ベンチャーキャピタルのHack VCから支援を受ける暗号資産プロトコル「Dango」は、プロジェクトの閉鎖に伴い、7月29日に取引を停止することを発表しました。Dangoは独自のレイヤー1ブロックチェーンを基盤とするPerp DEX(分散型永久先物取引所)とされています。さらに、8月13日には同ブロックチェーン自体も停止し、ユーザー資金はUSDC(USD Coin)として返還される予定です。メインネットの稼働期間は4ヶ月未満であり、ローンチ直後に発生した190万ドルの不正流出からの立て直しが困難であったことが背景にあると見られます。
取引停止とブロックチェーン停止のスケジュール
Dangoは、7月29日にプラットフォーム上での取引を公式に停止します。その後、8月13日にはブロックチェーンネットワーク全体の稼働をシャットダウンする計画です。
預け入れられているユーザーの資金については、USDCとして返還されることが明記されています。資産の返還プロセスが提示されたことで、安全な撤退手続きが進められる見通しです。
不正流出被害と短期間での事業撤退
Dangoのメインネット稼働期間は4ヶ月未満にとどまり、非常に短い期間でのサービス終了となりました。同プロジェクトはメインネットの開始直後に、190万ドル相当の不正流出(ハッキング)に遭遇していました。
暗号資産分野の投資企業とされるHack VCの支援を受けて開発されていたものの、メインネット開始早々の脆弱性被害がプロジェクトの運用に影響を与え、最終的に事業継続を断念せざるを得なくなったと見られます。
ポイント
・Hack VCが支援するPerp DEXおよびレイヤー1プロトコルのDangoが事業閉鎖を決定しました。
・7月29日に取引を停止し、8月13日にはブロックチェーン全体の稼働を終了させます。
・ユーザーの資金はUSDCとして返還される方針です。
・メインネット公開直後に190万ドルの不正流出に見舞われ、稼働4ヶ月未満で事業終了に至った点は、初期段階におけるプロトコルのセキュリティ管理と事業継続性の重要性を示す事例として注目されます。