【Web3イベントレポート】NFTとDePIN 地方創生の可能性と価値創造(αU x Pacific Meta)

2025.02.17

  • オフラインイベント / セミナー開催支援

執筆者

kddi_event

「NFTとDePIN 地方創生の可能性と価値創造(αU x Pacific Meta)」を2月8日に渋谷キャストにて開催しました。

本イベントは、αU とPacific Metaが主催し、NFTやDePINを活用した地域活性化の可能性をテーマに、業界の専門家が集い意見交換を行いました。参加者はディスカッションやネットワーキングを通じて、活用方法について学びながら交流を深めました!

本レポートでは、イベントの様子を振り返ります。

目次

  • NFTで広がる地方創生とDePINの新たな価値創出セッション 概要
  • NFTで広がる地方創生とDePINの新たな価値創出セッションの内容
  • 最後に

NFTとDePIN 地方創生の可能性と価値創造 概要

本イベントは、2月8日(土)に渋谷キャスト 株式会社KDDI様のオフィスにて行われました。

イベント詳細はこちら:https://kddi-pacific-meta.peatix.com/view

セッションの様子

こちらでは、セッションの内容を紹介していきます。

NFTで広がる地方創生 (パネルディスカッション)

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左側:畠中氏(株式会社あるやうむ 代表取締役社長)
右側:ROAD氏(株式会社バケット 代表取締役社長、CNP founder)
登壇者の話に熱心に耳を傾ける参加者の方々

NFTが切り開く地方創生の未来——そんなテーマのもと、株式会社あるやうむの畠中さんと、株式会社バケット/CNPファウンダーのROADさんによるディスカッションが行われました。

このセッションでは、NFTを活用した観光・地域資源の新たな可能性について、具体的な取り組みを交えながら語られました。特に注目されたのは、「デジタル城下町プロジェクト」という先進的な試みです。

このプロジェクトでは、NFTを活用した新しい地域体験を提供することを目的としており、「城下町民証NFT」や「お城アプリ」を用いたファンコミュニティの形成が進められています。これにより、地域の魅力をデジタル上で再発見し、訪れる人々に特別な価値を提供することが可能になります。

さらに、観光DXの一環として「ふるさと納税NFT」の活用事例も紹介されました。NFTを返礼品として発行し、地域に訪れるきっかけを生み出すことで、地域経済の活性化を促進する試みです。観光が日本の主要産業のひとつであることを踏まえると、このようなNFTを活用した新しい観光誘致の手法には、大きな可能性が感じられます。

ディスカッションの中では、NFTが単なるデジタルアイテムではなく、地域の価値を可視化し、新たな経済圏を生み出すツールになり得るという視点が何度も強調されました。

従来の観光マーケティングとは一線を画す、NFTならではの独自性を活かした地方創生の形が、今後どのように発展していくのか、非常に楽しみな内容となりました。

DePINが創出する地域の新たな価値(パネルディスカッション)

左側:吉田 健一氏(株式会社 GALLUSYS CTO)
右側:山田 耕三氏(Digital Entertainment Asset Pte.Ltd. Founder&Co-CEO)
登壇者の話に真剣に聞き入る参加者の方々

第2セッションでは、Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.(以下、DEA社)の山田さんと株式会社GALLUSYSの吉田さんをお迎えし、「DePIN技術を活用した新たな価値創出」をテーマにディスカッションが行われました。本セッションでは、DePIN技術がどのように実社会で活用され、持続可能な未来に貢献できるのかについて深掘りされました。

DePIN(Decentralized Physical Infrastructure Network)は、ブロックチェーンを活用して分散型の物理インフラを構築する技術です。この技術により、中央集権的な管理を必要とせず、参加者がネットワークの構築や維持に関わることで新たな価値を生み出せる仕組みが可能になります。

DEA社が開発する「ピクトレ」は、ゲーム要素を取り入れつつ、企業課題の解決にも貢献できる新しいプロジェクトです。電柱の撮影をすることでユーザーはポイ活のような形で稼ぐことができて、なおかつ企業側は年間数千億円かけて行っている電柱の点検費用を削減することができています。

本セッションでは、ピクトレとSNPITのコラボレーションの背景や、それがもたらす影響についても語られました。

SNPITでは、ユーザーが美しい写真を撮影し、それをもとにゲーム内で投票バトルを行う仕組みが導入されています。この投票バトルを通じて、注目を集めた地域やスポットに多くの人が訪れるという現象が起こり、新たな観光促進の手法としての可能性が示されました。

ネットワーキング

ネットワーキングも盛況で、参加者同士の交流を通じて、今後の地方創生に向けた新たなコラボレーションの可能性が広がりました!

会場で提供された軽食やドリンクを楽しみながらリラックスした雰囲気の中で意見を交わし、地域活性化に向けた新しいアイデアを共有しました。

イベントを終えて

NFTで広がる地方創生とDePINの新たな価値創出セッションは、たくさんの方々にご参加いただき、盛況のうちに終了しました!

本イベント開催につきまして、関係各社の皆様の皆様、そしてお越しくださいました皆様に心より感謝申し上げます。

主催・協力企業/プロジェクト様一覧

主催

KDDI株式会社:αU

メタバース/ライブ配信/バーチャルショッピングなど、現実と仮想を軽やかに行き来する新しい世代に寄り添い、誰もがクリエイターになりうる世界に向けたメタバース・Web3サービスです。メタバースでエンタメ体験や友人との会話を楽しめる「αU metaverse」、デジタルアート作品などの購入ができる「αU market」、NFTや暗号資産を管理できる「αU wallet」、クラウドレンダリングで高品質な360度自由視点の音楽ライブを楽しめる「αU live」、実店舗を再現したバーチャル店舗でショッピングができる「αU place」を提供しています。

■αU marketとは

αU marketは、NFTになじみのない方でも簡単に楽しめるNFTマーケットプレイスです。有名アーティストやクリエイターとコラボしたNFTや、持っていると特典が受けられるNFTなど、幅広いラインアップを展開しています。また、決済にはクレジットカードやauかんたん決済が利用できるため、暗号資産を保有していない方もご購入いただけます。

※購入の際にはαU walletのダウンロードが必要です。

Pacific Meta

私たちは「Web3領域の総合コンサルティングファーム」として、国内外のWeb3プロジェクトを一気通貫で支援しております。

Web3事業に挑戦する国内外の企業やプロジェクトに対して、Web3の専門知識を活かしたコンサルティング/事業開発/マーケティングの支援や、グローバルチームであることを活かした国内プロジェクトの海外進出、海外プロジェクトの日本(及び東アジア)進出支援を行っております。

【会社概要】

  • 所在地 : 東京都港区芝2-2-12 浜松町PREX8階
  • 代表者 : 代表取締役社長 岩崎 翔太
  • 創業日 : 2022年8月10日
  • 事業内容 : Web3のマーケティング・海外進出支援事業
  • 資本金 : 8.5億円(資本準備金含む)
  • 会社URL : https://pacific-meta.co.jp/

【お問い合わせ】

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私たちPacific Metaは、イベントスペースをただ貸すだけではなく、国内外を問わずWeb3に特化した顧客やパートナーとの関係を強化する場の提供を行います。

多様な用途に合わせた最適なイベント企画を提供することが可能です。

場所のみの貸し出しから、集客支援、フルサービスのイベント企画/実行まで、幅広いニーズに応えます。

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