イーサリアム(ETH)のリキッドステーキングプロトコルであるLidoは、約165億ドルに相当する800万ETHの移動および統合(コンソリデーション)を開始しました。この大規模な再編成により、バリデータ数を従来の3分の1削減することが目指されています。さらに同プロトコルは、提携するプロのノードオペレーターに対してプロトコル史上初となるボンド(保証金)の預託を義務付ける方針を打ち出しました。
800万ETHの統合によるバリデータ削減
Lidoは、管理下にある800万ETH(約165億ドル相当)のステーキング済みイーサの再編を進めています。この動きは、膨大な数のバリデータを効率的に集約することを目的としており、ネットワーク全体のバリデータ数を約3分の1削減する見通しとされています。バリデータ数が削減されることで、コンセンサス層におけるメッセージ通信などの負荷が軽減され、ネットワークの運用効率が向上することが期待されています。
ノードオペレーターへの保証金義務化
今回の再編成に伴い、Lidoはプロフェッショナルなノードオペレーターに対し、初めてボンド(保証金)の預託を要求する仕組みを導入しました。これまではオペレーターの過去の実績や信頼性に依拠して運用が行われていましたが、ノード側に自己資金の担保を義務付けることで、より厳格なパフォーマンス維持と安全性の強化を図る狙いがあると見られます。
ポイント
- Lidoが約165億ドル相当(800万ETH)のステーキング済みイーサの統合を開始しました。
- この措置により、バリデータ数が約3分の1削減され、ネットワークの処理負荷軽減が見込まれる点で注目されます。
- プロフェッショナルノードオペレーターに対して、初めてボンド(保証金)の預託が義務付けられました。
- 担保資産の預託を通じてノード運営の信頼性とセキュリティを高める取り組みとして評価されています。