2026年1月22日、仮想通貨市場の時価総額が反発し、3.01兆ドルを超えた。この市場の回復は、米国が欧州連合(EU)8カ国に課すと発表していた10%の関税を撤廃したことにより、マクロセンチメントが改善したことが背景にあると見られる。ビットコイン(BTC)は90,000ドルの水準回復を目指して反発しており、アルトコインのMYX Finance(MYX)は大幅な上昇を記録した。
発表内容の詳細
仮想通貨市場全体の動向
仮想通貨市場の時価総額(TOTAL)は500億ドル増加し、3.01兆ドルに達しました。これは、米国とEU間の緊張緩和に伴い市場センチメントが改善したことによるものです。デジタル資産全般でリスク選好度が高まり、最近の変動後、短期的な安定化の兆候が見られました。
MYX Finance(MYX)の急騰
MYX Finance(MYX)は1月22日(木)の過去24時間で16.7%上昇し、トップパフォーミングアルトコインとなりました。この急騰は、米国による関税撤廃が引き金となり、広範な仮想通貨市場を上回る強い上昇を示しました。執筆時点の価格は5.97ドル付近で、6.07ドルの主要抵抗線を試しています。
その他の市場関連動向
米国の仮想通貨関連の立法については、トランプ大統領がダボス会議で市場構造法案に早期署名したいとの意向を示したものの、議会は膠着状態にあると報じられています。また、ステーブルコインの利回りに関するCoinbaseと銀行業界間の衝突が進展を停滞させ、仮想通貨のイノベーションを海外に押しやるリスクがあるとされています。
今後の展開
市場センチメントの改善が続き、強気な勢いが仮想通貨取引に引き継がれれば、市場総額は3.09兆ドルへ向かう可能性があります。
一方で、投資家の反応が鈍い場合、市場は3.00兆ドル付近で固まる可能性があります。MYX Financeも6.07ドルの抵抗線を突破できなければ、5.10ドルのサポートと6.07ドルの間で推移する可能性があります。
編集部コメント
トランプ政権による関税撤廃発言を機に、仮想通貨市場も回復の兆しが見えてきました。マクロ環境の緊張緩和がリスク選好の改善につながり、市場全体の時価総額が持ち直している点は仮想通貨が依然としてグローバルな金融・政治動向の影響を強く受ける資産であることを示しています。もっとも、足元の反発はセンチメント主導の側面も大きく、規制や立法を巡る不透明感が残る中では、回復基調が定着するかどうかを慎重に見極める局面が続きそうです。