株式会社Pacific Meta（所在地：東京都港区、代表取締役：岩崎翔太、以下「Pacific Meta」）は、この度、Blackmouth Games（ブラックマウスゲームズ、以下「Blackmouth Games」）が開発を行う「Domenation」に対し出資を行ったことをお知らせいたします。Domenationは、ブロックチェーン技術を活用した革新的なサードパーソン・シューティングゲームです。

目次

Blackmouth Gamesについて

Blackmouth Gamesは、2017年にスペイン・マドリードで設立された、次世代の多人数同時参加型オンラインゲーム（MMO：Massively Multiplayer Online、以下「MMO」）を開発するスタジオです。

同スタジオは、従来のゲームとブロックチェーン技術が融合するシームレスなWeb3ゲームエコシステムの構築とプレイヤーコミュニティの統一を目指し、早期からブロックチェーン技術を活用したゲーム開発に取り組んでいます。

2019年にはヨーロッパ初となるリアルタイム対戦が可能なバトルロイヤルシステムの開発に成功した実績があり、業界トップの技術プロバイダーであるImprobable、Amazon Web Services、Epic Gamesなどと連携し、ゲーム開発における最新の技術を駆使したインフラをオンラインの世界に構築しています。

これにより数千人規模のプレイヤーが同時に参加できるゲーム環境と、プレイヤー同士のインタラクション、スムーズな物理シミュレーション(注1)を実現しています。

Blackmouth Gamesは現在、プレイヤー同士のリアルタイムインタラクションとブロックチェーン技術を掛け合わせた、新しいゲーム体験を提供する次世代MMO「Domenation」の開発を進めています。

(注1)物理シミュレーション：物理現象をシミュレートすることでアニメーションを作成する技術。

Website：https://blackmouthgames.com/

Domenationについて

Domenationは、仮想世界を舞台にした競技性の高いサードパーソン・シューティングゲームで、プレイヤーは巨大なマップ上でクリーチャーや他のプレイヤーと戦いを繰り広げます。

最大42人のプレイヤーが参加でき、12分ほどの競技時間で、数分ごとに「パルス」が発生する設計になっています。

「パルス」とは、マップ上の全域にダメージを与えるもので、パルス発生前にはマップ上に定期的に現れる「ドーム」に避難しなければなりません。パルスが発生するたびに、ドームの数は減少するため、激しい戦闘ポイントが生まれます。最終ラウンドでは、プレイヤーは唯一のドーム内で生き残りをかけて戦うことになります。

さらにDomenationでは、物理エンジンやAIによるシミュレーションがリアルタイムでゲーム世界に反映され、プレイヤーの行動や選択によって環境がダイナミックに変化します。
プレイヤーは、変化するゲーム世界に適応しながら、オリジナルの戦略を構築し、他のプレイヤーとの激しい競り合いを楽しむことができます。

また、ゲーム内のアイテムや土地はトークン化され、ゲーム内の資産を安全に所有・取引できるだけでなく、アイテムの取引や土地所有権の管理といったプレイヤー間の経済活動がブロックチェーンの技術により透明で公平なものになっています。

このブロックチェーン技術の活用による独自性と革新性が大きな注目を集めています。

NFT（非代替性トークン）の活用

Domenationのゲーム経済は「Free-To-Play」モデルを採用しており、プレイヤーのエンゲージメントを高めるためにNFTを提供しています。これらのNFTは、ゲーム内で獲得したアイテムを集めることでマーケットプレイスで交換可能となり、取得したユーザーには完全な所有権が付与され、実際の暗号資産として機能します。

NFTに関しては、シーズンごとのコレクタブルアイテムやチケット制イベント、NFTアセットのカスタマイズおよび交換が可能な点など、プレイヤーにとって魅力的な要素が豊富に揃っています。

これにより、従来のゲームをプレイしてきたWeb2プレイヤーがWeb3に参入する架け橋となり、全く新しいシューティングゲームの体験を提供することを目指します。

今後の展開

2025年には、モバイル版のリリースを予定しており、スマートフォンでもゲームを楽しめるようになります。また、新しいマップやモードの追加、プレイヤーが自分でコンテンツを作るユーザー生成コンテンツ（UGC）の導入が進む予定です。さらに、移動手段に宇宙船が導入されたり、トーナメントイベントを開催したりと、ますます競技性が高まる予定です。

2026年には、新しいDomenationゲームのリリースや、アニメシリーズの制作が進み、Domenationの魅力をさらに多くの人々に届けます。これにより、ゲームの世界はますます広がり、プレイヤーに新たな体験を提供し続けます。

Domenationは、これからも進化を続け、ただのシューティングゲームにとどまらず、プレイヤー参加型のエコシステムを作り上げることで、革新的なゲーム体験を提供していきます。

Website：https://domenation.io/
X：https://x.com/Domenation_Game

出資背景

Blackmouth Gamesは、2017年に設立されてからわずか2年で、ヨーロッパ初のバトルロイヤルシステムを開発するなど、ゲーム開発において常に最先端の技術を駆使し、ゲームエコシステムの発展に貢献してきました。

特に、現在開発を進めている次世代MMO「Domenation」では、ブロックチェーン技術を活用することで、ゲーム内経済やプレイヤー間の取引を新たな次元へと進化させています。このような先進的な取り組みと、Pacific Metaが提供できるアジア市場展開支援との相乗効果に大きな可能性を感じ、出資に参画させていただきました。

出資後も引き続き、Pacific Metaのマーケティングチームが、アジア市場での展開を支援し、進行管理まで一貫したサポートを行う予定です。
Domenationがアジア地域でどのように成長していくのか、今後の展開にご期待ください。

出資コメント

Blockchain Game Aliance (BGA)について

Blockchain Game Alliance（BGA）は、ブロックチェーン技術を活用したゲーム産業の発展に尽力する国際的な組織です。

ブロックチェーン技術がゲームの新しい開発・発表・プレイ・強力なコミュニティ構築手法を発展させる可能性を示すことにより、業界参入の促進に取り組んでいます。

会員の個人や企業が知識を共有し協力することにより、共に業界のスタンダードを構築するためのベストプラクティスの確立やネットワークを構築する機会を提供しています。

会員にはイベントやワークショップへの参加、登壇機会、会員限定チャットなど様々な特典があります。

Website：https://www.blockchaingamealliance.org/
X ：https://twitter.com/BGameAlliance
LinkedIn ：https://www.linkedin.com/company/blockchain-game-alliance

Pacific Meta Venturesについて

Pacific Meta Venturesは、国内外のWeb3プロジェクトに投資を行うPacific Metaの投資部門です。Web3プロジェクトが資金面での課題に直面した際に後押しをしたい、プロジェクトの初期段階から課題解決に寄与したいという思いのもと、Web3業界のエコシステムに貢献すべく活動しています。

Pacific Metaについて

Pacific Metaは「Web3領域のアクセラレーター」として、国内外のWeb3プロジェクトを一気通貫で支援している会社です。

Web3事業に挑戦する国内外の企業やプロジェクトに対して、Web3の専門知識を活かした資金調達/コンサルティング/事業開発/マーケティングの支援や、グローバルチームであることを活かした国内プロジェクトの海外進出、海外プロジェクトの日本(および東アジア)進出を支援しております。また、自社オフィスであるPacific Hubでは、Web3コミュニティの交流機会を創出しています。

事業内容にご興味がある企業様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

Pacific Metaでは、共に働く仲間を募集しています！

若くて熱量溢れるメンバーと共に、Web3を通じて一緒にグローバルで戦える企業を創りましょう。

当社の事業内容や組織、メンバーに少しでも興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。カジュアルにオンラインでお話しましょう！

【会社概要】

所在地：東京都港区芝2-2-12　浜松町PREX8階
代表者：代表取締役社長 岩崎 翔太
創業日：2022年8月10日
事業内容：Web3アクセラレーター事業
　　　　　・投資
　　　　　・資金調達支援
　　　　　・コンサルティング
　　　　　・マーケティング
　　　　　・パートナーシップ
　　　　　・トークンコンサルティング
資本金：1.5億円(資本準備金含む)
公式サイト： https://pacific-meta.co.jp/

【お問い合わせ】

会社フォーム：https://pacific-meta.co.jp/contact/
Email：info@pacific-meta.co.jp　
Pacific Meta Magazine : https://pacific-meta.co.jp/magazine/