
ステーブルコイン大手のテザー(Tether)社は、同社が展開していた金のステーブルコイン実験プロジェクト「Alloy(アロイ)」を9月17日に停止することを発表しました。プラットフォーム上には、現在も約85万ドル($850,000)相当のテザーゴールド(XAUT)がロックされたままとなっています。今回のサービス終了に伴い、設定された期限がテザーゴールド保有者や利用者に与える影響について、Web3業界内で関心が高まっています。
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9月17日のサービス終了とロックされた資産の状況
テザー社は、金裏付けトークンを活用した実証実験である「Alloy」を9月17日に閉鎖することを決定しました。Alloyは、同社が発行する現物金裏付けの暗号資産「XAUT(テザーゴールド)」を担保として預け入れることで、米ドル連動の合成トークン(aUSDT)を発行できる過剰担保型プラットフォームです。
閉鎖の期限まで約1ヶ月余りとなった段階で、同プラットフォームには85万ドル相当のXAUTが返済されずにロックされています。利用者は9月17日の期限までに預けた担保を引き出すなどの対応を行う必要があります。
トークン保有者への影響とDeFi実験の見直し
今回のAlloyの終了は、テザー社による分散型金融(DeFi)プロダクトの整理・再編の一環と考えられます。ベースとなる金裏付けトークンの「XAUT」自体が廃止されるわけではありませんが、Alloyを利用して資産をロックしていた保有者にとっては、期日までに手続きを完了させることが不可欠です。
大手ステーブルコイン発行体が主導したDeFiサービスであっても、需要や運用の効率性に応じて撤退が判断されるケースを示しており、トークン化資産(RWA)の利用環境やリスク管理の面で注目されます。
ポイント
- テザー社が金のステーブルコイン実験プラットフォーム「Alloy」を9月17日に閉鎖することを公表しました。
- プラットフォーム上には約85万ドル相当のXAUT(テザーゴールド)が未回収のままロックされています。
- 利用者は資産を保護するため、9月17日の期限までに返済および担保の引き出し対応を行う必要があります。
- 大手発行体がDeFi領域での実証実験を見直し、コアプロダクトへリソースを再配分する動きとして重要視されます。
