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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

クラーケン親会社ペイワードがレジャーと提携へ。暗号資産売買やトークン化株式連携を強化する方針

暗号資産取引所クラーケンを運営する米ペイワードは、ハードウェアウォレットを手掛けるレジャーとの提携を9月24日に発表しました [1]。この提携により、暗号資産管理アプリ「レジャーウォレット」内でペイワードの法人向けインフラ基盤を通じた暗号資産の購入や売却が可能になるほか、クラーケン内でのレジャー端末による署名機能が導入される予定です [1]。利用者が秘密鍵を自ら管理しながら取引所インフラやトークン化株式サービスへアクセスできる環境が整う点で、実用性の向上が見込まれます [1]。

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監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

レジャーウォレットへの取引基盤統合とクラーケンでの端末署名対応

提携に基づき、暗号資産管理アプリ「レジャーウォレット(Ledger Wallet)」にはペイワードの法人向けインフラ基盤「ペイワードサービシーズ(Payward Services)」が統合される予定です [1]。初期段階として欧州および英国においてデビットカードと銀行送金に対応し、その後に決済手段や対象地域を拡大していく計画となっています [1]。これにより、利用者は秘密鍵を自ら管理するセルフカストディの環境を維持しながら、ペイワードを介して暗号資産の購入・売却・移動を行えるようになります [1]。

一方、ペイワードが運営する暗号資産取引所「クラーケン(Kraken)」においては、利用者がサービス内からレジャー端末を使って資産の入出金や取引への署名を行えるようになります [1]。取引内容を人が読める形式で確認してから署名できる「クリアサイニング(Clear Signing)」にも対応する予定です [1]。なお、クラーケンにおけるレジャー端末対応の具体的な提供開始時期については、9月24日時点の発表では公表されていません [1]。

トークン化株式「xストックス」との連携と提供サービスの拡充

両社は、トークン化株式などを提供する「xストックス(xStocks)」とレジャーウォレットの連携強化も進めています [1]。ペイワードサービシーズの公式発表によると、すでにxストックスはレジャーウォレット上で利用可能な状態になっていると説明されています [1]。

これに関連し、ペイワードは9月25日付の発表で、xストックスを通じてスマートリングを手掛けるオーラ(Oura)の新規株式公開(IPO)に関する事前登録の受付を開始したことを明らかにしました [1]。対象となる利用者は法的拘束力のない購入意向を登録でき、割り当てを受けた場合はオーラ株を1対1で裏付けるトークン「OURAx」が上場日に交付される仕組みです [1]。ただし、割り当て自体は保証されていないとされています [1]。

ポイント

  • レジャーウォレットにペイワードのインフラが統合され、欧州や英国を皮切りにデビットカードや銀行送金による暗号資産の購入・売却・交換が可能になる予定です [1]。
  • クラーケンにおいてレジャー端末による資産の入出金や取引署名が可能となり、安全性を高めるクリアサイニングに対応する方針です [1]。
  • トークン化株式を提供する「xストックス」とレジャーウォレットの連携が進められており、オーラ社のIPO株を裏付けとするトークン「OURAx」の事前登録などが展開されています [1]。
  • セルフカストディによる自己主権型の資産管理を維持したまま、取引所の決済・取引機能やトークン化株式へ円滑にアクセスできるようになる点で注目されます [1]。

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