Strategy Inc.(旧MicroStrategy、NASDAQ: MSTR)は20日、2024年11月以来の最大規模となるビットコイン(BTC)の追加取得を完了したと発表した。SECへの提出書類によると、同社は1月12日から19日までの期間に総額約21億2,530万ドル(約3,100億円)を投じて22,305 BTCを取得した。平均取得単価は95,284ドルとなり、この追加購入によって同社のビットコイン総保有量は709,715 BTCに達した。しかし、この大規模な購入にもかかわらず、ビットコイン価格が9万ドルを下回る直前の購入であったことからタイミングへの懸念が浮上。発表後、Strategy社の株価は7%超下落し、投資家の警戒感が示された。
発表内容の詳細
Strategy社は火曜日(2026年1月20日)に、月曜日までの1週間にわたり実行したビットコインの新規取得について発表しました。
今回の取引では22,305 BTCを約21.3億ドルで取得し、これは2024年11月以来の最大規模の購入となります。この取得により、同社のビットコイン総保有量は709,715 BTCに達しました。今回の購入における平均取得価格は1 BTCあたり95,284ドルでした。しかし、発表時点のビットコイン市場価格は9万ドルを割り込んでおり、取得単価を大幅に下回りました。
同社はビットコインの積極的な蓄積を継続していますが、この動きは投資家の長期的な信頼を高めるには至らず、Strategy社の株価(MSTR)は過去24時間で7.39%下落し、取引価格は160.87ドルとなりました。
同社のビットコイン購入のタイミングについては、価格が下落した局面ではなく、高値水準で実行される傾向があるとして市場の注目を集めています。同社のこのアプローチは、広範な資本配分決定に関する株主の懸念を和らげるには至っていません。
編集部コメント
これまでもStrategy社は価格調整局面を待つのではなく、資金調達が可能なタイミングで機械的にビットコインを積み上げてきました。今回の取得もその延長線上にある動きといえますが、高値圏での購入が続く中で、短期的な株価変動に対する投資家の耐性が試されているようです。長期戦略としての一貫性と、株主が求める資本配分の説明力とのバランスが、今後も焦点になりそうです。