからはBTOのモデルを大まかに分けてご紹介していきます。
エントリーモデル
ゲーミングPC初心者や入門者に向けた低価格のモデルです。
最低限ゲームが動作すればいいという方に人気が高く、15万円以下の値段で購入することができます。
価格を抑えている分、最新のゲームを遊んだり高い設定でゲームを楽しむにはスペック不足になることもあり、遊びたいゲームが決まっている場合は購入前に確認が必要です。
とはいっても一般的なPCに比べればハイスペックであるため、とりあえずPCゲームをしてみたいという方はエントリーモデルから始めても問題ないでしょう。
コスパ重視モデル
15万円~20万円ほどの価格帯でコストパフォーマンスを重視したモデルです。
3Dグラフィックを多様した人気ゲームでも中~高設定で遊ぶことのできる性能を持っています。
BTOの中でも特に売れ筋のモデルであり、ストリーマーやゲーム配信者にも人気があるモデルです。
最新のゲームを最高設定で遊ぶにはスペック不足なこともありますが、この価格帯のモデルであればほとんどのゲームを楽しむことができるでしょう❗
ハイエンドモデル
とにかく性能を重視し、最新のパーツを使用したハイスペックなモデルです。
プロゲーマーや有名ストリーマーの多くがこのモデルを使用しています。
VRゲームや最新のゲームを4Kの最高画質で遊んだり、デュアルモニターやトリプルモニターでゲームを遊びたい場合はこちらのモデルが必要になってきます。
価格帯の幅は大きく、高額なものでは50万円を超えてくることも珍しくありません。
一度ハイエンドモデルを購入すれば、しばらくはスペック不足に悩む必要はありません。
しかし、最新モデルにはかなわないためサイクルが早いという問題点も抱えています。
値段が高いモデルほど高性能となっていますが、オーバースペックになることもありますので、初心者の方は自分のやりたいことに必要なのかを理解した上で購入を検討してみましょう❗
「プロゲーマー 有名」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
ゲーム推奨モデル
ゲーム推奨モデルは販売ショップがそのゲームの動作を検証し、快適に遊べることを保証したモデルです。
ゲーム内アイテムやグッズが付属する購入特典付きのモデルがあるのも特徴です。
もし、特定のゲームが目的でゲーミングPCを購入予定であればゲーム推奨モデルを探してみるのも良いでしょう。
ゲーミングPCと一般的なPCの違いとは?
ここまでゲーミングPCについて紹介してきましたが、ゲーミングPCと一般的なPCの違いはどこにあるのでしょうか?
ここからは具体的な違いについて解説していきます?
グラフィックボードの有無
ゲーミングPCと一般的なPCの違いで最も特徴的なのはグラフィックボード(GPU)があるかないかです。
グラフィックボードは映像の描画処理を担っており、3Dグラフィックなどを画面に表示するために必要となるパーツです。
グラフィックボードがなかったりスペックが不足しているとゲームのスピードに描写速後が追いつかず、カクカクの状態でプレイすることになってしまいます。
PCでゲームをするためにはグラフィックボードが必須であるとかんがえてくd❗
CPU・メモリ・ストレージが高性能
CPU・メモリ・ストレージはどのPCにも搭載されている基本的なパーツです。
しかしゲーミングPCでは一般的なPCよりも高性能の物を使用しており、処理速度が早く容量の大きいパーツで構成されています。
ゲーミングPCと一般的なPCではCPUの処理速度やメモリの容量が数倍は違っていることが多いです。
冷却機能が高い
ゲーミングPCに搭載されているCPUやGPUは高性能である反面、負荷がかかると発熱してかなりの熱を持ちます。
スマホなどで3Dゲームを遊んでいる時に本体が熱くなることをイメージしていただければお分かりいただけるでしょうか。
熱はPCパーツにとって大敵であるため、ゲーミングPCはパーツの冷却機能が強化されています。
送風ファンの数が多かったり、PCケースが熱を逃しやすい構造になっていたりと方法は様々ですが一般的なPCに比べて冷却機能が高いこともゲーミングPCの特徴です。
ゲーマー心をくすぐるデザイン
ゲーミングPCはゲーマー向けの商品のため、デザインも特徴的な物が多いです。
PCケースにLEDライトが搭載されていることも多く、見た目からもユーザーの気持ちを盛り上げてくれます。
また、ストリーマーやeスポーツチーム、声優などとコラボしたゲーミングPCではそのコラボ相手をイメージしたカラーリングやロゴがデザインされていたりします。
デザインに一目惚れしてゲーミングPCを選ぶ、というのもアリなのではないでしょうか❗
オススメのゲーミングPC10選!
ここからは2022年1月現在、Pacific MetaマガジンがオススメしたいゲーミングPCをご紹介していきます
パーツは標準設定のものを記載してありますが、BTOパソコンはカスタムでパーツを変更することができるのでショップのHPで確認してみてください。
また、キャンペーンなどで安く購入するチャンスがあったりしますので、気になるモデルはこまめにチェックすることもオススメします。
それでは早速見ていきましょう❗
※価格表示は2022年1月現在の税込価格を記載してあります。
ドスパラ GALLERIA XA7C-R37T
ドスパラのGALLERIA XA7C-R37TはハイクラスのゲーミングPCです。
人気の高いGeForce RTX 3070 Tiを搭載しており、要求スペックの高くないタイトルでは4K画質でのプレイにも十分対応するパワーを持っています。
フルHD環境であればほとんどのゲームでスペック不足に悩まされることなく、快適なプレイ体験を得ることが出来るでしょう。
「Apex」などの人気のバトロワゲームでは144hz以上の高リフレッシュレートのプレイも可能です。
コアなゲーマーにもオススメの性能を持ったモデルとなっています。
CPU | インテル Core i7-12700 |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti 8GB |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
SSD | 1TB NVMe SSD |
マザーボード(チップセット) | インテル H670 チップセット ATXマザーボード |
ドスパラ GALLERIA RM5C-G60S 11400F搭載
ドスパラのGALLERIA RM5C-G60SはミドルクラスのゲーミングPCです。
コスパの高いIntel第11世代のCore i5-11400を搭載しており、ゲームだけでなく動画編集などのマルチタスク作業でも高いパフォーマンスを発揮します。
4K環境でのゲームプレイにはスペック不足ですが、フルHD環境であれば設定次第で多くのゲームを快適にプレイすることが可能です。
一番の魅力はコストパフォーマンスの高い価格設定と言えるでしょう。
ある程度設定を妥協してもゲームが快適にプレイできれば問題ないという入門者に特にオススメのモデルとなっています。
CPU | インテル Core i5-11400 |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 512GB |
マザーボード(チップセット) | インテル B560 チップセット マイクロATXマザーボード |
ドスパラ GALLERIA XL7C-R36 5800H搭載
ドスパラのGALLERIA XL7C-R36はミドルクラスのゲーミングノートPCです。
ゲーミングノートPCでは評価の高い「GeForce RTX 3060 Laptop」を搭載しており、フルHD解像度であれば多くのゲームの高グラフィック設定にも対応しています。
また、144Hzの高リフレッシュレートの液晶を採用しており、なめらかな映像でゲームを楽しむことができます。
ハイスペックのゲーミングノートですが、最薄部約23mm、重量も約2kgとコンパクトな点も嬉しい仕様です。
ノートPCでゲームを楽しみたいという方にはオススメのモデルとなっています。
CPU | Ryzen 7 5800H |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB |
メモリ | 16GB DDR4 SO-DIMM |
SSD | 512GB NVMe SSD |
マザーボード(チップセット) | モバイル AMD チップセット搭載マザーボード |
マウスコンピューター G-Tune HM-B-3060Ti
マウスコンピューターのG-Tune HM-B-3060TiはハイクラスのゲーミングPCです。
評価の高いGeForce RTX 3060Tiを搭載しており、ゲーミングPCとして高いパフォーマンスを誇ります。
フルHD画質であれば多くのゲームで快適なプレイが体験できるでしょう。
入門者から上級者まで、ハイクラスのゲーミングPCをお探しの方にはオススメの性能を持ったモデルとなっています。
CPU | インテル Core i7-10700F |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3060Ti |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
SSD | 512GB NVMe SSD |
マザーボード(チップセット) | インテル B560 チップセット |
マウスコンピューター G-Tune P5
マウスコンピューターのG-Tune P5は入門者向けのゲーミングノートです。
「G-Tune」シリーズのゲーミングノートの中でも安価なスタンダードモデルとなっています。
最高設定でゲームを楽しみたい方にとってはパワー不足ですが、値段に対してもコストパフォーマンスは高く、「Fortnite」や「Apex」といった人気のバトロワゲームも安定してプレイすることが可能です。
初めてゲーミングノートを購入するという方にはオススメのモデルと言えるでしょう。
CPU | インテル Core i5-11400H |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
SSD | 256GB (SATA対応) |
マザーボード(チップセット) | インテル HM570 チップセット |
サイコム G-Master Axilus NEO Z690/D4
サイコムのG-Master Axilus NEO Z690/D4はハイクラスのゲーミングPCです。
サイコムで人気の「G-Master Axilus NEO」のモデルであり、CPUは第12世代Intel Coreプロセッサ「Alder Lake」シリーズから選択することが可能です。
Core i5-12600Kが標準構成ですが、最新のCPUということもあり旧世代のCore i9-11900Kよりも高い性能が期待できます。
第12世代Intel Coreプロセッサを搭載したゲーミングPCが欲しいが価格を抑えたい方には選択肢に入ってくるモデルとなっています。
価格 | 21万9,250円 |
CPU | インテル Core i5-12600K |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC |
メモリ | 16GB DDR4-3200 Dual Channel |
SSD | Crucial CT480BX500SSD1 (SSD 480GB) |
マザーボード(チップセット) | MSI PRO Z690-A DDR4 Intel Z690チップセット |
パソコン工房 LEVEL-R6X5-LCR56X-SAX
パソコン工房のLEVEL-R6X5-LCR56X-SAXはハイクラスのゲーミングPCです。
LEDイルミネーションがド派手な「LEVEL∞ RGB Build」シリーズのモデルで、その見た目からユーザーのテンションを大いに盛り上げてくれます。
性能面においてもRyzen 5 5600XとGeForce RTX 3060 Tiの組み合わせで満足のいくパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
こちらのモデルにはeスポーツチームやストリーマーとのコラボモデルも用意されています。
気になる方は下のボタンから公式HPをチェックしてみてください。
Pacific Metaマガジンのおすすめは、ZETAコラボです!
CPU | AMD Ryzen 5 5600X |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6 |
メモリ | DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) |
SSD | 1TB NVMe対応 M.2 SSD |
マザーボード(チップセット) | AMD X570 [ASUS X570-PRO] |
Lenovo Legion T750i
LenovoのLenovo Legion T750iはハイエンドクラスのゲーミングPCです。
高性能のGeForce RTX 3080とCore i9-10900Kを搭載しており、高いゲーミング性能を誇ります。
4K環境でゲームを楽しみたい方に向けた構成になっており、フルHDで構わないという方にはオーバースペックになってしまうかもしれません。
最高設定でゲームをプレイしたいという方はチェックしてみてください。
CPU | インテル Core i9-10900K |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3080 10GB GDDR6X |
メモリ | 32GB DDR4-3200 SDRAM UDIMM |
SSD | 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2) |
マザーボード(チップセット) | インテル Z490 チップセット |
MSI GF65 Thin 10U GF65-10UE-256JP
MSIのGF65 Thin 10U GF65-10UE-256JPはミドルクラスのゲーミングノートPCです。
MSIの「アルティメットノート」シリーズのモデルであり、Thin(薄い)という名称の通り、気軽に持ち運べるゲーミングノートを謳っています。
ミドルクラスのGeForce RTX 3060を搭載しており、最高設定の高負荷ゲームでもない限りストレスなくプレイすることができる性能をもっています。
RTX 3060を搭載している中では安価であり、コストパフォーマンスが高いモデルとなっています。
CPU | インテル Core i5-10500H |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU |
メモリ | DDR4-3200 8GB |
SSD | 512GB NVMe |
マザーボード(チップセット) | インテル HM470 |
STORM SPBP117FRTX3060-16G
STORMのSPBP117FRTX3060-16GはソフマップオリジナルモデルのゲーミングPCです。
第11世代のインテル Core i7とGeForce RTX 3060を搭載しており、ゲームはもちろん動画編集やゲーム配信など様々な用途でパフォーマンスを発揮します。
フルHD環境であれば、ほとんどのゲームで問題なく遊ぶことができるでしょう。
購入時に10%のソフマップポイントが還元されるのも嬉しい点ですね。
CPU | インテル Core i7-11700 |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3060 GDDR 12GB |
メモリ | 16GB DDR4-3200 (8GB×2) |
SSD | 1TB(NVMe) |
マザーボード(チップセット) | ー |
販売ページはこちらをご覧ください。
ゲーミングPCの選び方
ここまでオススメのゲーミングPCをご紹介してきましたが「どれを選べばいいのかわからない」「やはり自分で選びたい」という方も多いと思います。
そこでここからはゲーミングPCを選ぶ際に注目すべきポイントを項目別にご紹介します。
ゲーミングPCの購入をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください❗
価格
ゲーミングPCといっても性能やモデルによってその価格は大きく異なります。
予算に合わせたモデルを選択することができるのもゲーミングPCの特徴です。
しかし、安さを重視して性能面をおろそかにすると、ゲームの要求スペックに届かず後悔することになるかもしれません。
また、逆に高額で高性能のモデルを購入しても、やりたかったゲームに対してオーバースペックであれば宝の持ち腐れとなってしまいます?
価格も大切ですが、まずは自分のプレイしたいタイトルに必要なスペックを確認し、それを満たすことのできるモデルを予算と相談して選択することが重要と言えるでしょう❗
CPU
CPU(Central Processing Unit)はゲーミングPCに限らず、すべてのPCやスマホにも搭載される重要なパーツです。
ソフトウェアやハードウェアから受けた様々な情報を処理し、実行するパソコンの頭脳とも言える役割を担っています。
CPUの性能がそのままパソコンのパフォーマンスに直結するため、オンラインゲームやVRゲームなどの高い処理能力を必要とするゲームを遊ぶ際には高性能のCPUを搭載したモデルを選択する必要があります。
高性能のグラフィックボードを搭載していてもCPUが非力であればその性能を引き出すことはできません。
その他のパーツとの相性も考えて最適なものをチョイスしましょう。
ここからはCPUの2大メーカー「AMD」と「Intel」についてご紹介します。
AMD
AMD製のCPUは大きな分類で「Ryzen」「Athlon」「Sempron」などがあります。
この中で多くのゲーミングPCに搭載されているのが「Ryzen」シリーズのCPUです。
「Ryzen」のラインナップは以下の通り。
- Ryzen Threadripper(最上位モデル)
- Ryzen 9
- Ryzen 7
- Ryzen 5
- Ryzen 3
数字が高いほど性能が高く、3Dゲームやオンラインゲームを楽しむには「Ryzen 5」以上のCPUが最適でしょう。
また、CPUには「世代」というものが存在しており、同じ「Ryzen 9」であっても基本的に「世代」が進むほど新しく、高性能になっています。
最新世代のCPUの場合、旧世代の上位モデルよりも性能が高くなることがあることも覚えておいてください。
Intel
Intel製のCPUは大きな分類で「Celeron」「Pentium」「Core i」のグレードが存在します。
この中で多くのゲーミングPCに搭載されているのが「Core i」のCPUです。
「Core i」のラインナップは以下の通り。
- Intel Core i9
- Intel Core i7
- Intel Core i5
- Intel Core i3
数字が大きいほど性能が高く、3Dゲームやオンラインゲームを楽しむには「Core i5」以上のCPUが最適でしょう。
AMDの「Ryzen」のCPUと比較して、数字が同じであれば近い性能をしていると思ってもらえればわかりやすいと思います。
Intel製のCPUもAMD製同様「世代」によって性能が異なります。
CPUの性能とあわせてチェックしておくようにしましょう。
グラフィック
ゲーミングPCのグラフィックの描写性能はグラフィックボード(GPU)というパーツに依存しています。
グラフィックボードの性能に比例してグラフィックの品質を上げることが可能です。
CPUと並んでゲーミングPCのパーツの中でも最も重要なパーツになるため、搭載グラフィックボードの性能は慎重に吟味しましょう。
また、最新のゲームはグラフィックの進化が著しく、要求スペックもどんどん上っています。
必要ギリギリのスペックの物ではなく、ある程度先を見据えたスペックの物を選択するのがオススメです。
メモリ
メモリは主記憶装置と呼ばれ、データを一時的に記憶し、PCの処理能力を補助する役割を担う重要なデバイスです。
よく作業机に例えられており、メモリの性能(容量)を机の大きさと考えるとイメージが湧きやすいと思います。
作業机が小さいと一度に作業できる量は少ないですが、大きい机であれば同時に大量の作業を進める事ができるといった具合です。
ゲーミングPCに搭載されているメモリの性能は
- 8GB
- 16GB
- 32GB
の3つが主流となっています。
メモリの容量が足りていないとPCの処理能力を十分に発揮することができず、オーバースペックだとコストが高くなってしまいます。
よって中間の性能である16GBのメモリが人気であるということを覚えておいてください。
SSD
SSDは(Solid State Drive)はHDD(Hard Disk Drive)と同じストレージと呼ばれる記憶装置の一種です。
メモリを作業机に例えましたが、ストレージは作業に使う道具や資材をしまっておく引き出しと考えてもらうとイメージしやすいと思います。
SSDはHDDに比べてデータの転送速度が早く、ゲームのローディング時間を大幅に短縮することが可能です。
一方でHDDよりもコストが高く、容量が少ないというデメリットがあります。
2022年現在のゲーミングPCにはSSDは標準で搭載されていますが、容量はモデルによって様々です。
特にゲーミングノートPCは256GBと容量が少なめなSSDの場合もありますので、購入前に必ず確認するようにしましょう❗
マザーボード
マザーボードはPCに搭載される様々なデバイスやパーツを接続する電子回路基板のことです。
メインボードとも言われ、PCの土台となる役割を担っています。
マザーボードの性能によって取り付けることのできるパーツが決まってくるため、拡張性や将来性を考えると、とても重要なパーツであると言えるでしょう。
しかし、現状の国内BTOショップではマザーボードの型番を記載しておらず、搭載されているチップセットの記載のみに留まるケースが多くなっています。
これは時期やパーツの供給によってマザーボードの変更をしなければならないケースがあるからです。
もちろんBTOショップのモデルではしっかりしたマザーボードを搭載していますので、BTOショップでゲーミングPCを購入する方はチップセットの確認だけで基本的に問題ないと言えます。
マザーボードにもこだわりたいという玄人の方は自作PCの方が向いていると言えるでしょう。
人気のゲーミングPCのブランド一覧
ここからはゲーミングPCで人気のブランドをご紹介していきます?
BTOショップやメーカー毎に紹介していますので、是非チェックしてみてください❗
ドスパラ
ドスパラは株式会社サードウェーブが運営する日本のPCショップ・通販サイトです。
1992年創業の老舗パソコン専門店であり、国内を代表するBTOショップとして高い人気を誇っています。
GALLERIA
「ドスパラ」のゲーミングPCブランドがGALLERIAです。
コストパフォーマンスが高く、エントリーモデルからハイエンドモデルまで揃う幅広いラインナップが特徴です。
2022年にはブランド20周年も迎え、PCユーザーの購入満足度も高い人気のブランドとなっています。
GALLERIAでおすすめのゲーミングPCはRM5C-R36です。
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マウスコンピューター
マウスコンピューターは株式会社マウスコンピューターが運営する日本のPCショップ・通販サイトです。
もともとは株式会社MCJが運営していましたが、会社分割するかたちで株式会社マウスコンピューターが設立され運営を移行しています。
2008年に株式会社イーヤマを吸収合併しており、現在はiiyamaブランドのモニターの販売もしています。
G-Tune
G-Tuneは「マウスコンピューター」が展開するゲーミングPCブランドです。
コストパフォーマンスの高さや機能性・デザイン性の高いPCケースが人気となっています。
ラインナップも幅広く、ゲーム推奨モデルやプロゲーマーコラボモデルなどが充実しているのも嬉しい点です。
G-TuneでおすすめのゲーミングPCはHN-Z-3070Tiです。
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パソコン工房
パソコン工房は株式会社ユニットコムが運営する日本のPCショップ・通販サイトです。
ユニットコムはMCJの完全子会社であり、マウスコンピューターと同じくMCJ傘下のPCショップとなっています。
低価格帯での選択肢が多いのが魅力のPCショップであり、比較的頻繁にセールが行われていることも嬉しい点です。
特に入門者の方にはオススメのショップと言えるでしょう。
LEVEL∞
LEVEL∞(インフィニティ)はパソコン工房が展開するゲーミングPCブランドです。
高品質と低価格を両立した設計のモデルが多く、ラインナップもクラス毎に分かりやすく差別化されているのが特徴です。
人気のあるミニタワーのM-CLassやeスポーツチームや人気声優とのコラボレーションモデルを多数扱うR-Class RGBなど、用途に合わせて選択することができます。
LEVEL∞でおすすめのゲーミングPCは、LEVEL-M066-124-RBXです。
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デル
デル(Dell)はアメリカの「Dell Technologies Inc. 」が展開するPCブランドです。
企業・個人向けにPC・プリンター・サーバー等の販売・サービスを行っています。
日本でも大きなシェア率を誇るデル製のPCはコストパフォーマンスに大変優れていることでも知られています。
一方で海外企業ということから、サポート体制の不備や納期の遅れに不満を持つユーザーも多いことを頭に入れておくと良いでしょう。
Alienware
Alieanware(エイリアンウェア)はデルが展開するゲーミングPCブランドです。
BTOの中では高額な価格設定のブランドとして知られています。
コスパが良いとは言えませんが、高級感のあるデザインや信頼のおけるブランド力で愛用者の多いゲーミングPCでもあります。
ちなみにYoutuberのヒカキンさんも自身のゲームスタジオを改装した際にAlieanwareのPCを紹介しており、長年の愛用者であることを明かしています。
AlienwareでおすすめのゲーミングPCはAurora Ryzen™ Edition R14フルカスタマイズです。
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レノボ
レノボ(Lenovo)は本社・本店を香港とアメリカに構えるPCメーカーです。
国内ではレノボ・ジャパン合同会社が日本法人として設立されています。
ビジネス・法人向けのPCに強く、耐久性と高いコストパフォーマンスに定評があります。
モバイルノートのThinkPadシリーズを代表として、用途に合わせた豊富なラインナップが魅力です。
2021年の世界PC出荷台数シェアNo.1を誇る世界有数のPCメーカーでもあります。
LEGION
LEGION(レギオン)はレノボが展開するゲーミングPCブランドです。
レノボというとビジネスノートPCを思い浮かべる人が多いと思いますが、近年ではゲーミングPCにも力を入れており、コスパの高いモデルを次々と発表しています。
一番の魅力はやはりそのコスパの高さですが、国内人気のBTOに比べて在庫状況が不安定な点やサポートの充実度が懸念点と言えます。
「LEGION」ブランドは国内でも徐々に浸透してきていますので、今後の発展に注目したいブランドであると言えるでしょう。
LEGIONでおすすめのゲーミングPCは、T770iです。
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HP
HP(HP Inc.)はアメリカの電気メーカーです。
PC及びプリンターなどのハードウェアの開発・販売を手掛けており、国内では株式会社日本HPが日本法人として設立されています。
世界のPC出荷台数はレノボに次ぐ2位になっています。(2021年第3四半期)
OMEN
OMENはHPが展開するゲーミングPCブランドのひとつです。
HPのもうひとつのブランド「PAVILION GAMING」よりも高額で高性能なモデルが揃っています。
4K環境や高リフレッシュレートでのゲームプレイを検討している方はこちらのモデルが候補に上がってくるでしょう。
先進的で特徴のあるデザインも人気となっているので、ぜひ一度ご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。
OMENでおすすめのゲーミングPCは「OMEN 45L-GT22-0781jp ハイパフォーマンスモデル」です。
気になる方は、以下のボタンから公式サイトをチェックしてみてください!
PAVILION GAMING
PAVILION GAMINGはHPが展開するゲーミングPCブランドのひとつです。
主にエントリークラスからミドルクラスのモデルをラインナップしています。
OMENと比べて低価格帯のモデルが揃っており、入門者やライトユーザーによりオススメのブランドとなっています。
コストパフォーマンスも高く、フルHD環境でのゲームプレイを楽しみたい方はこちらのモデルから入るのものアリでしょう。
PavilionでおすすめのゲーミングPCは「Pavilion TG01-TG01-2070jp グラフィックスレスエディション【C10】」です。
気になる方は、以下のボタンから公式サイトをチェックしてみてください!
フロンティア
皆様あけましておめでとうございます!?
1/1(金) 福袋開始ました!
・ゲーミングキーボード&マウスセット
・最強ゲーミングデバイス3点セット
・爆売れ!伝説のゲーミングPC
台数限定ですのでお早めにご覧くださいhttps://t.co/bXl2Hd9tX5#FRONTIERTR #ゲーミングPC #福袋 pic.twitter.com/oKMvYbriZV— FRONTIER(フロンティア) (@frontier_k) January 1, 2022
フロンティア(FRONTIER)はインバースネット株式会社が運営する日本のBTOショップです。
家電量販店のヤマダ電機グループ傘下のショップでもあります。
全国のヤマダ電機で実機を展示しているので、実際に実物を見ることができるのは大きな強みです。
またセールが多いことも特徴で、セール時には大幅な割引にも期待できます。
大手家電量販店傘下のBTOショップということで、サポート体制も万全なのは入門者にとって嬉しいところです。
格安でゲーミングPCをゲットしたいという方は公式HPの告知を見逃さないようにしましょう。
ゲーミングPCの価格の相場とは?
ゲーミングPCの相場は非情に判断が付きづらいというのが結論です。
パーツひとつひとつの価格が変動しやすく、モデルによって構成も様々なため、判断が難しいからというのがその理由です。
売れ筋は15万円~20万円のBTOとなっており、おおよそですがミドルクラスからハイクラスのPCがこれに当たります。
これはフルHD環境であれば多くのゲームを快適に遊ぶことのできるスペックが人気であることを示しているとも言えるでしょう。
ゲーミングPC入門者の方は、まずはこの価格帯のモデルを候補に入れて検討してみてはいかがでしょうか❗
ゲーミングPCはどこで買うのがおすすめ?
ここからはゲーミングPCの購入場所についてご紹介します?
それぞれのメリット・デメリットについても記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
家電量販店
最近では一般的なPCだけでなくゲーミングPCの取り扱いも増えてきている家電量販店。
こだわりやない方や今すぐゲーミングPCが欲しいという方には都合が良いですが、PCの専門店ではないため品揃えは多くありません。
PCの性能にこだわりたいという方にはオススメできないというのが現状と言えます。
ネットショップ
Amazonや楽天、Yahooショッピングといった大手ECショップでもゲーミングPCの取り扱いがあります。
自身の希望通りの構成のモデルがドンピシャであれば、購入を検討しても良いかと思います。
決済から配送までスピーディーな点やポイント還元が魅力ですね。
デメリットは細かな構成変更に対応していない点や、購入後のアフターフォローに不安がある点です。
ご自身で判断できれば問題有りませんが、ゲーミングPCの入門者の方にはオススメしにくいと言えるでしょう。
BTO専門店
ドスパラやマウスコンピューターなどのBTO専門店はオーダーを受けてからPCを生産する受注生産の方式を採用しています。
PCのモデル・パーツも多彩に揃っており、希望に合わせて様々なカスタマイズが可能です。
購入前に電話などで専門オペレーターに相談することも出来るので、自分の遊びたいゲームと予算を伝えれば、それに応じたスペックのモデルを提案してくれます。
基本的にネット通販という形になるため、実店舗が近くにない方は実物のイメージが掴みづらいのがデメリットです。
入門者から上級者まで、ゲーミングPCを購入するのに最もオススメなのがBTO専門店です❗
PCメーカーの公式通販サイト
東芝やNEC、SONYといった国内のPCメーカー公式通販サイトでもPCを購入することが可能です。
ですが、これらのPCメーカーの取り扱っているモデルはほとんどが一般ユーザー向けのモデルとなっています。
知名度が高く、製品への信頼度も高いのは良いのですが、3Dゲームの要求スペックを満たすようなモデルは少なく、選択肢がほとんどありません。
ゲーム目的でPCを買うのであればBTOショップでゲーミングPCを購入することをオススメします。
ゲーミングPCを生かして活躍するなら専門学校
ゲーミングPCの購入を考えている方の中にはプロゲーマーやストリーマーなど、ゲーミングPCを生かして活躍することを仕事にしたいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けてPacific Metaマガジンがオススメする専門学校をご紹介します?
総合学園ヒューマンアカデミー
総合学園ヒューマンアカデミーは1995年に開口し、国内に18の校舎を持つ大手専門学校です。
ヒューマンアカデミーの「e-Sportsカレッジ」ではプロゲーマーやストリーマーになるためのノウハウを一から学ぶことができます。
1年間という短期間でプロプレーヤー・ストリーマーとして活動するのに必要なスキルを身につけることが出来るカリキュラムが用意されていることが大きな魅力です。
1年と聞くと短いように聞こえますが、発展著しい日本のゲーム業界において、少しでも早く活動を始めることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
生徒一人ひとりにゲーミングPCが用意されているため、ゲーミングPCをお持ちでない方も問題なく受講することができます。
とはいえ、将来的に必須となるデバイスですので在学中の購入を推奨されています。
具体的なカリキュラムの内容や学費、設備などは資料請求をすることで確認することができます。
eスポーツ業界やストリーマーの仕事に興味のある方は、まずは資料を取り寄せるところから始めてみてはいかがでしょうか❗
家庭用ゲーム機でゲームするのと何が違う?
家庭でゲームをする場合、プラットフォームはPC版(ゲーミングPC)とコンシュマー版(家庭用ゲーム機)に大別されます。
端的に言ってしまえばゲーミングPCは自由度が高く、家庭用ゲーム機はお手軽さが魅力と言えるでしょう。
それぞれにメリットがあり、デメリットもあります。
ゲーミングPC | 家庭用ゲーム機 | |
メリット | ゲームのグラフィック・フレームレートを自由に設定できる。 MODの導入で楽しみ方の幅を広げることができる。 ゲーム以外の作業も可能。 |
初期費用が安い。 購入してすぐにゲームを始めることができる。(細かい設定が不要) 他のプレイヤーと環境が同じなので差が出ない。 |
デメリット | 初期費用が高額。 ゲーム外のトラブル(マシントラブル)がおきやすい。 チーター・バグが多い。 |
PC版よりも画質・フレームレートで劣る。 限られたMODしか使えない。 互換性のないタイトルは遊べない。 |
どちらが優れているかは一概には言えませんが、その人の求めるプレイスタイルによって向き不向きがあると言えますね。
また、どちらか一方でしか発売されていないタイトルも多く、遊びたいタイトルからプラットフォームを選択する方もいるようです。
ゲーミングPCの寿命はどのくらい?
高い買い物であるゲーミングPC。
やはり気になるのは寿命がどれくらいもつのかといった点です。
パーツ毎に寿命も異なるため一概には言えませんが、ゲーミングPCの寿命は3~5年と言われています。
一般的なPCが5~7年ほどの寿命と言われていることを考えると高価な割に寿命が短いような気がしてしまいますね。
ゲーミングPCの寿命が短い理由はゲームをすることでパーツに掛かる負荷が大きいためです。
一般的なPCをゲーム用途で使用した場合、スペック不足でマシンに無理をさせてしまい、より早い年数で故障する可能性もあります。
CPUやGPUなどのパーツの性能はどんどん上っているため、性能的な寿命は更に短くなります。
ヘビーユーザーの中には2年ほどでパーツを更新するケースも多いです。
PCの寿命は個体差や使用状況に左右されるため予測することは難しく、いつ壊れるかは誰にもわかりません。
急なトラブルに対応するためにも、ゲーミングPCを購入する際には延長保証オプションの加入を検討しておきましょう。
ゲーミングPCについてのまとめ
今回Pacific MetaマガジンではゲーミングPCについて以下の内容をお伝えしました。
- ゲーミングPCは3Dグラフィックスの表現やマルチタスク作業を可能とする高い処理能力を備えた仕事にも使えるパソコンのこと。
- ゲーミングPCはゲームだけでなく、クリエイティブな作業から事務作業までを行うことができる。
- ゲーミングPCを選ぶ際に特にこだわりたいパーツはCPUとグラフィックボード。
- ゲーミングPCを購入するならBTOショップのモデルがオススメ。
- ゲーミングPCの相場や寿命は状況によって異なる。
ゲーマーにとって憧れのデバイスであるゲーミングPC。
高額な買い物ではありますが、ゲームをより快適に幅広く楽しみたい方にはその値段にあった価値のあるデバイスと言えるでしょう。
この記事がゲーミングPCの購入を検討している方にとって少しでも助けになれば幸いです。