暗号資産マーケットメイカーB2C2が売却協議を実施 評価額の調整が課題に

日本のSBIホールディングス傘下である暗号資産マーケットメイカー(流動性提供業者)のB2C2が、複数の潜在的な買収候補者と売却に向けた協議を行っていたことが明らかになりました。同社は過去18カ月間にわたり、複数の企業から買収に関心を示されてきたとされています。しかし、企業評価額(バリュエーション)を巡る意向の不一致が交渉の主な課題となっている模様です。機関投資家向け市場で重要な役割を果たすトレーディング企業の動向として注目されています。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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複数企業との売却交渉と企業評価額における難航

SBIホールディングス傘下のB2C2は、暗号資産のスポット交易やデリバティブ取引などにおいて流動性を提供する大手マーケットメイカーです。報道によると、同社は過去18カ月間にわたり、複数の買収希望者から事業買収に関する関心を集めてきたとされています。

一方で、交渉の過程においては「企業評価額(バリュエーション)」の設定が主な合意形成の障害(懸念点)となっていると伝えられています。買収を検討する企業側の意向と同社側の提示条件に乖離が存在することが、取引締結に至らない要因となっていると推測されます。

暗号資産市場およびM&A環境への影響

B2C2のような機関投資家向け流動性プロバイダーは、Web3市場全体の取引環境を支える重要なインフラとして機能しています。そのため、同社の所有構造の変化や買収交渉の行方は、関連する取引所や機関投資家にとっても関心の高い事項となります。

また、企業評価額が合意の難航要因となっている背景には、現在の暗号資産市場全体の環境や、投資家側によるリスク評価の変化が反映されている可能性があります。今後、評価額の妥結に向けた交渉が進展するかどうかは、暗号資産領域におけるM&A(企業買収・合併)の評価基準を示す事例として注視されると考えられます。

ポイント

  • SBIホールディングス傘下の暗号資産マーケットメイカーであるB2C2が、複数の買収候補者と売却協議を実施しました。
  • 同社は過去18カ月間にわたり、複数の企業から買収への関心を集めていたとされています。
  • 交渉においては企業評価額(バリュエーション)の折り合いがつかないことが主な難航要因となっています。
  • 機関投資家向け流動性を支える主要企業の動向であり、暗号資産市場におけるM&A環境や企業評価基準を測る観点から注目されます。
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