ゲーム実況だけでなく、自身の声を録音する際にはマイクが必要になります。
より聞きやすく色んな人に見てもらえるような動画にしたいですよね。
マイクがより綺麗な音が取れる位置に置くことはより質の高いゲーム実況を録ることにもつながります。
今回Pacific Metaマガジンではゲーム実況のマイクの位置についてご紹介します❗
- マイクの位置を決める際に確認するべき事
- ゲーム実況でのマイクの位置
- ゲーム実況でのマイクの接続の位置
- ゲーム実況時に音質をよくする方法
- ゲーム実況にオススメのマイク周辺機器
- スタンドマイクとヘッドセットマイクどちらを選ぶべきか
- マイク無しでの実況方法について
その他にもマイク無しで実況する方法についてもご紹介します。
ゲーム実況でマイクの位置を決めるために確認すべきこと
マイクの位置を決める前に、使うマイクの機能について様々な確認するべきことがあります。
確認するべき点として、どれぐらいの範囲の音を拾うのか、どのような形状のものか、接続は有線か無線か等があります。マイクの音を拾う範囲は、その方向性がマイクによって違うためどれを使うのか確認が必要です。
マイクの種類はどのようなものを使っているかなどはコンデンサーマイクとはよくレコーディングなどで使われているマイクです。コンデンサーマイクはそれだけでは動かず別にファンタム電源というものが必要になります。
またマイクの種類によってはそのままでは自立しないので、別にスタンドが必要になることもあります。
ゲーム実況でのマイクの位置
マイクの位置を決める前に、そもそも使うマイクがどれだけの範囲の音を拾うか複数人で実況を録るのか個人で取るのか確認することは重要になります。
またマイクの指向性が以下の3点の中からどれかを確認することが必要となります。
- 単一指向性マイク
- 全指向性マイク
- 双指向性マイク
それぞれの指向性のマイクの特徴からどこの位置に置くのが最適かをご紹介します。
単一指向性マイク
単一指向性はマイクの向きに合わせた正面の部分だけ音を拾います。そのため正面以外の音は広いにくく雑音などが入りにくいです。
そのため、単一指向性マイクを使う時は基本的に単一指向性マイクの際の位置は声を出す方向の目の前に指向性が合うように置きます。
単一指向性マイクは、マイクの一方向からしか音を録音できないためどこから音を拾うか確認することが大事になります。正面以外の方向だと単一指向性マイクが音を拾いきれず録音の音が小さくなります。
あまり自身とマイクの距離が近いとプレイに熱中した際の身体の急な動きでマイクにあたりやすくなりノイズがはいってしまうので注意しましょう。
何も変わったことがなければ単一指向性マイクは正面に置くのが最適といえます。
全指向性マイク
全指向性は広い範囲の音を拾うため、複数人で実況を取る際によく使われます。
1人実況プレイでも使うことができますがその際は周りの雑音も拾ってしまう可能性が高くなります。
全指向性マイクは基本的にどの方向からの音も拾うことが特徴のため他のマイクより位置はある程度自由におけます。あまりこだわりがなければマイクが目の前にあるように置くのがいいでしょう。
ただし、複数人での実況を録る際に1人の正面だけにマイクを置くと音量バランスが悪くなることが多く、そういった際は複数人の中心に近い所に置くなどする必要があるため正面より位置はずれます。
指向性が単一のものなどを選ぶと範囲が狭く複数人の声がしっかりと録音されにくいです。そういった際は全指向性マイクを使って広い範囲の声を録音できるように設置すると複数人の声も録音しやすくなります。
複数人での実況プレイについては以下の記事でご紹介しています。
複数人ゲーム実況のやり方を紹介!二人以上におすすめのマイクも!|Pacific Metaマガジン (locahost:8000)
双指向性マイク
双指向性はマイクの表、裏に音を拾う範囲が設計されており対面で話す際のの録音時によく使われています。モニターなど置く位置が難しくなるためゲーム実況プレイではあまり使われていません。
実際に使うときは1人実況の時はマイクの双方向のどちらかに自身の正面が来るように配置するのが最適といえます。
双指向性マイクは対面で使うのに一番最適なため、2人で向かい合うように挟んで実況プレイできるができる環境があるなら間に置くのが一番マイク機能として発揮しやすくなります。
ゲーム実況でのマイクの接続の位置
マイクの接続について、大まかに3つに分けられます。
マイク本体についている接続をそのままPCにつなげる有線、無線でつなげる方法、オーディオインターフェイスを通してPCにつなぐ方法になります。
有線
マイクが有線のものを使う時にはマイクを置く際の位置について、ゲームをプレイしている時に線が当たらないように置かなければなりません。
またPCによっては、イヤホンやヘッドホン、マイク等の接続端子が付いていない、マイク入力部分とイヤホン出力部分が分離されておらず1つしかないこともあります。
マイクの種類によっては接続端子がイヤホンジャック方式、USB方式とマイク事に違うので自身のPCに接続できるか確認することが必要となります。
無線
無線のものは線などを気にせず好きなところにおける利点がありますが、置く位置によっては録音時に音が飛んでしまったりすることがあります。
接続方法について無線を飛ばす子機のUSBをPCに着けるタイプやBluetoothを利用したもの、ワイヤレス方式などがあります。
無線のものはつなぐための線がないので、自身が実況プレイ中にゲーム内容に反応して急に身体が動く時など線にあたることなくひっぱることがありません。
オーディオインターフェイスを通す方法
上記の接続方法の基本は直接録音する機器につなぐ方法です、それとは別に直接PCなどに接続するのではなく、オーディオインターフェイスで間をつなぐという方法があります。
PCに直接マイクをつなげるのではなくて、オーディオインターフェイスを間に通すことで以下のような利点があります。
- 直接接続するよりも低遅延になる
- 音質がよりよく取れやすくなる
- 接続できる箇所が複数あることが多い
ただし、他の方法と違って設定をしなければならない、費用が別途必要になることも多く手軽にゲームプレイ実況を録る際などには不便です。
ゲーム実況時に音質をよくするには?
ゲーム実況時に音質をよくするためにマイクの位置以外にも気を付けるとより音質がよくなることがあります。
ここではどういったことをすれば音質がよい環境になりやすいかご紹介します。
距離
マイクの距離として最適と言われているのが基本的に自身のこぶし1個分の幅がよりきれいに録れる距離とされています。
近い方がいいですが、近すぎると音割れもしやすくなるのでボリュームを確認しながら合わせていくのが良いでしょう。
マイク本来がきれいに録ることができる音からはずれてしまうので適切な距離をとることが大事です。逆に離れすぎると、音が小さくなり聞こえにくくもなるため離れすぎもよくありません。
マイクで録音する時の部屋の環境
マイク本体やマイクの位置を適切に置いただけでなく、録音する際の部屋の環境がどうなっているかも綺麗に録音できるか変わってきます。
まず、部屋の広さはどの程度あるか広ければ広いほど声が反響しやすくなります。
防音性はどうなのか、声をしっかり出せる環境でなければマイクに乗せる声も小さくなります。
マイク自体も録音する際にポップノイズがはいらないようにするための、マイクにポップガードをあてることでより聞きやすい声が録音しやすくなります。
ゲーム実況プレイを録音するためのマイクの位置を考える際に部屋の防音設備を確認し、より反響などしないかなど部屋の環境も合わせてみてみるといいでしょう。
ゲーム実況にオススメのマイク周辺機器
ここではマイクの位置を決める際に、オススメのマイク周辺機器をご紹介します。
マイク
マイクの位置を決める際にマイク本体が決めやすいものだとより都合がよくなるためマイク選びも重要です。
特にマイクの位置が設置しやすく、ノイズも乗りにくい単一指向性のマイクを中心にオススメをご紹介します。
RODE マイクロフォンズ MiniUSBマイク
なんといっても最大の特徴はそのコンパクトさです。
コンパクトなためスペースをあまりとらずマイクの位置を決めやすいのもオススメポイントです。
コンデンサーマイクのため音質も程よく、スタンドは取り外し可能なため別にマイクスタンドを付けることでより自分の好みの位置に置くことができます。
HyperX USBスタンドアロンマイク
HyperXはゲーミング機器を多数発売していることでも有名です、そんなHyper社のマイクはこの小ささからしっかりときれいな音を録音できます。
カーディオイド極性パターンにより前面の音源が優先されしっかりと必要な音を録音してくれます。
またミュートもマイク上部をタップするだけででき、急にミュートしなければならなくなった時にすぐに対応できます。
とりあえず迷ったら有名なメーカーを使いたいとなった時にオススメです。
ロジクール
なんといってもこのマイクの最大の特徴は単一指向性と全指向性の切り替えができる事です。
この特徴のおかげでこのマイク1つで、マイクの位置を気にせず1人実況や複数人実況など行える程便利なマイクです。
またマイク本体にヘッドホン出力端子が内蔵されており、マイクにヘッドホンをつなぐことでヘッドセットのようにほとんど遅延のなく使えるようになるのも特徴です。
マイクアーム
マイクの種類によっては、マイク本体だけではそのまま自立ができないものや、マイクアームを取り付けて位置を調整したほうが使いやすいものがあります。
またものによってはマイクホルダーやポップガードがセットになっているものもあります。
マイクアームの中でもオススメのものをご紹介します。
Roycel マイクスタンド マイクアーム
まずマイクスタンドで迷ったらこちらを選ぶのをオススメします。
理由として設置がデスクアーム式で机に挟むだけで簡単に取り付けができるからです。
また、Roycelの保証が1年間ついており、初期不良や万が一の不具合時にも対応してもらえる安心感があります。
ただし、その可動域の構造上から重いマイクではやや不安定感があるためこちらのマイクスタンドを使うのはオススメしません。
AKEIE マイクスタンド
こちらのマイクスタンドはとてもシンプルで、マイクの位置をまずは適切な位置に置きたいというときにオススメです。
また変換アダプターがあり、後から様々なコンデンサーマイクやマイクホルダーに対応しているのも魅力的です。
マイクスタンド自体がスチール製なので、耐久性もありしっかりときつく固定するように設置することができます。
Aokeo マイクスタンド
安定性が高く、少し重いマイクを使っているという方にはこちらのマイクスタンドをオススメします。
機動部分にも固定できるネジがあるためアームを最適な位置に移動した後の固定がしっかりとでき、すぐに落ちてくるということがほとんどありません。
素材全体も頑丈なもので作られており、全体を含めて固く設置したい方には特にオススメします。
ポップガード
マイクそのままに自身の声を乗せるとノイズが乗りやすい、また唾等がそのままマイクにかかることがありマイクの消耗も早くなります。
そういったことを軽減させるのにポップガードがあると便利です。
いくつかオススメのものをご紹介します。
SAKUYU マイクポップガード 弾性ゴムバンド付き
こちらのポップガードはどのマイクでも取り付け簡単に行え、大きさ自体もコンデンサーマイクに取り付けられる程度の大きさで場所もあまり取らないのが特徴です。
また価格もお手頃で、マイクそのままだと心配だけどそこまでポップガードにお金をかけるのは負担がきついという方にはこちらのSANKUYUのポップガードをオススメします。
キクタニ ポップブロッカー
クリップ式で簡単にマイクにポップガードを付けたい方に特にこちらの商品はオススメです。
フィルターは二重フィルターになっており、ポップノイズを軽減するのはもちろんアームも可動域が2段階あるので位置も調整しやすいです。
取り付け部のクリップはマイクスタンドなどに簡単に挟むだけで取り付ける事ができます。またフィルター部分は水洗いも可能で手入れもしやすいのがとても普段から使いやすく魅力的です。
micawber ポップガード
取り付け部がクランプ型になっており、しっかりと固定させたい方にはこちらのポップガードをオススメします。
またアーム部分は360度動かすことが可能なため自分のこだわりの位置に調整しやすいことも特徴です。ポップガード部分は15.5cmの範囲があり様々なマイクの大きさに適正に使いやすいです。
マイクとヘッドセットマイクどちらがいいか
マイクを選ぶ際に、マイクのみものとヘッドホンやイヤホンが付いているヘッドセットマイクどちらがいいか悩むことってありますよね。
マイクとヘッドセットマイクの利点、欠点をご紹介します。
マイクの欠点として、それぞれ自身で置く場所を決めないといけないため最適な位置を探す手間が必要な点、ヘッドセットマイクよりもスペースが必要とされる点などがあります。
また、ゲーム実況を録る際はゲームの音がマイクに入らないようにするためイヤホンやヘッドホンを使うことが多いのですが、それらを別途購入しなければなりません。
ヘッドセットマイクの利点としてはマイクをデスク上に置くためのスペースなどを確保しなくても良いところでしょう。
ヘッドセットマイクはヘッドホンやイヤホンにそのままマイクがつながっていることが多く、あまり細かい位置を決めなくてもそのまま綺麗に音を拾います。ヘッドセットマイクと録音機器があれば基本的にゲーム実況プレイを録ることができるお手軽さも魅力的です。
マイク無しでの実況できる?
マイク無しでもゲームの実況プレイ動画を作ることは出来ます、基本的には自身のゲームプレイ動画を録った後の動画に合成音声等を入れる方法になります。
ゆっくりMovieMakerで字幕に音声を付けて実況プレイ風にするという方法があります。よくゆっくりといわれているものです。
ただし少し機械音っぽさが強く苦手な人も多いので注意しましょう。
読み上げ用の合成音声ソフトは沢山あるため、自分の声以外で実況プレイをする際にはぜひ一度試してみてください。
ゲーム実況のマイク位置についてまとめ
いかがでしたでしょうか、今回Pacific Metaマガジンではマイクの位置についてご紹介しました。
マイクの位置をしっかりと決めることで実況プレイを録る際に快適になり、聞きやすさも変わりより動画を見てもらいやすくなるなど、いいことづくめなのでしっかりと考えるのは大事です。
自身の部屋の環境に合ったマイク選びも重要になります。
- 使うマイクの指向性はどういったものか、どういった形状の物かしっかりと確認してから使う
- マイクの位置は単一指向性は正面、全指向性はマイクを取り囲むように、双指向性は挟むような位置に設置する
- マイクの位置を決める際に、周辺機器も一緒に使うと決めやすい
マイクの適切な位置を見つけて、快適に実況プレイを録りたいですね。