Slash Fintech Limited「SBペイメントサービス」、「カイカエクスチェンジ」と業務提携
2023年5月16日、分散型決済機能をサービスとする「Slash Fintech Limited」、ソフトバンク株式会社の子会社「SBペイメントサービス株式会社」、仮想通貨取引所のZaifを運営する「株式会社カイカエクスチェンジ」の3社が、スマートコントラクト決済の普及促進を目的に業務提携したことを発表しました。
- スマートコントラクトとは
人の手を介さずに契約の履行や価値の移転を実行してくれるプログラムを指します。 - スマートコントラクト決済とは
ブロックチェーン技術によって効率性と安全性を担保した支払いを行える仕組みです。
また、業務提携を行なった3社はこれまで以下の決済手段を提供しています。
- Slash Fintech Limited:スマートコントラクト決済(Slash Web3 Payments)
- SBペイメントサービス:クレジットカード決済、PayPay、キャリア決済など多数の決済手段
- カイカエクスチェンジ:仮想通貨決済サービスのZaif Payment
業務提携の目的は、これらの決済手段を提供するにあたって培った「経験、知見、開発力」を活用し、日本市場におけるスマートコントラクト決済に関する様々な取り組みを連携していくとのことです。
ソース
?A new day, a new partnership, and good news
Slash Fintech Limited, SB Payment Services, and @zaifdotjp Exchange have entered into a business partnership agreement to promote the widespread adoption of smart contract payments.
?Read more: https://t.co/Smm34CDR6l pic.twitter.com/ecrzXKh5vR
— Slash Vision Labs (@SlashWeb3) May 16, 2023
スクウェア・エニックス決算発表、新規領域への挑戦に「ブロックチェーン・エンタテインメント」
2023年5月12日、大手ゲーム開発企業のスクウェア・エニックス・ホールディングスが決算発表(2023年3月期)を行ないました。
決算説明会で公開された資料では、「既存事業のさらなる強化と新規領域への挑戦」としてデジタルエンタテインメントを既存事業、新規領域にブロックチェーン・エンタテインメントが挙がっています。
また、2023年3月期に実施した施策「Web3領域への挑戦」は、以下が説明されています。
- ブロックチェーン・エンタテインメント事業部新設
- gumi社との資本・業務提携(当社及びSBIホールディングス社による共同出資)
- 海外8社、国内3社への出資※(含むトークン出資)
今後の方針「ブロックチェーン・エンタテインメントへの取組み」では、
- 「先駆者」となることが圧倒的成果を収めるためのカギ
- タイトルリリースを通じて、ビジネス検証とマネタイズを並行して推進
- 投資活動についてもグローバルで引き続き推進
上記3つを挙げています。
そのようなスクウェア・エニックス社ですが、NFTを活用したブロックチェーンゲーム「資産性ミリオンアーサー」をリリースして多くの人気を惹きつけており、今後は新たなブロックチェーンゲーム「SYMBIOGENESIS」をリリース予定です。
また、資料にある「更なる成長実現に向けた取り組みのまとめ」では、2024年3月期の重点施策として「ブロックチェーンゲーム開発の加速」を推進していくと発表しました。
ソース
大手仮想通貨企業「Coinbase」、シンガポールでサービスを拡大
2023年5月16日、海外メディア「The Block」によると、大手仮想通貨企業Coinbaseがシンガポールでサービスを拡大していると報じました。
Coinbaseは、2022年10月にシンガポールの仮想通貨ライセンスを取得した米国の大手仮想通貨取引所を運営する企業です。
今回拡大したサービスの内容は、シンガポールのユーザー向けにUSDC関連のステーキングサービスを追加したとのことです。
また、Coinbaseのシンガポール国内ディレクター「Hassan Ahmed(ハッサン・アーメド)」氏は、「我々Coinbaseは、グローバル企業として国際的な拡大を前進し続けることに熱心に取り組んでいる」と述べました。
尚、USDCの他にステーキングサービスを提供している仮想通貨は以下の通りです。
- ETH
- SOL
- ADA
- ATOM
- XTZ