イーロン・マスク氏は、X(旧Twitter)をあらゆる機能を備えた「エブリシング・アプリ」へと進化させる戦略の重要要素である金融サービス「X Money」の導入が近づいていることを明らかにした。2026年2月に実施されたxAIのプレゼンテーションにおいて、同サービスがすでに従業員向けの内部テスト段階にあると言及した。今後1〜2ヶ月以内に限定的な外部ベータ版の公開を予定しており、最終的には世界中の全ユーザーへの展開を目指すとしている。
発表内容の詳細
X Moneyは、メッセージ機能、ショッピング、そして個人の資産管理を一つのプラットフォームで完結させることを目的としています。マスク氏は、このサービスをあらゆる金銭取引の中心的拠点にする意向を示しており、従来の金融システムに大きな変化をもたらす可能性があるとしています。
開発にあたり、X Moneyはすでに米国の40以上の州で送金業ライセンスを取得しました。また、昨年には決済大手のVisaと戦略的パートナーシップを締結したほか、決済フローの処理に関してはクロス・リバー銀行と提携しています。
暗号資産の採用については投資家の間で期待が高まっていますが、現時点でX Moneyが暗号資産を決済手段として利用するという公式な発表はありません。投資家の間では、マスク氏の過去の言動からドージコイン(DOGE)の採用を予測する声や、提携先のクロス・リバー銀行がリップル社のプロトコルを導入していることからXRPの関連性を推測する動きが見られます。
編集部コメント
現時点では暗号資産の正式採用は発表されていないものの、マスク氏の過去の発言やDOGEへの言及歴を踏まえ、市場ではさまざまな思惑が先行しています。DOGEは過去24時間で5%近く上昇しており、これは今回の発表に対する期待感を表していそうですね。今後の動向に注目が集まります。