ビットコインのBIP編集チーム、BIP-110フォーク停滞後にルーク・ダッシュジュニア氏の権限を削除

ビットコインの改善提案制度であるBIP(Bitcoin Improvement Proposals)を管理する編集者グループが、開発者のルーク・ダッシュジュニア(Luke Dashjr)氏からリポジトリのアクセス権限を削除しました。この措置はBIP-110のフォークが停滞してから2日後、また開発者メーリングリストで動議が提出されてから約26時間後に実行されています。ダッシュジュニア氏は一連の非難を事実無根だと主張する一方、権限削除の直前にマイニングプールからの休職を発表しました。ビットコインのガバナンス体制における主要人物の動向として注目されています。

監修:ブロックチェーン総研編集部

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権限削除に至る動議とタイムライン

今回の権限削除は、開発者のマーク・”マーチ”・エアハルト(Mark “Murch” Erhardt)氏が開発者向けメーリングリストに動議を提出したことから始まりました。動議の提出から約26時間後、ルーク・ダッシュジュニア氏はBIPリポジトリにおける編集者権限および管理者権限を失うこととなりました。

この決定は、BIP-110のフォークが停滞してから2日後のタイミングで下されています。ビットコインの仕様改善を管理する中心的なリポジトリにおいて主要開発者の権限変更が行われたことは、今後のオープンソース開発体制に影響を与える可能性があります。

ダッシュジュニア氏の反論とマイニングプールOceanからの一時離脱

ルーク・ダッシュジュニア氏は自身に向けられた告発に対して「誤りである」と主張し、反論しています。

一方で、権限の削除が最終的に確認される数分前に、同氏はマイニングプール「Ocean」からのサバティカル(一時休職)を発表しました。BIP管理権限の喪失とマイニング事業からの休職がほぼ同時に発生したことで、同氏のビットコインエコシステムにおける活動方針に大きな変化が生じていると見られます。

ポイント

  • BIP-110のフォーク停滞から2日後、ルーク・ダッシュジュニア氏のBIPリポジトリ編集・管理権限が削除された点で注目されます。
  • マーク・エアハルト氏によるメーリングリストへの動議提出から約26時間で権限失効に至った点で注目されます。
  • ダッシュジュニア氏が非難を否認しつつも、削除確認の直前にマイニングプールOceanからのサバティカルを発表した点で注目されます。
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