「自分のイラストをネットで販売したいけど改ざんされるかも」「初心者でもイラストを販売して稼ぎたい」という方も多いのではないでしょうか?
NFTアート/イラストは暗号通貨とイラストを掛け合わせた技術です。
アーティストはNFTアートを専用のプラットフォームにて販売でき、購入する側も暗号通貨として価値が付く可能性があります。
今回Pacific MetaマガジンではNFTのイラストについて以下の内容をメインで解説していきます。
- NFTとは?
- NFTイラストについて
- NFTイラストを作成できるソフト・アプリを10選紹介
- NFTイラストを扱っているマーケットプレイスを5選紹介
- NFTアートの将来性について
- 過去に行われたNFTイベントを4選紹介
NFTとは?の前提知識からNFTイラストを販売できるマーケットプレイスも紹介していきます。
NFTとは
NFTとはイーサリアムのようなブロックチェーン上で取引される、Non-Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)の略です。
日本語の意味は「非代替性トークン」となります。
引換券やゲームセンターのメダルをデジタル化し、代替えが一切できない通貨のようなものと考えるとよいでしょう。
メタバースやプラットフォーム内で需要と供給が発生するため、暗号通貨のように価値が付くかもしれないのがデジタルトークンです。
こちらではNTFを所有・購入するメリットについて前提知識を解説していきます。
NFTにより唯一のデジタル資産を手に入れられる
今までPCで作成してきたデータ(イラストや映像など)は、簡単にコピーでき、改ざんされるため価値がないデータとされてきました。
NFTはブロックチェーン技術により、デジタル上で証明書が発行されるので、コピーのような偽造もできず代替えが一切できません。
NFTはアドレスという1つのシリアル番号が振られており、NFT1つに固有の価値が生まれます。
たとえば、有名野球選手のホームランボールみたいな、唯一無二の価値がブロックチェーン技術で担保され続けます✨
そのためNFTは世界に一つしかないデジタル資産となるのです。
NFTはメタバース上のデジタルアートやゲーム内アセットを中心に、デジタル不動産の証明や著作権保護をするために活用されています。
デジタル資産の希少価値が上がる可能性がある
デジタル資産を持つと過去に誰が所有したかが、ブロックチェーン技術により証明されます。
NFTは所有しているだけで唯一のデジタル資産となり価値が高まる可能性があります。
自分の持っているデジタル資産が市場を通して多くの人に渡り歩いたとして、過去に有名人が何人も所有していたなら、それが価値になり実績となるのです。
好きな有名人とデータを一時でも共有できたと思うと嬉しくなりませんか?
実際に有名なデジタルアーティストのビープル氏が、コラージュ作品のNFTアートが75億円で落札されました。
NFTイラストについて
NFTイラストはブロックチェーン技術を応用しているため改ざんされる心配がありません。
アーティストが描いたイラストの価値が担保され続ける革新的な仕組みです。
こちらではNFTイラストの前提知識について説明していきます。
NFTイラストとは
NFTイラストとは、NFTの特徴を利用してアート作品に価値がつけることができるようになったものであり、世界に一つしか存在しないデジタルアートのことです。
NFTを利用して様々なプラットフォームにて販売でき固有の価値を持ちます。
過去には小学生の子供が夏休みの自由研究で描いたNFTイラストが、380万円の高額で落札されたことで話題になりましたね?
イラストをデータ化できる技術があれば良いので、NFTイラストは誰でも参入しやすい構造です。
自分の描いたイラストがブロックチェーン技術により、価値が担保され続けるので、イラストレーターには最高の環境だと言えるでしょう。
メタバースとNFTイラストの関連性
メターバースはネットを介して経済活動ができる場所として提供されています。
ゲーム内で土地を購入してデジタル資産を増やしたり、ゲーム内アバターを購入して着せ替えしたりして楽しめるのがメタバースです。
メタバースとNFTイラストの関連性はデジタル資産を活用していることでしょう。
たとえば、「Dencentraland(ディンセントラランド)」のメタバースでは、仮想空間内のLand(土地)約9000区画ごとに貸し出しています。
プレイヤーがLandをMANA(ゲーム内通貨)で購入し所有することで、区画に住んでいるプレイヤーに課税して、デジタルトークンを稼げるという仕組みです。
増やしたデジタルトークンを仮想空間の通貨として、アバターを購入したりしてメタバース内で友人と交流を楽しむんですね?
これら仮想空間でトレードできるLandやアバターはNFTアーティストが作成しています。
NFTアーティストは、メタバー内のアセット、アバター、NFTギャラリーのアートを、NFTマーケットプレイスにて販売できます。
NFTのイラストを作成できるソフトやアプリを紹介
NFTイラストを0から作成するには専用のソフトやアプリを使用しなければいけません。
こちらではNFTアーティストが使用している有名なイラストソフトを10選紹介していきます。
- Photoshop
- Adobe Illustrator
- GIMP
- Pixlr
- アイビスペイント
- CLIP STUDIO PAINT
- ペイントツールSAI
- MediBangPaint
- Krita
- 8bit Painter
NFTイラストにチャレンジしたい方のために使いやすいソフトを厳選しました。
Photoshop
AdobeのPhotoshopは写真を加工できる最候補の有料フォトレタッチソフトです。
年間プランで月々2,728円かかりますが、レタッチは初心者も使いやすく高機能。
Photoshopを使えば高クオリティな切り抜き、色補正、色塗り・メイキングができます。
たとえば、画像から色調を調整するだけでイラスト化もできますし、フリー素材を集めてコラージュするだけで、ハイクオリティなNFTアートを作成できるのがPhotoshopの機能です。
NFTで流行りのモノクロ画像も色調を補正するだけで簡単に作成できます✨
また、NFTとして準備する機能も予定済みで、将来的には仮想通貨ウォレットとIDを紐づけるシステムが使用できるようにでしょう。
トークンのメタデータにAdobe IDを紐づけることによって、本人の作品だと証明できる機能です。
Adobe Illustrator
IllustratorもAdobeが出しているドローイングソフトです。
Photoshopではピクセルで線を描いているため拡大すると境界がボケてしまいます。
Illustratorでは点と座標とそれを結ぶ線の数値を元にしたベクターデータなので、拡大してもボケません。
線と図形を組み合わせたロゴ、アイコン、インフォグラフィック、地図、チラシ、Webデザイン、イラスト作品を制作する際に利用されていますね。
無料のテンプレートも350種類以上使え、20,000以上の高クオリティなフォントも使用できます✨
Illustratorを使用することで、NFTゲームの武器・防具・フィールド素材から、ゆるい動物キャラクターのイラストを作成する際にも用いられているのも特徴ですね。
ただし、IllustratorもPhoshopと同じく、サブスクで月額2,728円掛かる有料ソフトです。
GIMP
GIMPはオープンソースで高機能な完全無料のフォトレタッチソフトです。
PhotoshopとGIMPの違いは操作性が異なることでしょう。
GIMPの方がオープンソース特有の癖があります?
しかし、Photoshopと同クオリティのオリジナルアートワーク作品からアイコン、ロゴ、グラフィックデザインまで、無料のGIMP一つで作成できます?
NFTアートの作り方はGIMPを使えば簡単です。
手書きで描いたイラストを取り込みNFTアート化する方法や、フリー素材と図形を組み合わせて作成する方法があります。
GIFアニメーションも作成でき、キャラクターの色調も別々に補正できるので、ドット絵キャラを素早く量産できるのが地味に便利です。
Pixlr
Pixlrエディタは無料版と永久ライセンス版があります。
無料版では制限があり広告が付きますが、ユーザー登録もダウンロードも必要ありません✨
ブラウザ上で起動できる手軽さで、Phoshop並みの画像編集機能が搭載されたソフトです。
永久ライセンス版はオーバーレイ、アイコン、デコレーションテキストなど、15,000以上の素材が使えるのが特徴です。
ツールパレットの図形や線など直感的に操作できます。
Inmagineの傘下企業であるPixlrは、Pixlr Genesisプロジェクトを発表しました。
世界最大の分散型美術館をメタバース上に構築し、1万件以上のNFTアートを展示していることでも有名ですね。
アイビスペイント
アイビスペイントは2億ダウンロード数を突破した大人気なお絵かきアプリです。
Google PlayやApp Storeでダウンロードが可能で、ブラシの種類が豊富なのが大きな特徴!
計15,000種類以上のブラシ、5,300以上の素材、1,000以上のフォントを保有しているため、どんなシーンにも合う素材を見つけられるでしょう。
2本指・3本指タップなどのタッチ操作で直感的に絵を描けるので操作も難しくありません✨
タブレットでも使用できるためペンタブのような書き味で線が引けます。
無料素材とアイビスペイントの機能を使用すれば、簡単にピクセルアートが描けるでしょう。
アイビスペイントは操作性が抜群なのでNFTイラストを量産する際にも有用です?
CLIP STUDIO PAINT
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)は漫画やイラストレーションをプロ並みに描ける、イラストレーターご用達のペイントソフトです。
有料ですが値段は良心的でサブスクの月額利用料がワンコイン480円。
初心者でも使いやすい機能性から、Pixiv利用者No1、グラフィックスソフト売り上げNo1を記録しました?
クリスタはデジタルイラスト専門ソフトなので、Photoshopのようなコラージュ作成が苦手。
漫画やイラストを作成できる豊富な機能が魅力的?
色を塗ったり絵を描いたりできるため、0からオリジナルのNFTアートを出品したい人がよく使用しています。
豊富なブラシを用意しているだけではなく、ブラシの描き味を自由にカスタマイズできる点も便利ですね。
ペイントツールSAI
ペイントツールSAIは線画に特化したお絵かきソフトです。
有料のソフトで1ライセンス5,500円と値段が高めですが、手振れ補正機能は5,500円以上を払う価値があります。
SAIの手振れ補正機能は、一拍待たず描いた所からダイレクトに線が補正されるため、線画の描き心地は他のペイントソフトに戻れなくなるほど!
手振れ補正機能、線がの描き心地ならSAI一強です。
イラスト初心者のガタガタな線もSAIの手振れ補正で真っすぐに整います。
線画の練習に最適なソフトでしょう?
レイヤー、カラーパレット、テキスト機能などの基本ツールもあるので、NFTイラストを作一から作成しても十分描けます。
手振れ補正機能が優秀すぎるので線画はSAIで描き、色塗り・メイキングはPhotoshopでNFTアートを作成する使い方もおすすめですね。
MediBangPaint
MediBangPaint(メディバン)は漫画・イラストを描ける基本料無料のペイントソフトです。
とっつきやすいUIで操作できるため、オープンソース特有の難解さはありません。
PCでも描けますがiPadやiPhoneの方が操作は楽ちん!
指二本で回転させたり、ピンチアウトで拡大縮小したり、タップの長押しでレイヤーを任意の場所に移動できたりします。
簡単に集中線、トーン、コマわりなどを追加できるツールが豊富なので、漫画NFTを描く方はメディバンがおすすめです✨
Krita
Kritaもオープンソースで公開されている高機能な無料のペイントソフトです。
元々は英語のみでのリリースでしたが2.8.79.11バージョン以降から、待望の完全日本語化されより使いやすくなりました?
Illustratorのようにベクターデータのベジェ曲線や図形も扱えるので、Kritaで柔軟なイラストを制作できるでしょう。
イラストとアイコンで表現されたツールは、直感的で分かりやすく非常に親切です。
ポップアップパレットを呼び出すと、カラーサークルとブラシの変更が簡単にできるのも便利な機能ですね。
Kritaを使いこなすことでハイクオリティなコンセプトアートからテクスチャ制作などが実現できます。
8bit painter
ピクセルアートを素早く制作したい方は8bit painterがおすすめです。
8bit painterはiPhone、iPad、Androidで使用できるドット絵専門のスマホアプリ!
使い方は簡単でダウンロードしたらキャンパスサイズを選びましょう。
ピクセルキャンバスの解像度は限定されており、
- 16×16
- 32×32
- 48×48
- 64×64
- 96×96
- 128×128
- 160×160
の7種類から選んでください。
キャンバスサイズを選ぶと格子状のピクセルキャンバスが設定されます。
後は指でスマホをなぞるだけでドット絵キャラが描けるシンプルなアプリ。
小学生の子供でも気軽に使えるため、イラスト技術0からNFTアートを販売したい初心者向けのアプリと言えるでしょう。
難しい操作もないので外出先でも、片手間に作業できるのが便利ですね✨
NFTイラストを扱っているマーケットプレイスの紹介
イラストを描いてネットで投稿したら改ざんされたり転売されたり、中々世間に評価されず歯がゆい思いをしているイラストレーターの方も多いのではないでしょうか?
NFTマーケットプレイスに登録して出品すれば、二次販売でもアーティストに報酬が支払わるサービスを提供しています。
こちらでは日本でも人気のNFTマーケットプレイスを5選紹介していきます。
RakutenNFT
RakutenNFTは楽天が運営しているNFTマーケットプレイスで、2022年2月25日にサービスを開始しました。
コンテンツが世界を繋がるをコンセプトに、デジタル製品をマーケットプレイスに登録し、個人間でNFTの取引ができます。
デジタルアートは勿論、NFT漫画、NFTトレカなどのサブカルチャーのジャンルが販売可能!
RakutenNFTの大きな特徴は楽天ポイントと日本円でNFTがトレードできることでしょう。
MetaMaskをダウンロードする仮想通貨の入金・送金の手順が必要ありません。
- 楽天IDで利用できる
- クレジットカードで決済できる
- 楽天ポイントが使える・溜まる
- 日本円で取引できる
RakutenNFTは初心者の方も簡単に参入できるマーケットプレイスです✨
NFT studio
NFT Studioは1000人以上のクリエイターが参戦している日本初のNFTプラットフォーム!
NFTカードゲームのクリプトプぺルズを運営している「CryptoGames」がサービスを提供しています。
NFT Studioは日本語にも対応しており、SNSの連携かMetaMaskウォレットで、簡単にログインができます。
クレカ決済も可能!
ただし、NFTアーティストが登録・出品する場合、審査が必要なので注意しましょう。
審査を通ることでNFTアイテムを出品できるようになります。
NFT Studioはクリエイターにとって良い環境が提供されているのが特徴です?
- ガス代を抑えるMatic(Plygon)のブロックチェーン上でNFTを管理している
- ユーザー同士で取引しても二次流通機能でクリエイターにも還元される仕組みを利用している
- NFTアートをクレジットカードで購入できる
AKB48が参戦しており話題になりましたね。
OpenSea
OpenSeaは海外のニューヨークが拠点のNFTマーケットプレイスで2017年2月にリリースされました。
取引数は200万件以上で、市場規模は96.3%以上を誇る、NFT最大級のマーケットプレイスです。
デジタルアート、NFT音楽、カードゲーム、メタバースのアバターなどの扱っておりジャンルも豊富!
NFTゲームのトークンも多数トレードされています。
出品数が多く、先駆け的なNFTマーケットプレイスのため、2022年1月9日には過去最大取引高2億6100万$を超える勢いを見せていました✨
OpenSeaの特徴は、
- NFTの作品が無料で簡単に作成・販売できる
- スマホ・PCでも利用できる
- 利用者が多いので売れやすい
- 暗号通貨はイーサリアムのETH・DAI・USDCで売買できる
- 出品金額の手数料は2.5%
自分のデジタルアートを出品したいクリエイター側、NFTゲームを制作して購入たい企業側にとって良い環境が構築されているのがOpenSeaのNFTマーケットプレイスです。
Adam byGMO
Adam byGMOはGMOインターネットのグループ企業のGMOアダムが展開する、日本国内のNFTマーケットプレイスです。
GMOは実績も豊富なグループ企業のため、暗号通貨のETHや日本円でNFTアイテムを安全に決済できるほか、口座振り込み、クレジットカード決済にも対応しています✨
Adam byGMOの特徴は、
- NFTアーティストが販売・出品するには簡単な申請が必要
- 音楽、アート、動画などのジャンルを扱っている
- 販売形式と入札方式のオークションがある
- 有名人アーティストが多い
NFTアイテムの作成・審査を通過することで、Adam byGMOにて出品できるようになります。
YouTuberのヒカルさんの祭りくじや格闘家の井上尚也さんがAdam byGMOでNFT販売に参加している有名人クリエイターが多く、話題になっていましたね。
SBINFT Market
NFTマーケットプレイスのnanakusaをリブランディングし、元のシステムから利便性の向上と使いやすさをアップグレードしたのが「SBINFT Market」です。
クレジットカード決済に対応しているだけではなく、MetaMaskウォレットをダウンロードすれば、他の仮想通貨決済も利用できます。
SBI Marketの特徴は以下になります。
- nanakusaを元にリブランディングされたマーケットプレイス
- NFTの発行から販売、二次販売機能がある
- イーサリアム(ETH)とMatic(Polygon)を採用している
一次販売条件も運営側が認めたアーティストのみの販売となるため、NFTの質が高いことが挙げられるでしょう。
もちろんSBINFT Marketは一般ユーザーでも二次販売(転売)が可能です。
二次販売は転売した人と著作権者に報酬が得られるので、アーティストにとってもありがたいマーケットプレイスですね?
NFTアートの将来性
NFTの基盤であるブロックチェーンはWeb3.0で提唱された分散型ウェブの世界です。
ブロックチェーン技術を活用したデジタルデータであればアート以外にも、映像作品、漫画、トレカ、何でもNFT化ができます✨
2022年のNFT市場規模は30億5600万ドル、2027年には136億ドルを突破すると予測されており、益々勢いを見せていますね。
2027年の推移予測を的中させるかのように、近年メタバース内でイベントをする企業とアーティストが増えてきました。
現在でも新たにNFTアートのイベントが予定されており、今後さらに市場は盛り上がる可能性を秘めていて将来性が期待できるでしょう?
過去に行われたNFTアートイベントを紹介
こちらでは過去に行われたNFTアートイベントを4選紹介します。
NFTアイテムを販売するイベントから、人気アーティストが参加したチャリティーイベントまで様々です。
NFTアートの将来性がイベント内容の豊富さから期待できるのが分かると思います。
BOSO TOKYO –暴走東京
BOSO TOKYOは「暴走族×SF」を融合したNFTを販売するメタバースプロジェクトです。
10,000体のジェネレーティブNFTがリリースされました✨
NFTはWL保有者のみが参加可能なプレセールと、一般参加が可能なパブリックセール2種類の方式で販売されます。
- プレセール:2022年8月6日の12:00~
- パブリックセール:2022年8月7日の12:00~
いずれもETHで購入できます。
暴走東京のNFTを購入すればメタバース内で3Dアバターとして活用できるみたいですね。
SHIBUYA NFT ART JUNCTION 2022
こちらのイベントは渋谷ファッションウィークが主催したデジタルアートの作品展示会です。
アートとファッションに特化した参加無料のアート展で、NFTアートも無料で配布されたようです。
- 会場:渋谷キャストスペース
- 日時:2022年3月26日(土)12:00~20:00/2022年3月27日(日)11:00~18:00
会場ではNFTプラットフォームである「モザイクネーション」のNFTアートが厳選されて展示されます。
また、豪華参加アーティストのトークセッションや、アート作品がプリントされたオリジナルTシャツの販売される、至れり尽くせりのイベントでした。
NEO TOKYO PUNKS
NEO TOKYO PUNKSは2050年の東京が舞台のNFTアート!
イラストレーターのNIKO24氏が「サイバーパンク×東京」のコンセプトの元で主催するジェネラティブNFTプロジェクトです。
サイバーパンク風の装備を身に着けた横顔のキャラクターをプログラムで組み合わせた、NFTアート作品を提供しています。
2022年3月26日~27日に開催されたパブリックセールでは、たったの2分で2,222体のNFTコレクションが完売しました✨
ロードマップではメタバースの3D展開やジェネラティブストーリー(自動生成ストーリー)の導入も企画される予定ですね
5Artists NFTアートチャリティーオークション2022
こちらのイベントは、主催者のさいとうなおき氏を含め、合計5名の著名なイラストレーターが参加したNFTアートのチャリティーイベント!
2022年5月6日~5月7日に開催されました。
参加したアーティストは大物ばかりで、
- さいとうなおきさん
- おにぎりまん!さん
- ア・メリカさん
- Eri Harigaiさん
- GODTAILさん
OpenSeaでも活躍している上記の5名のアーティスト達が参加しました。
5作品のNFTアートがSBINFTにてオークション方式で販売され、収益の一部は赤十字に寄付されたようですね。
NFTのイラストについてのまとめ
今回Pacific MetaマガジンではNFTのイラストについて紹介してきました。
- NFTとはブロックチェーン技術を活用した非代替性トークンのこと
- NFTイラストとはNFTと暗号通貨技術を活用して、デジタルのアート作品に価値をつけることができるようになったデジタルアートのこと
- NFTイラストを制作するにはソフトやアプリが必要
- NFTマーケットプレイスは日本円で取引できる場所もある
- NFTアートイベントは2022年現在も企業やアーティストが主催しており盛り上がりを見せている
NFTのイラストはブロックチェーンと暗号通貨の技術を組み合わせたものデジタルアートです。
改ざんされず二次販売(転売)されてもアーティストに利益が入ります。
ネットで活躍するアーティスト達にもありがたい存在なので、デジタルアートはNFTに移行するのではないかと予測できます。
NFTアートは誰でも出品でき、誰でも購入できるため参入障壁がありません。
購入者も観賞用、投資対象としても価値が上がるかもしれないので、様々な用途で楽しめるでしょう。