GameWith NFTは2026年5月15日、新作NFTゲーム「EGGRYPTO X」を同年秋にリリースすると発表しました。本作は、スマートフォン向けNFTゲームとして知られる「EGGRYPTO(エグリプト)」の世界観を継承したモンスター育成RPGで、同日より公式X(旧Twitter)での事前登録も開始されています。国内のブロックチェーンゲーム市場で有力タイトルのサービス終了が相次ぐなか、既存資産の互換性を備えた新タイトルの投入により、市場の再活性化を図る動きとして注目されます。
既存NFTの活用と「EGGRYPTO X」のゲーム性
「EGGRYPTO X」は、ブロックチェーン上で管理されたモンスターをタマゴからふ化・育成し、クエストでバトルを行う「EGGRYPTO」シリーズの最新作です。本作では、モンスターの育成や冒険といった従来の要素に加え、新たに「レアトレジャー」と呼ばれるNFTを獲得できる仕組みが導入されます。
大きな特徴として、既存タイトルである「EGGRYPTO」でユーザーが獲得した「レアモン(ブロックチェーン上で発行される希少なモンスター)」を、新作の「EGGRYPTO X」内でも活躍させられる仕組みが用意されています。これにより、ユーザーがこれまでに築いてきたデジタル資産の価値を新作でも継続して活用できる可能性があり、既存コミュニティの維持と新規層の取り込みを両立させる狙いがあると見られます。
国産ブロックチェーンゲームの苦境と新作投入の背景
今回の発表は、国内のブロックチェーンゲーム(BCG)市場が非常に厳しい局面にある中で行われました。市場では2025年から2026年にかけて、6年半の運営を続けた「CryptoSpells(クリプトスペルズ)」や「Eternal Crypt – Wizardry BC-」といったタイトルが相次いでサービスを終了しています。
また、「コインムスメ」のサービス終了や、月間800万円の赤字を理由とした「元素騎士 Online」の撤退、さらに「CODE OF JOKER」の開発断念など、業界内ではネガティブなニュースが続いてきました。こうした背景から、GameWith NFTによる新作の投入は、停滞する国産BCG市場において改めて「勝ち筋」を模索し、市場開拓を狙う戦略的な一手であるとされています。
ポイント
- 2026年秋に新作モンスター育成RPG「EGGRYPTO X」のリリースを予定している
- 前作「EGGRYPTO」で獲得したNFT(レアモン)を新作でも使用できる互換性を確保している
- 公式Xアカウントのフォローによる事前登録の受付を2026年5月15日より開始した
- 国内BCGタイトルが相次いでサービスを終了する中での、新たな市場開拓に向けた取り組みとして注目される
- 新たに「レアトレジャー」と呼ばれるNFTを獲得できる要素が追加されている