Telegramが非カストディアル型のGramウォレットをアプリ内に統合へ 暗号資産価格は10%上昇

Telegramの創業者であるパベル・ドゥロフ(Pavel Durov)氏は、10億人のユーザーに向けてメッセージングアプリ内にネイティブな非カストディアル型Gramウォレットを直接組み込む計画を明らかにしました。この取り組みは、チャット内で即時かつ手数料がほぼゼロの取引環境を提供することを目的としています。この発表を受け、かつてToncoinとして知られていた暗号資産「Gram」の価格は10%急騰しました。巨大なユーザー基盤を持つメッセージングアプリと非カストディアル型ウォレットの統合は、暗号資産の日常的な利用に向けた普及を大きく後押しする可能性があるとして注目されています。

メッセージアプリ内への直接統合とゼロ手数料取引の実現

Telegramが非カストディアル型のGramウォレットをアプリ内に統合へ 暗号資産価格は10%上昇

Telegramは、自社のメッセージングアプリ内にネイティブな非カストディアル型のGramウォレットを直接組み込む方針です。非カストディアル型ウォレットとは、管理会社に頼らずユーザー自身が資産の鍵を保持して管理する仕組みとされています。

この機能の導入により、10億人に上るTelegramユーザーは、アプリ内のチャット画面を通じて即時かつ手数料がほぼゼロの取引を行えるようになります。従来の暗号資産の移動で課題となっていた操作の煩雑さや手数料負担を削減し、日常生活の中でのスムーズな価値移転を実現しようとする試みです。

ToncoinからのリブランディングとTelegramエコシステムにおける役割

今回のウォレット導入は、6月に行われたリブランディングに続く重要な動きとなります。以前は「Toncoin」という名称で運用されていたトークンは「Gram」へと名称変更がなされていました。

パベル・ドゥロフ氏のイニシアチブにより、Gramは単なる独立した暗号資産ではなく、Telegramのアプリケーションと密接に結びついた核心的な機能として再定義されています。メッセージング機能との統合が公式に示されたことで市場の評価が高まり、発表直後にGramの価格が10%上昇する市場反応が見られました。

ポイント

  • 10億人のユーザーを対象に、Telegramアプリ内に非カストディアル型のGramウォレットを直接統合することが発表されました。
  • チャット内での即時かつ手数料がほぼゼロの取引を実現することを目指しており、実用性の向上が期待されます。
  • かつてToncoinと呼ばれていたGramがTelegramエコシステムの中心的な機能として位置付けられ、発表後に価格が10%上昇した点で注目されます。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

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