メッセージングプラットフォームのTelegram(テレグラム)は、コアアプリ内に秘密鍵の管理機能を実装したネイティブな「Gramウォレット」を導入する計画を明らかにしました。Telegram創業者のドゥーロフ氏は、10億人のユーザーに向けた「人類史上最大の非カストディアル暗号資産ウォレットの展開」になるとしています。これまでこれほどの大規模なセルフカストディウォレットの展開が試みられた例は存在しません。今回の取り組みは、暗号資産をより幅広い層へ届ける潜在的なゲートウェイとして重要な役割を果たすと見られています。
コアアプリへの直接統合と実施スケジュール
Telegram創業者のドゥーロフ氏は、今夏中にTelegramのメインアプリ本体(コアアプリ)へ秘密鍵の管理機能を組み込む方針を示しました。非カストディアル(セルフカストディ)型ウォレットとは、第三者ではなくユーザー自身が秘密鍵を保持・管理する形式の暗号資産ウォレットとされています。この取り組みを通じて、同アプリが抱える10億人規模のユーザーに向けてネイティブなGramウォレットが提供される見込みです。
業界史上例のない配信規模と期待される役割
Telegramは長年にわたり、暗号資産をより幅広い一般層へと普及させるための潜在的なゲートウェイ(入口)と見なされてきました。これまでのセルフカストディウォレットにおいて、10億人ものユーザー基盤へ直接届けられるような配信スケールを試みた事例は存在しません。メインアプリの内部に直接秘密鍵の管理機能が組み込まれることで、暗号資産の利用に伴うハードルが下がり、業界全体のユーザー層拡大に大きく寄与する可能性があります。
ポイント
- Telegramが今夏、コアアプリ内部に非カストディアル型のGramウォレットを実装する方針を発表しました。
- 創業者ドゥーロフ氏は、10億人のユーザーへ向けた「人類史上最大の非カストディアル暗号資産ウォレットの展開」と表現しています。
- ユーザー自身が秘密鍵を管理する形式のウォレットとして、これほどの到達規模を試みた事例は過去に存在しません。
- Telegramの持つ広大なユーザー基盤を活用し、暗号資産をより幅広い層へ届けるゲートウェイとしての役割を果たすことが期待される点で注目されます。