【独占インタビュー】”準備”の2024年から”実現”の2025年へ 「Web3 for Billions」を目指し世界に挑む渡辺創太、29歳の野心と情熱
2025.03.07
- レポート

執筆者
Pacific Meta
2025年の幕が開け、さらなる成長に期待がかかるWeb3業界。刻一刻と変化するトレンドの中でPacific Meta Researchでは、業界のトップランナーへのインタビューを通じて、最新動向とリアルな声をお届けしていく。 今回は、Startale GroupのCEOであり、先日、 Sony Groupとの合弁会社であるSony Block Solutions LabsでSoneiumのメインネットローンチした渡辺創太氏に話を聞くことができた。
Startaleの2025年の展望、日本のWeb3業界における課題、そして日本の大手企業がWeb3で勝つための筋道について、渡辺創太氏に独自の視点で語ってもらった。彼がインタビューの中で何度も言及した「成果」と「数字」。そして日本からインフラレイヤーで”圧倒的に勝ちたい”という野望。さらなる飛躍を遂げる彼の言葉の端々からは、今年にかける覚悟を感じた。
世界から一目置かれる29歳の若き起業家が描くWeb3の未来、そして日本全体に向けたメッセージとは ―
聞き手:株式会社Pacific Meta 共同創業者/事業開発部長 邵鴻成
【目次】
”準備”の2024年から「実現」の2025年へ
— 2024年を振り返ってみて、率直にどんな年でしたか?
渡辺氏:
毎年飛躍していますが、2024年は「準備の年」でした。2024年1月にメディアのインタビューで、「数兆円規模の挑戦をするための準備の年」と回答しましたが、本当にその通り準備の年だったなと思います。
2025年はSoneiumのメインネットもローンチされ、いよいよ「準備」の昨年から「実現」の年になると思っています。
— 2025年は非常に重要な年になりそうですね。
渡辺氏:
相当重要ですね。プランニングのフェーズから、2025年は実際に数字を出すフェーズに入ってきます。オンチェーンのデータは誰でも閲覧が可能です。誰が見ても「Soneium、伸びているよね」というふうにしていかないといけないと感じています。
— 2025年メインネットローンチのタイミングでアメリカへ行くとのことでしたが、なぜこのタイミングで渡米をするのですか?
渡辺氏:
やはり”世界一”を目指すならばアメリカは避けては通れないと感じているためです。
トランプ政権、流動性の提供、ビットコイン保有者数、そして強いプロジェクトがあるという点から、アメリカの強さを非常に感じます。なのでアメリカでどれくらいプレゼンスを高められるかは、非常に重要な焦点にしています。
もう一つは、アジアが居心地の良い環境になってきたというところも大きいです。アジアだとありがたいことに、「なんかすごいね」と褒めていただく機会が増えてきました。しかしやはり起業家なので、自分が一番底辺である環境が一番好きなんですよね。コンフォートゾーンで満足するより常に上を目指し続ける人生でありたいと思っています。
— 渡米して半年以内にやりたいことはありますか?
渡辺氏:
Web3のインナーサークル、ファウンダーズクラブに入りたいです。トッププロジェクトやウォールストリートの人達と会った時に、「創太知ってるよ!」「良い人だよね」みたいな感じになりたいなと思っています(笑)。
Soneiumは競合L2チェーンに勝てるのか?
— 様々なチェーンが乱立している昨今の状況に関して、どのようにお考えですか?
渡辺氏:
そうですね。まず前提として、チェーンレイヤー自体の技術スタックの差は、どんどん無くなってきています。それはなぜかというと、技術が成熟してきているからです。
例えば、今L2のトランザクションフィーは1円未満です。1円未満のBaseを使うか1円未満のSoneiumを使うか、はたまた他のzk系のチェーンを使うかでいくと、UX的には差がなくなってきています。
その中でどこが差別化のポイントになるかというと、「ユーザーベース」と「アプリケーションの強さ」だと思っています。
— Soneiumにおける差別化ポイントとは何ですか?
渡辺氏:
(まだ出せない情報も多々あるのですが)Startale関連で言うと、秋元康さんと一緒に進めている「Yoake」というプロジェクトは、既にコンサートで相当数ファンの方が参加してくれそうです。Yoake主催の1回目のコンサートで代々木競技場が埋まるレベルです。多くのWeb3プロジェクトは技術から初めてユーザーを探しますが、我々はユーザーから初めて技術を作ります。その方たちが日常生活の中でWeb3を全く意識しないまま当たり前にWeb3を利用し、技術の恩恵を受けているような世界観を作ろうとしています。
— その他にどのような戦略的アプローチや他のL2チェーンとの差別化がありますか?
渡辺氏:
もちろん最初からグローバルですが、客観的に見てSoneiumはスーパーチェーンエコシステムの中で、最初からアジアにおいて戦略的にかなりアドバンテージがあると思っています。現状トップクラスの他のL2(Base / World Chain / Ink / Unichain)チェーンは、どれもアメリカ発祥です。そうすると、アジアの優秀なデベロッパー達にとっては、時差やそもそものカルチャーの違いがBaseなどに入るうえでのハードルとなっているように感じています。
そこで、アジアのトップティアの開発者をまずSoneiumに迎え入れる。これがおそらく私たちの戦略的なアプローチにおいて、他のL2チェーンとは違うところだと思います。
Startaleは「エンタメ領域」に注力する
— Startaleはブロックチェーン事業においてどの領域に注力しますか?
渡辺氏:
エンタメにフォーカスします。僕らとしてはYoakeなどのエンタメ領域のアプリケーションをどんどん作っていきたいと思っていますし、M&Aなどで自分たちに足りていない部分は補完していくことも考えています。
— エンタメ領域の中でもこの分野に力を入れていきたいなどありますか?
渡辺氏:
僕の中では、エンタメの中でもまず最初に重要視するのは、「アイドル」や「ミュージック」かなと思います。
もっとも、To Be(理想)とAs Is(現状)があると思っていて、まずはAs Isから始めるべきだとすると、エンタメの中でも自分たちがすでに関わっている領域である「アイドル」や「ミュージック」から広げていくという戦略が正しいかなと思っています。
アイドルは日本や韓国の文化なのでYoakeなどのユースケースをしっかり伸ばすこと。ミュージックに関してはWeb3 x ミュージックのプロジェクトは手当たり次第お話しをしていて勉強させてもらっています。
— エンタメ領域は、どのタイミングから重要になると思いますか?
渡辺氏:
ブロックチェーンを立ち上げたときに一番重要なのは、ファイナンスの整備です。1年目の2025年に関しては、世界のトップティアプロジェクトも含めて、Web3のユーザーをまずしっかりオンボーディングすることを重要視です。すでに、UniswapやAAVE、Lidoなどが開発を始めてくれています。
エンタメ領域は、2025年内にやりたいこと。目下はファイナンスのレイヤーをしっかり整える。
ファイナンスで一定トランザクションがある状況において、エンタメが上にのることで相乗効果があると思っています。つまり、ファイナンスが整備されていることによって、エンタメでできることの幅が広がると捉えています。
— Startaleがエンタメ領域に注力する理由は何ですか?
渡辺氏:
まず前提として、今はインフラのレイヤーからアプリケーションの時代に入ってきていると思っています。つまりこれまでは、インフラの凄さがサクセスを決めていた時代でした。
しかし、ここからは「アプリケーションの強さがインフラの成功を決める」これが、次の4年のサイクルだと予想しています。そうするとアプリケーションで何をのせていくか、が重要になってきます。ファイナンスのレイヤーはDeFiなどで整備されつつあります。その結果、世界中から約2億の月間アクティブアドレスがあります。この数を10倍にしていくためにはファイナンスだけでは達成不可能で、エンタメなどより日常生活に浸透しやすい事業をWeb3に乗せていく必要があります。なので僕らはエンタメの領域にフォーカスをします。幸い、エンタメは日本が世界をリードしている領域です。なので、今後、エンタメ企業とのコラボもStartaleでは加速させます。今のWeb3はお金が稼げるから使うという人たちが多い気がします。しかし、インターネットにおけるSNSのように、人と繋がり情熱や感動を共有するためのツールとしてWeb3を使う時代がきます。そこで重要になるのはエンタメの領域ではないかと思います。
— ファイナンスではなく、エンタメに注力する理由についてさらに詳しく聞きたいです。
渡辺氏:
ファイナンスの領域も勿論良いのですが、ファイナンス領域は、僕らの競争優位性があまりない。つまり差別化が難しいというところが1つ要因としてあります。自分たちで作るよりもトッププロジェクトに作ってもらった方がよい。
もう一つは、一般ユーザーの方にとって難しいという点です。そもそもファイナンスは、一般的にETHやステーブルコインを持っていないと触れないですよね。そして、世の中の大半の人たちにとっては、Web3での資産運用や高い利回りに興味もないのではないかと思います。
さらに、日本や先進国などの可処分所得が一定ある世界線の中で人々が何をしたいかというと、やはり「人生エンジョイしたい」とか「人と繋がりたい」、「感動を共有したい」など人間の根本的な欲求になっていくのだと思っています。そういった欲求に刺さるのがエンタメ的なユースケースだと思っていて、僕らはその領域をやりたいです。インターネットにおけるSNSのように、人と繋がり情熱や感動を共有するためのツールとしてWeb3を使う時代がきます。そこで重要になるのはエンタメの領域ではないかと思います。
2025年のWeb3未来予想図
—これまでに挙げていただいた以外にも、 2025年に実現したいことはありますか?
渡辺氏:
僕らの対象ユーザーは、Web3ユーザーというよりは、Web2ユーザーやブロックチェーンを触ったことがない人たちになると考えています。となると、圧倒的なユーザー体験の簡素化が必要になります。なので、日常生活の中で実は裏側で使われていたというようなユースケースやそのインターフェースを作りたいと思います。
— 構想の詳細を教えてください。
渡辺氏:
Web3の技術を利用したアプリの裏側で、ブロックチェーンのトランザクションが走っていて、そのガスfeeは僕らが負担している状態を描いています。
ユーザーごとに、クレジット課金がされていて、仮ですが5ドルなどで月額サブスクリプションにする。3ドルまでは僕らが全部トランザクションを負担するとなると、ユーザー数 × 2ドルが僕らの利益になる。ユーザーはクレジット決済で完結しておりトークンを持つ必要もないし、ブロックチェーンを使っているなんてことは全く知らないけれど、実は使っている。そのような世界線を作っていきたいと思っています。
— 一般のユーザーをどのようにWeb3へオンボーディングしていく想定でしょうか?
渡辺氏:
将来的には僕らが今、アプリを使う時にユーザーはAWSなのかAzureなのかGoogle Cloudを使っているのか文字通り全く気にしていないようにユーザーは利用しているチェーンの名前を認識していないというような状況になります。というか、そうします。 Web3とWeb2の境界線が溶けてきた時に、なぜWeb3のアプリがWeb2アプリに勝つかというと、ファイナンシャルインセンティブがあるから。ここを2025年以内に整備していきたいですね。そういうところでいうと、2025年はStartaleかなり動きますよ。
起業家としての想い:「日本に貢献したい」
—Startaleでは、 世界のどの地域を特に狙いたいとか考えていますか?
渡辺氏:
最終的にはアメリカを目指していますが、やはり日本への貢献も大切にしたいです。日本が「これだけ先進的だ」という事例を世界に示し、誇れるような取り組みを増やしていければ素晴らしいと思います。そのうえで「Web3 for Billions」、つまり全ての人々がWeb3の技術を当たり前に享受できる世界を実現したいですね。
— Base並に業界を沸かせることができたらすごいですよね、ぜひそうなって欲しい。
渡辺氏:
そうですね、日本勢はこれまでインフラレイヤーで戦うのが難しかったという現実があります。インターネットもAIも半導体もそうです。かつては日本がリードしていた領域もアメリカや諸外国に追い越されてしまいつつある。部分的に勝っている部分はありますが全体でいうと負けていると思います。もし、ここで僕らがBaseのような規模感の成功を収められたら、日本からでも世界で太刀打ちできる存在になれると思うんです。それは非常に日本人としてとても貴重なことだし、インフラレイヤーでそういったポジションを築くことは歴史的にも大きな意義があると思っています。
日本のWeb3業界が抱える課題
— 他国と比較して、日本のWeb3業界はどのような状況にあると考えられますか?
渡辺氏:
そうですね、アメリカや韓国、シンガポールなどの諸外国と比較して、暗号資産の高い税率や規制の厳しさ、人材不足という課題に直面していると考えています。
日本は、議論を積み重ねて意思決定をする形の民主主義という体制上、進行が遅れる点は理解できます。しかし、アメリカが国家準備金にビットコインを採用するかを議論していたり、韓国が2027年まで税率を0%に設定している中で、日本だけが暗号資産の税率が高い状況。この中で国際競争をするのは無理です。
— 現状を打開するために、どのようなことが必要だと思いますか?
渡辺氏:
みんなXなどでは政治家や省庁のせいにしますが、政治家の方々も省庁の方々も非常に優秀な方々がWeb3を後押ししてくれていますし、非常に前向きにサポートしてくれています。今、必要なのは経済側でとにかく圧倒的な結果を出すことです。Astarの取り組みの中で税制が少しだけ動いたのも、おそらく僕らがある程度の規模を作ったからという点も一つ要因としてあると思っていて。StartaleとSoneiumやAstarといった関わっているプロダクトがさらに大きい規模になり、「なぜStartaleはシンガポールにいるんだ」みたいな状況を作る。そして、Startaleを日本に戻すためにはどうすべきかみたいな議論を自分から問題提起できるくらいになりたいですね。なので、今は事業上の成長にフォーカスする時かなと思っています。
— 日本がWeb3や暗号資産の分野で競争力を高めるためには、どのような戦略が必要だと考えますか?
渡辺氏:
前提として、戦略というのは「選択と集中」が要諦だと思っています。公正や平等、みんなの意見を聞くことが大切なのは否定しませんが、国家戦略にWeb3や暗号資産をいれているのであれば、思い切り選択と集中を進めるべきだと考えています。例えば既存の証券の枠組みの中に暗号資産を入れるのではなくて暗号資産特化の法律を作るとか、国家準備金に暗号資産をいれるとか、国家ファンドがBitcoinを買うとか思い切った取り組みをしてほしいと思います。アメリカは戦略的に国家政策レベルで進めていますが、アメリカの施策と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。アメリカの後をいくのではなく、アメリカの先を行かないと国家の観点では覇権は取れないと思います。
現状だと税制を下げるために、証券並みに規制を厳しくしようという話が挙がるケースがあります。ですが、暗号資産を証券と同じように扱えば、適宜開示や厳格なオペレーションが求められます。上場企業のように四半期決算を発表したり、厳しい書類手続きをこなすのは、グローバルのプロジェクトにとってかなり高いハードルになります。UniswapやSolanaのようなトッププロジェクトが、日本のマーケットでわざわざ証券と同じ対応をすることはまずない。結果的に日本市場が敬遠されてしまう可能性を懸念しています。
大手企業がWeb3の世界で”勝つ”ためには?
— 日本の大手企業がWeb3にどんどん参入してきていますが、それは日本特有の現象ではないかと思っています。しかしトークン発行が規制上難しかったりして、構造上スピード感を出し難い。そうするとクリプトのトレンドを物理的に追うことは難しいのではないか?と感じています。そんな中で日本の大手企業がWeb3業界で”勝つ”ために必要なことって何だと思いますか?
渡辺氏:
大手企業が参入しているのは、すごいことですよね。
勝つために必要なこと、これはもう明確で、意思決定をタイムリーにできる人が事業をリードすることです。また、Web3は本当にトレンドが早すぎるのでWeb3ネイティブな人たちとの協業も重要だと思います。
— 大手企業でWeb3を推進するリーダーを増やすには、なにが重要だと思いますか?
渡辺氏:
1つ特大ホームランを打つことが重要だと思います。例えば、大谷翔平さんが活躍したら「自分もメジャーリーグを目指そうかな」と思い始める人が出てくるように、Web3業界でも同様の現象が起こると思います。現時点では、Web3や暗号資産に対して、「ちょっと疑わしいし、避けておこう」といった世論もあると思います。そんな中で僕らが世界トップレベルで評価されるプロジェクトになれれば、業界全体も変わるかなと思います。
— 日本のWeb3産業を発展させる中で、大事なことはなんでしょうか??
渡辺氏:
1つサクセスモデルを作る必要があると思っています。例えば、Yoakeが大成功して、Web3アイドルなどが世間に受け入れられれば、大手のエンタメ企業もさらに参入しようと動くと思います。おそらくサクセスモデルを基に提案などができるようになると思います。
したがって、大切なのは「数」ではなく「質」といえます。1000個のプロジェクトを展開するよりも、1個の強力なユースケースを確立させることが重要だと思います。
Astarからの学びと2025年への意気込み
— Astarから学んだことや活きた経験はありますか?
渡辺氏:
Astarから学んだことは、エコシステムの構築がとても重要だということです。
1つはナラティブ。Soneiumは、イーサリアムのL2かつその中のスーパーチェーンエコシステムという王道の中の王道を選択をしています。かつスーパーチェーンエコシステムのTOPプロジェクトはアメリカ発祥で、僕らには戦略的にアドバンテージがある。短期的にポジショニングは絶対に外れていない。
もう1つは、インフラレイヤーのプロジェクトを最初からオンボーディングすることです。今回は、Chainlink、Alchemy、The Graphなどの主要プロジェクトを初期からオンボーディングします。そのうえで、DeFiなどのTOPプロジェクトを取り込むことが重要だと捉えています。
そしてその先は、ネイティブアプリケーションの強化が鍵になると考えています。ネイティブアプリケーションの強化は、これまで十分にできなかった部分ですが、現在はStartaleとしてアプリケーション開発にも注力しています。また、Astarの戦略はSoneiumにアラインすることです。Soneium上のDeFiやユースケースへのASTRトークンの組み込み。Astarの重要機能であるdApp stakingをSoneiumエコシステムまで拡充することによってさらなるステーキング量の増加などASTRトークンを戦略的に活用していきたいと思います。かれこれ、6年くらいチェーンを開発しており国内では最長の経験がある自負があります。全ての成功体験と失敗の反省をいかしAstarとの整合性もとっていきながら進めたいきます。
— 最後に2025年に向けた具体的な意気込みを教えてください。
渡辺氏:
2025年は「準備から実現」へと移行するフェーズかなと思います。しっかりグロースの数字を出すことが非常に重要だと考えています。
やはり、これまで数年仕込んできたので、それらを実際に世に出してグローバルにどこまで通用するのかということがすごい大事かなと思いますし、インフラのレイヤーで、日本は負け続けているので一発かましたいですよね。2025年は、爆発的に加速させるつもりです。
— 期待しています!いや〜でも戦国時代やね!
渡辺氏:
戦国時代だね!グローバルサムライになって頑張ります(笑)
写真左:Pacific Meta 共同創業者・事業開発部長 邵鴻成
※本インタビューは2024年12月16日に実施されたものです。
【プロフィール】
渡辺 創太(Sota Watanabe)
Startale Group CEO。日本発のパブリックブロックチェーンAstar Networkファウンダー。Next Web Capital、博報堂Key3ファウンダー。Sony Block Solutions Labsディレクター。日本ブロックチェーン協会理事や丸井グループ、GMO AI&Web3、Chainlinkなどのアドバイザーを務める。2022年、Forbesの選出するテクノロジー部門アジアの30歳以下の30人や2023年Newsweekの世界が尊敬する日本人100に選出。
【Soneiumについて】
Soneiumは、Sony Block Solutions Labsによって開発されたEthereumレイヤー2のブロックチェーンです。「境界を超えたオープンなインターネットの実現」のビジョンのもと、「感情を呼び起こし、クリエイティビティを活性化させる」ことを目指しています。文化の違いを超え、多様な価値観を持つ人々を結びつけることで、Soneiumはインターネットとの関わり方を再定義し、世界を感動で満たす革新的なアプリケーションの可能性を切り開きます。
公式ホームページ:https://soneium.org/en/
【Startaleについて】
Startale Group(スターテイル・グループ)は、「オープンインターネットを通して人類の可能性を解き放つ」というビジョンを掲げ、さまざまなWeb3サービスを開発・提供しています。パブリックブロックチェーンであるAstar Networkや、Web3クラウドサービスであるStartale Cloud Servicesなどを開発しています。また、Sony Groupと合弁会社Sony Block Solutions Labsを設立し、レイヤー2 ソリューションSoneiumを共同開発や、博報堂との合弁会社である博報堂KEY3を通してWeb3の大衆化を加速させていきます。
公式ホームページ:https://startale.com/ja
執筆者:Pacific Meta
Pacific Metaは「Web3領域のアクセラレーター」として、国内外のWeb3プロジェクトを一気通貫で支援している会社です。
Web3事業に挑戦する国内外の企業やプロジェクトに対して、Web3の専門知識を活かした資金調達/コンサルティング/事業開発/マーケティングの支援や、グローバルチームであることを活かした国内プロジェクトの海外進出、海外プロジェクトの日本(および東アジア)進出を支援しております。また、自社オフィスであるPacific Hubでは、Web3コミュニティの交流機会を創出しています。
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【会社概要】
- 所在地:東京都港区芝2-2-12 浜松町PREX8階
- 代表者:代表取締役社長 岩崎 翔太
- 創業日:2022年8月10日
- 事業内容:Web3アクセラレーター事業
- 資本金:1.5億円(資本準備金含む)
- 公式サイト: https://pacific-meta.co.jp/
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