ステーブルコインの発行元であるTetherが支援する、ビットコイン関連企業3社の合併計画が中止されたことが明らかになりました。この合併計画には、ビットコインの財務管理を行うTwenty One Capital(XXI Capital)、決済サービスを提供するStrike、マイニング企業のElektron Energyが参加する予定でしたが、Strikeが離脱し独立企業として残ることが決定しました。これに伴い、Strikeの創設者であるJack Mallers氏がTwenty One CapitalのCEOを退任し、後任としてRaphael Zagury氏が就任しています。
3社合併計画の中止とStrikeの独立存続
Tetherが主導して進めていた、Twenty One Capital、Strike、Elektron Energyの3社による合併計画が中止となりました。この計画は、ビットコインの財務管理、決済サービス、マイニング事業を統合することを目指していたとされています。
今回の決定により、Jack Mallers氏が率いるStrikeは合併から離脱し、独立した企業として事業を継続することになりました。一方で、Tetherが過半数の株式を保有しているとされるTwenty One CapitalとElektron Energyの2社間については、引き続き統合に向けた議論が継続されていると報じられています。
XXIのCEO交代と財務モデルの再検討
合併計画の中止に伴い、Twenty One Capitalの創設者であるJack Mallers氏が同社のCEOを退任しました。後任のCEOには、Elektron EnergyのCEOを務めるRaphael Zagury氏が就任しています。Mallers氏はCEO退任後、自身が率いるStrikeの経営に専念する見通しです。
この経営陣の刷新を受け、Tetherは設立からわずか7ヶ月でTwenty One Capitalのビットコイン財務モデル(Bitcoin Treasury Model)の再検討に着手したとされています。新CEOに就任したZagury氏はキャッシュフローの生成を重視する方針を示しており、同社は従来のビットコイン保有を中心としたモデルから、より持続可能な事業運営モデルへの転換を目指すものと見られます。
ポイント
- Tetherが支援するビットコイン企業3社の合併計画が中止されました。
- Strikeは合併から離脱し、独立した企業として存続することになりました。
- Twenty One Capitalの創設者であるJack Mallers氏がCEOを退任し、後任にRaphael Zagury氏が就任しました。
- 新体制への移行に伴い、TetherはTwenty One Capitalのビットコイン財務モデルの再検討を進めています。
- 今後は、これまでのビットコイン保有に焦点を当てたモデルから、キャッシュフローの生成を重視する事業モデルへと転換を図るものと見られます。