ロードスター証券、新体制初の不動産セキュリティ・トークンを提供へ──横浜のホテルを裏付けに38.3億円を募集

ロードスターキャピタル株式会社の子会社であるロードスター証券株式会社は、不動産デジタル証券投資サービス「OwnersBook+(オーナーズブックプラス)」において、新体制移行後初となる不動産セキュリティ・トークン(ST)案件を発表しました。裏付け資産となるのは、横浜市の大型ホテルである「チサン ホテル 横浜伊勢佐木町」です。本案件は、金融機関からの借り入れを行わない「全額エクイティ」の仕組みを採用しており、金利上昇局面における返済負担増のリスクを排除した設計となっています。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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新体制「ロードスター証券」による初の不動産ST案件

ロードスターキャピタルは、子会社であるHash DasH株式会社の商号を2026年4月に「ロードスター証券株式会社」へと変更し、提供サービス名も「OwnersBook+」に改めました。今回の「ロードスターグループのデジタル証券 横浜伊勢佐木町ホテル」は、この新体制発足後において初めて提供される不動産ST(デジタル証券)案件となります。

不動産STとは、不動産から得られる賃料収入や売却益を受け取る権利を小口化し、ブロックチェーン技術を用いて電子的に発行・管理する金融商品のことです。これにより、従来は大口投資家が中心であった不動産投資に、個人投資家が比較的少額から参加できるようになります。

横浜の大型ホテルを対象とした「全額エクイティ」の投資設計

今回の案件では、ロードスターキャピタルが保有する横浜市中区の「チサン ホテル 横浜伊勢佐木町」(399室)を信託財産とする不動産信託受益権が投資対象となります。

本案件の大きな特徴は、組成段階において金融機関からの資金借り入れを行わず、投資家から募った資金のみで信託受益権を購入する「全額エクイティ」の仕組みを導入している点です。借入金を利用しないことで、金利上昇に伴う返済負担の増加が収益を圧迫するリスクを抑える設計となっています。

募集概要と今後のスケジュール

募集の詳細は以下の通りです。

案件名:ロードスターグループのデジタル証券 横浜伊勢佐木町ホテル

募集総額:38億3000万円

申込開始日:2026年8月1日(予定)

申込期限:2026年8月27日正午

最低投資金額:1口50万円から

想定平均分配利回り:年4.1%

予定運用期間:約10年

ポイント

  • ロードスター証券への商号変更および「OwnersBook+」へのサービス名変更後、初となる不動産ST案件が提供されます。
  • 横浜市中区の大型ホテル「チサン ホテル 横浜伊勢佐木町」を対象資産とし、募集総額は38億3000万円にのぼります。
  • 金融機関からの借り入れを行わない「全額エクイティ」の仕組みを採用し、金利上昇による収益圧迫リスクを抑制している点が注目されます。
  • 1口50万円という少額から個人投資家が参加可能であり、不動産投資の小口化を推進するデジタル証券の特性が活かされています。
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