分散型予測市場プラットフォームのPolymarketは、スマートコントラクトを刷新する「Protocol V2」のロールアウトを開始しました。プラットフォーム上で新しく開設される予測市場について、11月に新プロトコルへ移行することが計画されています。一方で、ユーザーが保有する既存のポジションは現行のシステム上にそのまま維持される方針です。
株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。
Protocol V2の展開と11月の移行計画
Polymarketは、スマートコントラクト基盤の全面的な刷新に向けたProtocol V2の展開に着手しました。(Polymarketはブロックチェーン上で様々なイベントの結果を予測・取引する分散型予測市場プラットフォームとされています。)
発表された計画によると、新しく作成される予測市場は11月に新プロトコルへ移行される予定です。プラットフォームの中核を担うコントラクト基盤を刷新することで、将来的な機能拡張やシステム運用の最適化を図る狙いがあると見られます。
既存ポジションの維持と段階的な運用の継続
今回のアップデートにおいて、すでにオープンになっている既存のポジションは新プロトコルへ強制移行されず、現在のシステム上に残されます。
これにより、現在取引を行っているトレーダーやマーケットメイカーは、ポジションの精算や急な契約変更による不利益を被ることなく、これまでの運用を継続することが可能となります。新規市場のみを対象に新基盤を適用する段階的な移行プロセスを採用することで、システムの安定性と利用者の利便性の両立が図られています。
ポイント
- Polymarketがスマートコントラクト基盤を刷新するProtocol V2の展開を開始しました。
- 新規に開設される予測市場については、11月の新システム移行が計画されています。
- 既存のオープンポジションは現行システム上に維持され、進行中の取引に影響を与えない段階的な移行方針をとっている点で注目されます。
総研プライム
ブロックチェーンを、
徹底的に読み解く。
技術の仕組み、企業の戦略、市場の構造まで。独自の調査・分析で掘り下げる専門レポート。
初月無料で読む