Visaが第3四半期決算でステーブルコイン戦略を発表 OpenUSDやトークン化預金へ投資

大手決済サービスのVisaは、第3四半期の決算発表において自社のステーブルコイン戦略の概要を提示しました。同社はステーブルコインの技術基盤(スタック)全体に対して投資を行っていることを明らかにしています。発表の中では、OpenUSDやトークン化預金、およびAIを活用したコマースが注力分野として強調されました。伝統的金融とWeb3技術の統合を加速させる取り組みとして注目されます。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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ステーブルコイン領域への投資と注力分野

Visaは第3四半期の決算説明会において、ステーブルコイン・スタック全体にわたる投資戦略を説明しました。具体的取り組みとして、新たなステーブルコインである「OpenUSD」や「トークン化預金(ブロックチェーン上でトークン化された銀行預金)」が挙げられています。

OpenUSDはグローバルな資金移動を目的としてコンソーシアムを通じて発行が計画されているステーブルコインとされています。Visaは発行層やアプリケーション層を含めたインフラ基盤への投資を通じ、従来の法定通貨決済とオンチェーン決済の相互運用性を向上させる意向を示しています。

AI活用コマースとの補完関係と技術的アプローチ

同社はさらに、ステーブルコインと並んで「AIを活用したコマース(AI-powered commerce)」の重要性を強調しました。決済処理やバックエンドの仕組みを再構築するステーブルコイン技術と、フロントエンドの取引プロセスを変革するAI技術は、相互に補完し合う関係にあると説明されています。

今後はトークン化預金の対応やオンチェーンインフラの提供を通じて、金融機関やパートナー企業に対する決済ソリューションの提供を拡大していくと見られます。

ポイント

  • Visaが第3四半期決算発表にて、ステーブルコインの技術基盤全般への投資戦略を明らかにしました。
  • グローバルな資金移動を狙うOpenUSDや金融機関向けのトークン化預金が重点領域として提示されています。
  • ステーブルコイン基盤とAI活用コマースを組み合わせ、次世代の決済エコシステム構築を目指す点で注目されます。
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