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皆さんはゲーム実況動画や配信を見ますか?
ゲームの攻略方法をわかりやすく教えてくれたり、個性の光るトークで楽しませてくれたりと、とても面白いですよね!
ホラーゲームなどで絶叫している様子を上げている方もいますが、防音対策はどのようにしているのでしょうか?
今回Ludusではゲーム実況者の防音対策方法について以下の内容を中心に紹介します。
- 防音とは
- 誰でも簡単にできる防音対策
- 本格的な防音対策
- 防音マスクとは
ゲーム実況をしてみたいという方も、ゲーム実況のファンだという方も、ぜひご覧ください!
防音についての基礎知識
そもそも、防音とはどのようなことを指すのでしょうか。
似たような言葉に吸音、遮音などがありますが、まずはそちらの解説からさせていただきます。
吸音とは、ある素材に音エネルギーが通る際に音エネルギーが摩擦により熱エネルギーに変換され減衰する現象のことです。
これは素材の中にある小さな穴が摩擦を引き起こすことによっておこるので、吸音素材は比較的粗く細かい穴がたくさんある素材です。
遮音とはある素材に音エネルギーが当たる際に音を反射させ通過させない現象のことです。
遮音素材は吸音素材と違って音を漏らさないよう隙間のない密度の高い素材であることが多いです。
防音はこの二つに加え振動を少なくする防振、振動時間を短くする制振と合わせた音や振動を減少させる現象をまとめて指す言葉です。
実家や賃貸でも簡単にできるゲーム実況のための防音対策
では実際に防音対策をするにはどのようなことをすればいいのでしょうか。
ここでは実家や賃貸で暮らしているという方にもおすすめな手軽にできる防音対策をご紹介します。
天井・壁・床に吸音シートや吸音材を貼る
まずは吸音シートや吸音材を活用する方法です。
吸音シートはウレタンやコルクといった吸音性の高い素材でできた音を吸収するシートのことで、ホームセンターや通販でも簡単に手に入れられます。
デザイン性が高いものも多く、卵パックや段ボールなどで自作もできることから、防音対策の中でもかなり気軽に始められる部類だと言えます。
ただし、吸音シートだけでは防音効果は弱いので、しっかり防音したいという方は遮音シートなどほかのグッズと合わせて使うことをおすすめします。
ドアや窓の隙間に専用のテープを貼る
次に紹介するのはドアや窓の隙間にテープを貼り隙間を埋める方法です。
ドアや窓は一見しっかりしまっているようで実は隙間だらけです。
なので、その隙間をテープで最大限埋めることで音漏れをかなり抑えることができるでしょう。
スポンジやゴム、モヘアなど素材も様々あります。
耐久性、防音効果共に優秀なのはゴム素材ですが、厚すぎるサイズを選んでしまうとドアが閉まらなくなってしまうので要注意です。
さらに防音テープには隙間風やほこりの侵入を防いだり空調の効きをよくする効果もあるので取り付けて損はないでしょう。
こちらもホームセンターなどで買うことができます。
カーテンを防音カーテンにする
防音カーテンとは遮音効果や吸音効果のあるカーテンのことです。
防音カーテンは中高音域の防音に特に効果があります。
話し声も中高音域に含まれますので、喋り声の防音をメインにするゲーム実況者の防音対策にも向いています。
防音カーテンは重さが重いほど防音効果が高くなりますので、高い防音効果を求める方は重さに注目して選んでみるといいでしょう。
しかし重すぎて自宅のカーテンレールが折れてしまった、なんてことにならないように注意しましょう。
さらに効果を高めるために、大き目のサイズを選んだり、隙間を埋めるために端を止めたりすることも重要です。
防音カーテンというと真っ黒なカーテンを思い浮かべるかもしれませんが、デザインも豊富なので自分の部屋に合ったものを選びましょう。
入力感度が高いマイクを使用する
マイクの入力感度とは一定の音を受けたときにどれだけの電気信号を出力するかの指標のことです。
0に近いほど感度が高くなり、大きな音が出力されます。
つまり同じ音量の音を出力しようと思ったときに、入力感度が高いほうが小さな声で済むのです。
こちらは防音対策ではなく、出す音をできるだけ小さくするために必要なものです。
リフレクションフィルターを使用する
リフレクションフィルターとは、マイクを覆うように設置し、録音時に反響や雑音が入るのを防止してくれる道具のことです。
周りの雑音をカットしてくれるだけでなく、内側からの音、つまり自分の喋り声などは吸音してくれるので、防音の観点からも役に立つ道具です。
歌ってみたを投稿する実況者も増えていますが、リフレクションフィルターを使えば雑音が少なくミックスをしやすいきれいな音を録ることができます。
置くだけで簡単に設置でき、値段も安いと4000円ほどで購入できます。
またDIYが得意な方であれば段ボールと吸音シートで自作することもできます。
簡易的な防音室を導入する
徹底的に防音対策をしたいという方には、簡易的な防音室の導入もお勧めします。
簡易防音室とはデスクと椅子がすっぽり収まるほどのサイズの組み立て式の部屋です。
その中でもよく紹介されるのが「だんぼっち」という商品です。
だんぼっちとは段ボール製の簡易防音室で、幅は80cmと110cm、高さは164cmと210cmのそれぞれ2パターン4種類が展開されており、お値段は7~11万ほどです。
また、大手楽器メーカーヤマハの簡易防音室、アビテックスは定型タイプなら0.8~4.3畳、自由設計タイプなら0.5~30畳から選ぶことができます。
遮音性能も3タイプから選べます。
お値段はだんぼっちよりも高額ですが、より本格的な防音室が欲しい、広い防音スペースが欲しいという方はアビテックスを選ぶといいでしょう。
さらに防音効果を高めたいという方は中に吸音シートを貼るとより効果を高められます。
本格的なゲーム実況の防音対策
ここからはもっと徹底的の防音対策をしたい、という方に向けて本格的な防音対策をご紹介します。
防音室を導入する
もっと本格的な防音室が欲しいなら一部屋丸ごと防音室にしちゃいましょう!
リフォームする場合は部屋全体を防音仕様にする方法と床や壁などを部分的にリフォームする方法があります。
例えば床を防音仕様にする場合でも床材を防音効果のあるものにする、床材の下に遮音、吸音材を敷く、床材をカーペットにするなど様々な方法があり、費用もそれによって変わってきます。
もちろん高い防音効果を求めるなら部屋全体をリフォームしたほうが良いのですが、費用も100万円以上かかってしまうので、予算を考慮しながら自分に合ったリフォームを選びましょう。
ちなみに一部分のみをリフォームする場合は床なら20~60万円ほど、壁なら~70万円ほど、窓なら~15万円ほどでリフォームできます。
またこれから新築で家を建てるという方はその際に防音室を作るほうがリフォームより50~100万ほど安くできます。
防音対策が行われている物件に住む
リフォームはハードルが高いし手間もかかってしまいますよね。
それなら防音対策が行われている物件に引っ越すのも手です。
防音対策のなされている物件は一般的な家賃相場よりも家賃は高くなってしまいますが、それでも入居待ちが発生するほど人気です。
防音物件の中にも「23時以降は楽器演奏禁止」「楽器はギター、ピアノのみ」などの条件があるところもあるのでその辺はしっかりした調べが必要です。
数は少ないですが、24時間楽器演奏可のところもあるようなので自分の希望に沿う物件を探しましょう。
賃貸物件で防音対策が行われている物件もありますので、引っ越しを考えている方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
装着するだけでゲーム実況の防音対策ができる防音マスクとは?
お手軽な防音グッズとして防音マスクというものもあります。
防音マスクとはその名の通りマスク型の消音器です。
口を覆うタイプなど様々な型がありますが、最近主流なのは防音マイクと呼ばれるマイク型のものを口に覆うタイプのものです。
メガホンや梱包保護シートなど100均で手に入るものを使って自作することもできますよ!
ゲーム実況者を目指すなら専門学校!
皆さんは代々木アニメーション学院をご存じですか?
代々木アニメーション学院はアニメーションや声優、保育など幅広い学科が設置されている専門学校です。
そしてこの代々木アニメーション学院にはeスポーツ実況科も設置されております!
eスポーツ実況科では、eスポーツキャスターやeスポーツのイベントスタッフ、そしてゲーム実況者・配信者になるために必要なことを教えてくれます。
例えばどのようなことを学ぶかというと、eスポーツや実況に関する基礎知識や滑舌、発声、動画編集などです。
また、他学科とのコラボでイベント運営・企画力を身に着けたり、配信機材の使い方を教えてくれたりとかなり実用的なスキルも身に着けられます。
でも専門学校というと学費が高そう…と思う方もいらっしゃるかもしれません。
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校舎も全国に10校あるので実家やその近くからも通うことができます。
これほど一つの分野に特化した実用的な内容を学べるのはここだけです。
皆さんぜひ代々木アニメーション学院で夢に一歩近づきましょう!
「代々木アニメーション学院」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!

ゲーム実況の防音についてのまとめ
今回Ludusでは以下の内容についてご紹介しました。
- 吸音は音エネルギーを変換することで外の出す音を減らすこと、遮音は音を反射させ音を外に出さないことを指し、防音にはその両方の要素が必要である。
- 実家や賃貸暮らしの人でも、吸音シートや防音カーテンを使用したり、マイクを変えたり、簡易的な防音室を取り入れるなどして防音対策を行うことができる。
- 本格的な防音対策を行うなら自宅を防音室にリフォームしたり、防音対策のなされている物件に住むなどの方法がある。
- 手軽に防音対策を行えるマスク型の防音グッズ、防音マスクというものがある。
ゲーム実況をするなら防音対策は必須です。
気軽にできるものも多くあるので、皆さんもこれを参考に防音対策を始めてみましょう!
監修者:Pacific Metaマガジン編集部
Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。