「Bitcoin Networkが大混雑」取引手数料が前月比20倍に
2023年5月8日、Bitcoin Networkが大混雑を引き起こし、未確認取引数が350,000を超えました。
大混雑の背景には、Bitcoin Blockchain上で作られる「Bitcoin Ordinals」、「BRC-20」のミントや人気が爆発したことがキッカケと話題になっています。
Bitcoin Ordinalsは、Bitcoinの最小単位であるsatoshiに通し番号を付けて、Bitcoin BlockchainにNFTをダイレクトに保存できることからBitcoin NFTとも呼ばれます。
BRC-20は、イーサリアムのERC-20をモデルにしたBitcoin Blockchain上のトークン規格で、主に375,000倍を記録した$PEPE等のミームコインが市場に流通しています。
また、取引量世界一のバイナンスがBitcoinの出金を一時的に停止したり、Bitcoinの取引手数料が、前月比20倍になるなどBitcoinの歴史上考えられない事態が起きています。
なお、2023年5月9日9時現在、未確認取引数は358,000を超えています。
ソース
https://explorer.btc.com/zh-CN/btcCoinbaseが自社取引所の上場ロードマップにSui /$SUIを追加
Sui/$SUIとは、Meta社が開発を行っていた仮想通貨Diemに携わっていたエンジニアが立ち上げたレイヤー1ブロックチェーンプロジェクトです。
2023年5月9日、Coinbaseのリスティング関連をツイートする「Coinbase Assets」によると、米国最大手の仮想通貨取引所のCoinbaseが、自社の取引所の上場ロードマップに、「Sui/$SUI」を追加したと発信しました。
取引所のリスティング詳細やサポート開始日については公開されていませんが、正式なリスティングは厳格なリスト基準の基決定されることになります。
Coinbaseの取引所にリスティングされることで、取引所を利用している投資家が取引出来るようになるので引き続き注目していきたいニュースですね。
ソース
https://twitter.com/CoinbaseAssets/status/1655669884980699164?s=20Binance、BRC-20の影響を受けLightning Networkの対応に取り組む
2023年5月8日、仮想通貨取引所のBinanceが、Bitcoin/$BTCを「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」で引き出し可能にする対応を取り組んでいるとツイートしました。
Lightning Networkとは、Bitcoinのトランザクションを高速且つ安価にする「レイヤー2」スケーリングソリューションの1つです。
Lightning Networkの対応に取り組むキッカケとなった出来事は、市場で大きな話題を生んでいる「Bitcoin Ordinals」、「BRC-20」によるBitcoin Networkの混雑です。
Binanceは、Bitcoin Networkの未確認取引数が過去最高を記録し、手数料が高騰したことで先日$BTCの出金停止を2回アナウンスしました。
5月9日現在、Bitcoin Networkで出金は出来ますが、手数料が0.001BTC($27)かかるようになっています。