本文へスキップ
ブロックチェーン総研by Pacific Meta

アムンディが株式インデックスファンドをイーサリアム上でトークン化。欧州市場600社を追跡する指数へのアクセスを提供する方針

欧州最大の資産運用会社であるアムンディ(Amundi)が、株式インデックスファンドをイーサリアム(Ethereum)上でトークン化しました。今回導入された新たなシェアクラス(投資口)により、投資家はブロックチェーンを通じて欧州市場の600社を追跡する指数へのエクスポージャーを得られるようになります。欧州最大手の伝統的資産運用会社がパブリックブロックチェーンを活用して主要な株式資産を取り扱う事例として、金融市場における実物資産(RWA)トークン化の流れを示す動きと見られます。

オンチェーン金融の動きは、総研プライムの週刊レポート「今週のオンチェーン金融」で毎週追っています。最新号を読む(初月無料)

オンチェーン金融の事業検討について、Pacific Metaに相談できます。支援内容を見る

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

株式インデックスファンドのトークン化と対象指数

アムンディは、株式インデックスファンドの新たなシェアクラスをイーサリアムブロックチェーン上で発行しました。イーサリアムはスマートコントラクト(契約や処理を自動実行するプログラム)機能を備えた分散型ブロックチェーンプラットフォームとされています。

今回のシェアクラスは、欧州市場の600社を追跡するインデックスへの投資機会をブロックチェーンベースで提供する仕組みです。投資家はブロックチェーン基盤を通じて、欧州全域の複数市場にまたがる企業群へのエクスポージャーを獲得することが可能になります。

伝統金融によるブロックチェーン活用の意義

欧州最大の資産規模を有するアムンディがイーサリアムを採用して株式インデックスのトークン化を実施したことは、伝統的金融機関によるブロックチェーンインフラ活用の進展を示す事例と見られます。

株式などの伝統的な投資信託をブロックチェーン上で取り扱う取り組みは、既存の金融商品へのアクセス手段をデジタル化し、分散型台帳の利点を活かした資産運用モデルを検証する契機となる可能性があります。

ポイント

  • 欧州最大の資産運用会社であるアムンディが、株式インデックスファンドのシェアクラスをイーサリアム上でトークン化しました。
  • 新たなシェアクラスは、欧州市場の600社を追跡するインデックスへのブロックチェーンベースの投資機会を提供します。
  • 欧州最大手の機関投資家が株式指数ファンドをパブリックチェーン上に展開した点で、伝統金融におけるトークン化技術の浸透を示す事例として注目されます。

記事を検索する