ハウス食品グループ本社は、ブロックチェーン関連企業のハッシュポート(HashPort)の技術協力のもと、日本円連動型ステーブルコインであるJPYCを抽選で配布する「JPYCおすそわけキャンペーン」を9月8日に開始しました。スマートフォン向けデジタルウォレットであるハッシュポートウォレットを活用し、抽選で100名に1,000円相当のJPYCを配布します。大阪・関西万博に関連した過去の施策で指定のSBT(他人への譲渡や売買ができないNFTの一種)を獲得した保有者は当選確率が通常の10倍に設定されており、イベント終了後もユーザーとの関係を継続させる取り組みとして注目されます。
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キャンペーンの概要と万博SBT保有者への優遇措置
今回の「JPYCおすそわけキャンペーン」は、2026年9月8日11:00から9月27日23:59まで実施されます。応募者の中から抽選で100名に対し、1,000JPYC(1,000円相当)が配布される仕組みです。
参加者は特設サイトからハッシュポートウォレットにログインし、参加証や証明書として活用される対象のSBTを獲得することで応募できます。使用されるハッシュポートウォレットは、大阪・関西万博で提供されていた「EXPO2025デジタルウォレット」の後継サービスとして、万博終了後にリニューアルされたものです。
本施策では、大阪・関西万博に関連して実施された「EXPO2025デジタルウォレット限定 ハウス食品グループキャラクター NFTがもらえるキャンペーン」の第1弾から第4弾において、指定のSBTを獲得したユーザーに対して当選確率が通常の10倍になる優遇条件が設けられています。
過去のWeb3施策から続く顧客エンゲージメントの展開
ハウス食品グループ本社は今回のキャンペーンを通じて、万博関連のNFTキャンペーンに参加したユーザーとの関係継続を図ると説明しています。日本円連動型ステーブルコインであるJPYCの配布を契機としてデジタルウォレットの利用を促し、食とデジタルを組み合わせた新たな顧客体験の創出を目指す方針です。
同社とハッシュポートは、2025年4月から大阪・関西万博の海外向けPRキャンペーンでも連携していました。当時の施策では、レイヤー1ブロックチェーンであるアプトスネットワーク(Aptos Network)を基盤にハウス食品グループのキャラクターをモチーフにしたSBTを配布し、獲得者に対して抽選で万博の入場チケットなどを提供していました。
また、ハウス食品グループ本社は2024年12月5日から2025年1月31日にかけて、ビヨンドクラブ(beyondClub)の協力によりWeb3ポイントプログラム「カレーパスポート(CURRY PASSPORT)」を実施した実績もあります。同プログラムでは、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ブロックチェーンであるベース(Base)上で発行されたNFTを採用し、対象商品の購入や店舗利用で獲得したポイントに応じてNFTのランクが上昇し、ランク別の賞品抽選に応募できる仕組みを導入していました。
ポイント
- ハウス食品グループ本社がハッシュポートと連携し、抽選で100名に1,000円相当の日本円連動型ステーブルコインJPYCを配布するキャンペーンを9月8日から9月27日まで実施します。
- 大阪・関西万博の関連キャンペーンで指定SBTを獲得した保有者は当選確率が通常の10倍となり、大規模イベントで獲得したユーザー資産を活用して関係を維持するアプローチとして注目されます。
- 万博で利用されたウォレットの後継サービスであるハッシュポートウォレットを継続活用することで、イベント終了後のデジタルウォレット利用を日常へ定着させる狙いがあります。
- アプトス基盤の万博PR施策やベース基盤のポイントプログラムに続きステーブルコイン配布を展開しており、大企業によるWeb3技術の実証と顧客体験への統合が進んでいる点で注目されます。
